2023年の箱根駅伝で駒澤大学が総合優勝した。監督・部員が多くテレビ出演等してマスコミを大きく報じていたが、全く言わないことがある。駒澤大学の駅伝部の選手が女子高校生と”交際”していたことにて起訴され、県青少年保護条例で有罪となったことだ。
両者の間には性的関係はあったが金銭授受はなく、両者の年齢は21歳と17歳であったとのこと。駅伝選手は駅伝部は退部したが、大学は退学にはなっていなかったようだ。現在大学に通学できているかは不明。
大学が”退学処分”にしなかったことは、大学当局はこの件が”退学処分”にするほどの”悪行”ではなかったと判断したと考えられる。私自身もこの件は逮捕・起訴するべき事案ではなかったと考える。(理由は別なブログに記載した。)
この選手は裁判で反省の意を示したと言うが、21歳の学生にこの件で青少年保護条例に対して違憲立法審査権の発動まで最高裁まで争うことを期待するのは酷というものだろう。
マスコミはこの”不祥事”に少しでも触れて、ほんとうにこの駅伝選手を逮捕・起訴してその人生を狂わせたことが正しかったかを問うべきと考える。