インターホンの修理

バカな男の話だ。自分の家のインターホンが壊れた。

それで、電気屋に電話をして修理に来てもらうことにした。

ところが、朝から待って、夕方になっても来てくれない。

そこで電話をかけて文句を言うことにした。

「おい、どうして、インターホンを修理に来てくれないんだ？」

すると、相手の電気屋が怒って言った。

「わたしは何度も行きましたよ。ずいぶん待ちましたが、誰もドアを開けてくれないんですよ。あんたら、わたしたちをからかってるのかね？」

《中華風新聞2015-04-10週末幽黙》