散歩途中の、ホテル前の植え込みに、眼をやれば毛糸だらけ。
ロビーから出て来るお客さんは中国、台湾、韓国、ベトナム、と、アジアの方々。
ちらほらと、ドイツ、スェーデン、は、少数派。おや、日本人が、珍しいみたいな。
ケイトウという名前が付けられた由来として、中国の言い伝えがあります。
ある男が山で女性を助けます。その女性を休ませるために家に連れ帰ると
飼っていた雄鶏がその女性に向かって激しく鳴き、うるさくて手がつけられません。
困った男は女性を麓の集落まで送っていくことにしました。
しかし、その途中で女性は恐ろしい魔物に姿を変えます。
そのために雄鶏は激しく鳴いていたのです。
そこに後をつけてきた雄鶏が果敢に魔物に挑みますが、魔物を倒し自分も力尽きてしまいます。
男は雄鶏に感謝して手厚く葬ったところ雄鶏の墓から
まるで雄鶏のトサカをつけたような花が咲きました。
その花の名前を雄鶏にちなんでケイトウと名付けました。との事。
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