ぼくはクラス一の美人が好きになってしまった。
ある朝、彼女にラブレターを渡した。
<ぼくはきみが好きだ。君がもし僕のことを好きじゃなかったら、この手紙はゴミ箱に捨ててください。>
その放課後、彼女が手紙を持ってぼくの前に来た。
もしかしたらと心が躍った。
「君がそれをゴミ箱に捨てていないということは、君も僕を好きだってこと?」
彼女は笑って言った。
「私に言わせれば、あなたはゴミ箱よ!」
そこまで人を傷つけられるのか?ぼくはぼろぼろと涙を流した。
《原創笑話2016-03-22“最狠女人心”》
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