昨日は彼岸の中日。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているが、昨日今日は、おとといまでと違って、少し暖かく感じられる。ようやく春らしくなりそうだ。
本来、彼岸とは、仏教用語だ。生死輪廻する現世を「此岸」とし、煩悩を解脱した境地を「彼岸」という。いわば、理想の境地である。
また、暦の上では、昼と夜の時間が等しくなる日だ。つまり、春の彼岸を過ぎれば、以後は、昼の方がだんだん長くなっていくということだ。
さて、いよいよ季節は明るい方へ向かい、気分も明るくなりそうだ。首相も予算を成立させ、「笑っていいとも」に出演し、日本は明るい方へ向かっていると言っている。
しかし、一般庶民は上がらない給料に、上がる税、上がる物価に苦しんでいる。
明るいニュースもあれば、暗いニュースもある。明暗同居する昨今だ。
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