◯教育長(山本 讓君)
続きまして、ふるさと大垣科について御答弁申し上げます。
教育課程特例校は、文部科学大臣がより効果的な教育を実施するための特別の教育課程を編成することを認めた学校でございます。本市では、平成25年度に大垣の自然や歴史、産業、俳句文化等について学ぶふるさと大垣科の実施について検討し、平成27年度から実施することとしておりました。このため、実施前年度の平成26年度に、教科としてふるさと大垣科を実施するために教育課程特例校指定申請書を文部科学省に提出したところ、指定を受ける必要がないとの助言があり、指定を見送ったものでございます。なお、土曜授業を活用したふるさと大垣科の実施に当たりましては、定例教育委員会においてそれに伴う学校管理規則を改正しております。また、実施につきましては議会へ御報告するとともに、リーフレット等により保護者や市民の皆様に周知しております。
次に、ふるさと大垣科は郷土に対する愛着と誇りを育むことを目標としており、総合的な学習の時間とは別に実施するとともに、豊富な知識や経験を持つ幅広い市民の皆様の協力を得て推進するため、土曜授業を活用して継続してまいります。
今後も教職員の働き方改革を推進するとともに、ふるさと大垣に愛着と誇りを持ち、大垣のすばらしさを語れる子供を育成できるよう努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
◯教育長(山本 讓君)
ふるさと大垣科の文科省への教育課程特例校申請について御答弁申し上げます。
特例校の指定につきましては、ふるさと大垣科を実施する前の年度に当たります平成26年8月に文科省へ教育課程特例校指定申請書を提出したところ、指定を受ける必要がないとの助言をいただき、指定を受けなかったものでございます。その後、教育委員会において、ふるさと大垣科及び土曜授業の実施について、それに伴う管理規則を改正し、この間にふるさと大垣科の実施について、市民の皆様方への周知に努めてまいりました。御理解賜りますようお願い申し上げます。
文字化
続きまして、ふるさと大垣科についてですが、本市では平成27年度から、ふるさと大垣科を教科として新設するため、平成26年度に文部科学省に教育課程特例校の指定申請書を提出いたしましたが、国が示す教育課程を変更するものではないことから、指定を受ける必要はないとの助言があり、それに基づいて実施しているところでございます。また、土曜授業を活用したふるさと大垣科の実施に当たりましては、議会や定例教育委員会において報告するとともに、リーフレット等により、教職員はもとより、保護者や市民の皆様に学習内容等をお知らせしており、教育課程特例校の指定を受けなかったことについては、改めて周知する予定はございません。なお、ふるさと大垣科を平日授業に移行することにつきましては、授業時間数を確保するとともに豊富な知識や経験を持つ幅広い市民の皆様の協力を得て実施するため、今後も土曜授業を実施してまいります。
次に、市内の小中学校の教員の年次休暇の取得、時間外勤務の縮減につきましては、教職員が互いに休暇を取得できる職場環境の醸成に努めるほか、1ヵ月当たりの時間外勤務時間の上限を設定しており、とりわけ今年度の時間外勤務時間は、昨年度よりも大幅に減少するとともに、県の平均を下回るなど一定の成果を上げております。
今後も大垣市学校の働き方改革方針に基づき、教職員の働き方改革を推進するとともに、ふるさと大垣科などを通して、ふるさとに愛着と誇りを持ち、大垣のすばらしさを語れる児童生徒を育成できるよう努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。