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親子、母娘!

2014-07-18 | 日記

 天声人語にこんな話が載っていた。

 父親と息子が車に乗っていて事故を起こし、大けがをして別々の病院に運ばれた。すると、息子の運ばれた病院で出てきた医師が「これは私の息子です」と言う。はて、一体どうしたことか。

 その医師は子どもの母親だった。

 天声人語氏は、思い込みによる錯覚がよくあるのだという。誰もが医師というと、男性だと思いがちだ。逆の思い込みといえば、私自身の経験だが、大学でソフトボール部があるというので、どんなかわいい女子大生がやっているのかと思ったら、全員男子学生だったというのがある。タクシー運転手といえば、男性だ、看護士といえば、女性だと思いがち。こんな経験はよくあることだと思う。

 似たようなものが、「頭の体操」にあった。

 リヤカーを押しながら坂道を登る汗ダクダクの親子がいた。後ろで押している子供に、前で引っ張っているのはお父さんですかと聞いたら、違うと答えた。前を引っ張る人に後ろで押しているのは息子さんですかと聞くと、違うと答えた。さて、これはどういうことかという問題だった。

 すでにお分かりと思うが、これも思い込みのマジックで、前にいるのはお母さん、後ろは娘さんだ。

 思い込みは手品に利用される。政治家が手品を使ったら、国民はだまされる。おそろしいことだ。



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