砂で出来た船みたいに ねぇ
崩れないでいて。
どんなに心伝えても
それが届かなくても。
埋めあって 温めあって 時々苦しくて
それでも良かったのに 私は何故
急いでしまったのかな。不安になったんだろう。
今 雨に気づいて 慌てて外へ出て
干してあったテーブルクロス取り込んだけど
冷たい雨で染みをつくってた
雨を孕んで重くなってた。
気付くのが遅いんだ
何時だって私はそう。
冬の雨が 雪に変わる確率はどれくらいなんだろう。
そんなこと考えて
胸の中から別の場所へ移そうとしたって
あなたは 追い出せやしないのに。
雨が雪に変わっても
春に花散らしの 雨が降っても
あなたが心の中から 居なくなることなんてきっとないのに。
北に向かって吹く風で
雲の流れが速いよ。
まるで何かに攫われてしまったように 途絶えた音信。
今を知れないことは 辛いことだね。
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