Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

「ありがとう。」

2008-12-31 22:00:42 | Weblog

 

遮るもの

そんなものない。

遮るもの

それがあるとしたなら

それはいつでも

自身のこころ。

 

遮るもの

そんなものない。

遮るもの

それがあるとしたら

それはいつでも

私のあまえ。

 

でもね一度だって

誰かに何とかしてもらおうなんて思わなかったよ。

私は私。

決めたこと

選ぶ道は全て

自分の意思だから

誰かにね、「丸ごと私を 背負って」なんて

今でもね 思えないよ。

私は私。

 

 

心は 思いは

夢は希望は

共有出来たとしても。

 

 

「引き受けて貰おうだなんて 思ったことは一度だってないよ。」

 

 

私は私。

君は君。

あなたはあなた。

 

いつだってね。

信じてるよ。

自分が大切に思った全てを。

 

 

明日もいい日にね、なりますように。

 

 

 

                 忍ぶ冬 愛しき君が 居らずとも 声無きままに 舞う冬蛍。 

 

 

 

   こころ穏やかな今年最後の一夜を。

 

 

 


解らない私のまま。

2008-12-30 20:42:09 | Weblog

 

道は続いてる。

幾方向にも繋がっているよ。

 

辿り着ける場所は

誰にだってあるんだよ。

 

雨上がりの輝く道を

ねぇ 辿ったら

素敵な場所に行き着くに違いない。

「時間軸は 永遠。」

 

見失っても 見誤っても

心から望めば 心から求めれば

心で歩けば 辿り着くよ。

行きたい場所に・・。

「時間軸は 永遠。」

 

 

 

「今年。」という区切り

それは 余りにもちっぽけだ。

 

「時間軸は永遠。」

 

 

 

「今年の最後の月に 触れて、そして離れてしまったけど 

けれどあなたには 感謝しています。」

こころから感謝しています。

「助けてくれてありがとう。」

言葉と 安らぎをありがとう。

 

 

ちっぽけな一区切りのそれでも大切な時間の中で 

私に関わってくれた全ての方に 「ありがとう。」

 

 

「来年も お世話になります』 それは明日言えるかな^^」

時間軸は・・そう、遅くても 24時間後。

 

 

 

 

あなたを この空の向こうに見ようとしていました。今日も。

 

 

 


紅い夢。

2008-12-29 07:49:03 | Weblog






まるで呪文のように静かに

繰り返される言葉に

私は夢うつつになってた。

その幻の中に

抱かれていたかった。

 

けれど どこかで

夢からは醒めるから

それが見ちゃいけない夢なら

当然のように醒めるから。

 

今 ここにある胸の痛みが

罪と引き換えの罰だなんて

そんな程度で済むなんて

思ってちゃいけない。

 

 

愛しすぎる程の夢だった。

 

 

 

だから夢から覚めても

また目を閉じてしまう。

 


fair wind

2008-12-28 19:43:45 | Weblog

 

 

悲しい? 私は悲しいの?

いいえ。悲しくない 思い浮かべられる人がいる。

 

近付いた意味も

多分離れてしまった訳も必ずあるから

受け入れるしかない。

 

埋められなかった隙間

埋めてあげられなかった隙間

風が吹いてるけど

受け止めるしかない。

 

今 ここで私 別の場所歩く人想う。

それでいい。これは向かい風じゃない。

 

怖がって保っていた位置を

少しづつ変え始めたよ 私。

変えたら 痛みは増えたけど

それでもいいんだ。

 

 

私の背中を押し続けるよ。

痛みを和らげてくれた言葉 声 

小指から伝わった温もり 小さく笑った唇。

 

着信音は変えない きりきり痛むけど。

いつまでも鳴り続ていい 忘れない為に。

 

ずっとただ一人 遠くでも想えたなら

それでいい もう何も要らない。

 

人を好きになるって

人を強くするんだね。

 

 

辛くて潰れそうな夜に 想う人がいるよ。

 

 

好きだって 今思えるそのひとは

多分どこかで幸せに向かってる筈。

 

 

 

辛くて潰れそうな夜が

今 私を支えているよ。

 

辛くて、ねぇ 潰れそうな夜に

思える人が

 

 

私にはいるんだ。 

 

 

 

 


限りなく永遠に近くの。

2008-12-28 18:59:05 | Weblog

 

 

変わる表情

立ち上がってこっちを見ないで

凍りつきそう。

 

でも 一人じゃ歩けない。

大丈夫居場所はちゃんとある

時々の痛みに耐えたらね。

 

大丈夫「大好き。」と言ってくれる子供達

旅立って行く時はもうあと僅か。

 

その時一人で歩くことを

考えればいい。

 

私は一人じゃ今は歩けない

彼も一人じゃ今は歩けないのかな。

 

 

 

大切な子供達旅立って行くまで

それまでを

「大好き。」に支えられてなら歩ける。

 

私にとって 今年の終わりも

新しい年も

区切りではないの。

 

区切りをつけるのは

もう少し後。

 

そうしたら もう誰と歩くのも嫌だ。

心に抱く思いだけあれば

それがいいんだよ。

 

 


瞼の裏。

2008-12-27 10:50:08 | Weblog

 

 

年賀状を投函して来ました。

 

手元に用意した数枚の普通葉書

今年お葬式に参列させていただいたお宅や

お亡くなりになったことも知らぬまま

喪中欠礼のお葉書を頂いたお宅への寒中葉書。

 

思えば

笑顔も 声も 厳しいお顔であっても

切なく蘇る。

 

人は

忘れる生き物だけれど

忘れたくないと思う。

 

関われたその幸せを。

 

新年を迎えるのもあと僅か。

「おめでとう。」は届けられないけれど

 

まだ 繋がっている。

そのことを伝える葉書を これから書こうと思う。

 

投函する頃は まだ凍える日々が続いている頃。

郵便受けに届けられない新年のご挨拶の変わりに

少し遅れて届ける便り。

 

 

私は 忘れたくないから。

色んなこと全て。

 

 

 

 

 

 


移ろわない。

2008-12-26 10:45:12 | Weblog

 

 

人はそう簡単に

強くなることなど出来ないから

今も こころ痛めたままなのでしょうか。

「淋しい。」と 

その声が今も 

聴こえる気がしていまいます。

「寒い。」と

震えてる肩が 

見える気がしてしまいます。

 

 

でも あなたには

信じていて欲しい。

あなたの今迄の痛みが

いつか少しづつ

あなただけのための

幸せに変わること。

 

だれのためでなく

その痛みに

耐えてきた

あなただけのための幸せが

近付いていることを 信じていて。

 

そして それはやがて

あなたの周りさえ 幸せで包むから。

 

生きること

取り戻しながら

生きること。

その決意をした

あなたを信じてる。

 

辛い夜に 

負けないでいて

歩いてる。

そのあなたを 

ここで信じるから。

 

 

 

 

 

追伸、

「無理だけは しないでください。」

たったひとつ

その約束だけは

お願い

忘れないで。

 


叶いますよう。

2008-12-25 14:15:10 | Weblog

 

長男の親友は

娘の大好きな彼。

海外へ行ってしまう 彼の引越しももう直ぐ。

娘とお揃いのストラップをプレゼントした。

 

それから3人の為のミサンガ。

私はチャレンジしたことも無かったけれど

友人に上手に作ってくれる女性がいて

「急いでいるんだけど・・。」

そう話したら快く引き受けてくれて

今日届けてくれました。

 

間に合って良かった。

 

彼とお父様は外国国籍なのだけど

彼は日本で生まれた為日本語が至極上手。

その代わり国の言葉を話せないそう。

息子は「彼が帰国したら電話してもいい?」そう言う。

時差も確認しないまま「お話したいよね・・。」そう言った。

「Air Mailを 書くといいよ。」付け加えた。

 

言葉のやり取りは

心のキャッチボールは

いつまで続くかな・・。

大切に抱いてゆけるかな・・。

心は 望むと望まざるに関わらず

変わってしまうことがあるけれど

今ある大切な友情という思い 薄れるのが少しでも遠くなりますよう。

 

「俺は日本に居たいんだ。」

「大人になったら きっと帰ってくる」

そう話している母国語の話せない彼の笑顔が

何だか切なくて堪らない。

 

それぞれの 想いが叶いますよう。

 

手渡すのは「願い。」

 

でも 胸が痛い。

 

 

        


tardy。

2008-12-25 08:49:20 | Weblog

 

 

雪が降り始めました。

 

 

やっと・・・。

 

やっと 解った気がしています。

 

あなたの伝えたかったこと。

そうして

解ってほしかったこと。

 

 

 

ごめんね。

本当に私、馬鹿でごめんなさい。

 

 

 

もしも いつか

あなたの声を聴けたなら

私の声はきっと小さいかな

声にならないかもしれない。

 

もしも どこかで

あなたを 見かけたら

私はきっと慌てるかな

どうしていいか解らなくて。

 

そんな淡くても期待は 

とうてい叶わないけれど。 

 

 

今頃 見えてくる思い。

 

 

 

 

 

 

 

今 雪が降っています。

 

お花屋さんで選んだ

ビロードのような深紅の

薔薇の棘は抜かれていたけど

庭先から枝を折った緑色のその葉が

指に痛かった。

想うそのことが意味をなくしても

想わずに居られない。

 

 

 

 

薄暗い部屋の窓

映りこむ今日までの灯り

点いたり消えたりしてる。

 

 

窓の外

あなたのこころのように 白い白い雪が

今 降っています。

 

 


訳。

2008-12-24 07:38:58 | Weblog

 

何故ここに 居るんだろう。

何故彼は 別れないんだろう。

偽りの温もりを痛いほど感じる日々。

 

それでも今夜はChristmas Eve。

キャンドルの灯りと

ツリーのイルミネーションの点滅

リクエストのお料理とケーキをを並べて

笑えるかな。

笑わなくちゃ。

 

昨日子供達をつれて

あれこれお買い物。

「ママ、ありがとう。」を何度も聞いた。

だから 私はここにいるんだね。

 

何故だろ

今までで 一番辛いEveになりそう。

 

夕べみた夢は

誰にも話せない。


花をあなたに。

2008-12-22 15:25:32 | Weblog

 

お元気でいるでしょうか。

無理をしては いないですか。

知れなくなった日常や

伝えられなくなった想い。

ここに書くことさえ

意味をを成さないかもしれませんが。

 

優しい持間でした。

柔らかな時間だった。

ここ数年のどの時よりも

こころ穏やかで居られました。

 

あなたは

急かすこともせず

私の無知も責めず

言葉は穏やかで

振る舞いは優しく

乱暴でもなかった。

 

駅のホームで前を歩いていたあなたが

振り返って差し出してくれた手に

嬉しくて駆け寄ったあの時の気持ちを

宝物にします。

 

 

心は 落ち着けなくちゃいけない。

ギスギスとしていたり

棘があったり

きりきり舞いしていたら

いけませんね。

 

深呼吸しなくちゃいけないのは私。

「すぅーっ。」っと息を吸って 吐いて。

好きなアガパンサスのお花を

アルバムから取り出して

眺めてみたら 

静かに微笑むあなたを想い出したの

 

 

空白の時間があまりに苦しくて

忘れてしまいたいなん言っていたけど

少しだけ重なった時間は嘘じゃなかったと

信じることでしか 歩けないから。

それは信じさせてね。

 

あなたと繋がっていられた時間は

今も変わることなく とても愛しい時間です。

 

あなたは 無理をしすぎるから

そうすることで自分を歩かせているような人だから

自分を労わることを時々 思い出してね。

 

 

あなたがいつか

取り戻したいと言っていた何かを

一日でも早く取り戻せますよう。

私はここで 願うことにします。

 

 

 

お体に気をつけて 

ここから時折お便りさせてください。

 

 

追伸、

 「恋の便り・愛の便り」  アガパンサスの花言葉のなかのひとつ。 

 これは 恋文なのかもしれません。

 あなたへの。

 

 

 

 

 


声の便り。

2008-12-22 09:48:41 | Weblog

 

大切なもののひとつ。

 

明治中頃の生まれの 

母の父の和装コートを

大正生まれの母が 

洋装のコートに仕立て直して着ていたコート。

数年前に私が譲り受けて 

ボタンを替えて着ているとても古いコート。

 

私は母が40歳を暫くすぎた頃

辛い思いをして産んでくれたのだけれど

その後 母達なりの事情で一旦は幼女に出されたそう。

けれどその後 父がいたたまれなくなり

もう一度 父と母の元に戻ったと聞いている。

 

父は子煩悩で優しく 母は厳しかったかな。

叱られていた記憶の方が多い。

今しがたそんな母から電話があった。

「クリスマスもお正月も毎年何もしてあげられなくてごめんね。」

その声は 思い出の中の母の険しい声とは違って

頼りなく静かで 優しい声だった。

少し心が折れそうで

そんな時をまるで見計らったみたいに

届いた母の声に

受話器を置いた私は 

涙を抑えられなかった。

 

 

大切な人が 元気でいること

そしてそれを知れること

それは幸せなことです。

 

 

 

 


音信。

2008-12-21 15:45:53 | Weblog

 

砂で出来た船みたいに ねぇ

崩れないでいて。

 

どんなに心伝えても

それが届かなくても。

 

埋めあって 温めあって 時々苦しくて

それでも良かったのに 私は何故

急いでしまったのかな。不安になったんだろう。

 

今 雨に気づいて 慌てて外へ出て

干してあったテーブルクロス取り込んだけど

冷たい雨で染みをつくってた 

雨を孕んで重くなってた。

気付くのが遅いんだ

何時だって私はそう。

 

 

冬の雨が 雪に変わる確率はどれくらいなんだろう。

そんなこと考えて

胸の中から別の場所へ移そうとしたって

あなたは 追い出せやしないのに。

 

雨が雪に変わっても

春に花散らしの 雨が降っても

あなたが心の中から 居なくなることなんてきっとないのに。

 

北に向かって吹く風で

雲の流れが速いよ。

まるで何かに攫われてしまったように 途絶えた音信。

 

今を知れないことは 辛いことだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


冬の朝。

2008-12-21 08:30:15 | Weblog

 

 

忘れたいよ。

 

 

 

忘れてしまいたい。

出逢ったことすら

交わした言葉さえ。

 

出逢わなきゃ良かった。

優しい想い出になるなんて

思えないんだ。本当は。

飛び越えたら

ブレーキを外したら

辛くなるの解ってて

外したのは私だけど。

 

 

 

背中を向けるのを感じて

近付いたと感じて

何度か繰り返して

 

幾つかの約束をして

 

その中のひとつ

「さよならは ちゃんと伝えて。」

 

「待っていて欲しい。」なんて

最後にそんな言葉残したままで

 

あなた・・・ずるいよ。

 

 

いつまでも 待ってしまうじゃない。

吹っ切った振りが出来ないじゃない。

 

あなたと 出逢ったことなんて忘れたいよ。

 

忘れたい。

あなたが戻らないなら 今すぐに 全部忘れてしまいたい。

 

 

 

 

「傍に いて欲しかった。」

今も

「傍にいて欲しいよ。」