Letter

  

 あなたに逢えて 良かった。


  ありがとう。


  春の雨。 



  

この空のあとに。

2009-09-30 15:03:21 | Weblog

 

少し離れたところを見よう

切り取る景色を変えてみよう

 

誰か本当に守り抜きたいなら

出来なくてもそうしたいなら

私はもっと強くならなくちゃ・・

 

したいことと出来ることは何時も同じじゃない

 

 

灰色が落ちそうな空が少しずつ

風で流されて

雲が消えてく

 

雨の上がる空を

イメージして。

 

いつか必ず

 

青い抜けるような空の下を

歩くの

風に吹かれて・・・

 

 


紫式部には 焦がれずとも。

2009-09-25 23:16:35 | Weblog

 

あの日咲いていた

薄紅とも薄紫とも現せない

零れそうだった小さな花は

高貴な紫色の実を付けました

枝は重みでしな垂れているけど

不思議と胸を張っているようにも思えます。

 

 

これから

幾日が経とうとも

肌から纏う一枚を外す度

あなたを思い出そうと思います。

 

後ろ襟の加減は

きっと あなたを思い浮かべて 決めるのでしょう

あなたの いつか微笑みの向こうに 在れるよう。

 

それは 

私の幸せだから

 

それがどんな形でも

続いてくことの幸せ・・・。


銀木犀の咲くまでが。

2009-09-25 15:29:49 | Weblog

 

9月の陽射し溶け込んだ風が

オレンジ色の午後に運ぶ

まるで踊るような

甘い甘い香り

花は金木犀

 

もう少しで西日のあたる窓の外

雨の色に紛れそうに咲く

淋し気に漂うだろう

静かな香り

花は銀木犀

 

 

金木犀のように強い芳香はないけれど

雨に濡れたら銀色に咲くその花の

静かな香りが待ち遠しくて。

 

 

 


離れないで、時々離れても。

2009-09-19 21:02:57 | Weblog

 

ねぇ ねぇ。

今日の夕暮れ時少し前

こんな空だったの

見せたかったなw

 

一緒に見れるね

また別の美しい空

あなたが「綺麗だな。」ってそう感じる空。

 

そばで見られたらとても幸せだけど

離れてたって同じ時

同じ空を見たいと

思えたなら・・それでいい。

 

でもその前に思うの・・・

私に出来ることは

ないのかな・・・って。

 

今私に出来ること。

 

あなたの為にできること。

あなたがいてくれること

それが

私を一番助けてくれてるから・・。

いつも助けてくれて

ありがとう。

 

この空の反対側

 

あなたがいたよ。

 


見上げるの。

2009-09-16 13:06:56 | Weblog

 

今も

円らな瞳 見つめ返した。

 

今朝お散歩に行けなかったから

夕方には連れ出してあげなくちゃ。

 

風が変わったから

心なしかゆっくりになる歩く速さ。

 

それでも彼はこちょこちょと

忙しそうに足を運ぶの。

信号を待つ間は

部屋にいるときと同じ

こんな顔で見上げるから 見詰め合っています^^v

 

 

 


抑えこんだ気持ち。

2009-09-15 16:28:40 | Weblog

 

胸に出来た隙間いつか

辛いあなたが埋めてくれたように

離れた場所で今

痛んでいるあなたの

今にも砕けそうに脆い全て

「包めるのが私なら。」それが本心。

 

 

昨日青く高かった空が

今日は落ちてきそう

時々雨が降るかもしれない

 

それで いいの

 

あなたは何も悪くないのに

何時だって悪くなかったのに

 

あなたがあなたを許せない

そんな「罪」なんて何処にもないの

 

穏やかで柔らかで

そして静かな時間のなかに

あなたにいて欲しい

きっと向かえるから

 

 

追伸

両の人差し指と親指 

ファインダー作って

あなたが切り取った景色の前 佇んでも

ぼんやり街を歩いてても

ひとりコーヒーを飲んでいても

いつだってそこにあなたがいます。

 

 

 

 

 


何度でも。

2009-09-13 19:20:32 | Weblog

 

行く先の逃げ水

何処までも追いかけて

届くものならいいね。

 

近づいたと感じた途端

消えるてしまうけど

でも ほら、その先に

また浮かぶから

届かなくても

その場所まで行くよ。

 

 

車を降りて一歩森へ入れば

もう秋を告げる山野草が咲き始めてる

逃げ水の季節も

少しお休み。

 

手折ることなど決して出来ない

どの色も濁りなどないままだから

そっと包みたくなるけど

触れられない。

 

すぐ傍で

じっと見つめ

焼き付けて仕舞っておきたい。

 

本当は

そっと包みたいよ そして

触れてたいんだ。

 

 

 


同じ場所にいなくても。

2009-09-11 09:05:12 | Weblog

 

少しまた少しと肌に触れる風は

冷たくなっていくよ。

曇り空の下に

いま広がるのは

白の向こうの白。

 

「ピンッ。」ってほら 張り詰めていく空気の中で

 

想えることの喜びだって苦しさだって

失くしたくないと思ってる私がいるよ。

 

 

いつか神社でふたり手を合わせた

あのときの願い事はきっと別々だったけど

 

私の願い事は今も変わらない。

教えちゃうと叶わないから 内緒だけどね^^v

 

私はきっと叶うと 信じてるんだよ。