このたび、【gooニュース】で「中学生人権作文の審査担う方針 岐阜で擁護委員連合会総会」という記事を知りました。
ところで、いま、中学生の人権面で気になる案件があります。「2分前着席」の強要?!です。
「2分前着席」について、大垣市行政手続き「市政への意見箱」で質問したところ、「生徒(中学生)の自発的取り組み」旨、学校の見解が教育委員会経由で回答されました。いずれ見直す方向、しかし、当面は生徒の思いを大切にしたい、とのことでした。
疑問:生徒は、自ら本当に「2分前着席」を「自発的に」思い描いたのでしょうか? 私は保護者として、生徒の自発性という考え方を信じていません。業間休み、貴重な10分の中の2分です。先日の授業参観で、学校の先生がこの2分の効果で授業がスムーズに開始される旨のお話があったことなどから、2分前着席を真から望んだ人は生徒ではなく先生でないかと推察しています。
この件、いま、学校・教育委員会だけでなく、大垣市人権擁護推進室にも投げ掛けています。進展を期待できるかどうか… 先日の「市政への意見箱」では指名して回答を求めましたが、未だ回答なく、追加質問で再指名して回答を求めている状態です。
冒頭の「人権擁護委員」さんに相談できると、次につながる可能性があるのか… どういう流れで上の問題提起をすると良いか、しばらく考えていきたいです。
仮に、学校側が「生徒の自発性」を持ち出し続けるならば、第三者(例:法務局)に問題解決を相談する場合、調査対象は生徒になる可能性があります。
仮に私の予想通り、先生が生徒をそそのかして「2分前着席」を生徒主導のように進めてきたのであれば、生徒は「先生からの投げ掛けを信じて、2分前着席を進めてきたのに…」と思い、先生への不信感が始まる可能性を考えます。この取り組みを行った生徒の勉強面、生活面で悪影響が生じるかもしれません。こういう懸念がある中、まだ「2分前着席」強要を、「生徒の自発性」を学校が(そして教育委員会が)持ち出して問題改善を数ヶ月先送りするのか、いま、この問題は分岐点(分水嶺)にあるのかもしれません。
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今回の問題提起を考える際、次のブログが少しは参考になるように思います。
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最後に… 人権を考えるには次のリンク先が参考になりそうです。
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以上、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。