日々雑感

韓国尹大統領の「徴用工」問題・「従軍慰安婦」問題への認識は甘いのでは?

韓国尹大統領が「徴用工」問題を解決すべく努力している。努力そのものは評価するとしても、尹大統領の「徴用工」問題・「従軍慰安婦」問題への認識は甘いように感じられる。

現在「徴用工」問題について韓国内にて論議する評議会のようなものを立ち上げて論議しているようだが、「徴用工」の裁判当事者は抜けてしまってすでにこじれているようだ。2015年の「従軍慰安婦」合意を受け入れていない元「従軍慰安婦」は尹大統領の現在の方向性を批判している。

「徴用工」問題・「従軍慰安婦」問題はこれは”怨念”となっているのだから理屈で解決できること、解のあることとは思えない。尹大統領はこの「”怨念”となっていること」への認識が甘いように感じられる。
素人の私が見ても「徴用工」の裁判当事者と2015年の「従軍慰安婦」合意を受け入れていない元「従軍慰安婦」に対して尹大統領が今から提案するでろう「徴用工」問題解決案と2015年の「従軍慰安婦」合意を尹大統領が受け入れるよう説得することは政治的に不可能に見える。

私自身は普段はどちらかというと自民党政権には批判的な方ではあるが、韓国尹大統領の今回の「徴用工」問題への取り組みを現在の自民党政権が”様子見”模様なのは当然のように思う。
岸田首相は「従軍慰安婦」合意にて一度だまされたような形になっているので、今回「徴用工」問題で合意してもまた政権交代後実質的に無化されてしまったなら”二度だまされた男”と言われてしまうのは必定なので慎重になるのは当然であろう。

日韓の間の問題に解はない。それは理屈でなく”怨念”なのだから。

ひとつだけ気になることがある。あの”安倍土下座”像は今どうなっているのだろうか?
(2022/8/18)
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