「プレミアムフライデー」と聞いて何のことかと思った。おそらく関係ない人はたくさんいると思うが、どうだろうか。わたしは時間単位で働いている。私にとっては、特別に早く帰れる日なんて関係ない。
ただ思ったことは、この日は夕方の超満員電車が緩和されるかもしれないということだった。だが、結果はやはり超満員だった。消費を促すためといっても、3時に帰られるのなら、早く家へ帰って、自分の子供と遊ぶ時間を増やそうとか、あるいは自分の趣味の時間を増やそうという人が多かったのではないだろうか。
早く退社できるからといって、消費をしようとする人はあまり多くないと思う。なぜなら、年金など不安材料はたくさんある。できるだけ貯金しておかなければと思っている人が多いのだ。個人が貯金している金額はかなりのものになるという。もちろん、わたしも将来の不安を少しでも解消するために貯金して、無駄遣いをしないようにしている。
仕事ができなくなったら、どうしようという不安は大きい。仕事ができなくなった後、今の貯金額では5年ぐらいしか生きられない。この将来に対する不安を抱く人は多いだろう。消費はできるだけ抑制しようという人が多いのは納得できる。
そればかりではない、時間で働く者にとっては、プレミアムフライデーどころではない。身体の許す限り少しでも多く働きたいのだ。この制度は自民党が大好きな一部の大企業の人たちだけを対象にしたものだ。民主党政権が大切にするのはいつだって、大企業だ。それが小市民に還元されるには後、何十年かかるのだろうか。いや還元されることはないだろう。無意味な政策だ。
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