神々の伝承は
人々によって書き変えられた
想念の呪縛
そこから自由にするのは
わたし自身
わたしがわたしから自由になるだけ
もうこの時代で破壊神にはなりたくてもなれないから安心して
チカラが強大過ぎて
あっけなく死んでゆく人間に怖がられ
自分を封印
やりたかったこと
全てを破壊したかった
自分を愛さない
自分を受け入れない人間を
すべて
殺したかった
愛されないこと
受け入れられないこと
拒絶されたこと
全てを終わらせたかった
それがパンドラの箱
そして
全てを破壊したいと思う自分を
一番壊したかった
殺したかった
自分さえいなければ
自分さえここにいなければ
みんな平和
みんな幸せに暮らせた
自分のせいだ
全て自分が壊した
でもね
宇宙の真理は
愛
愛しかない
壊すことができる真実は
この宇宙に
この世界にはない
最初から知ってる
だから安心して遊んできた
パンドラの箱の中に入っていたのは
ありとあらゆる災害、疫病、不幸
そしてそれを外に出したら
最後に残っていたのは？
神々の争いも
誰かとの喧嘩も
全部体験したかったことのカケラ
全ては愛で出来てる
そのことを思い出したら
ヴィーナスの誕生
再び女神としてのチカラが満ちてくる
滅したかったのはわたし自身
そして
それほどわたしはわたしが愛しかった
どれだけ否定しても
どれだけ否定されても
わたしの存在の本質が愛であること
愛を否定することが出来ないことを
わたしに証明したかった