今週号のヤングマガジン、空手小公子物語より。
“君は弱い…
技も…
身体も…
心も…
何もかも…
そして一番問題なのは…
そのよわさに、何一つ向き合っていないことだよ
だから…
なんの覚悟もなくリングに上がる…
身の程を知らないから…
覚悟なんてある訳がない
もしかしたらマグレで…
相手の失敗や怪我で… 勝てるかもしれない
負ける覚悟もないから…
そんな甘いことを考える…
ただの 子供… ”
負ける覚悟 この言葉で、はっ!と、思い出したことがあります。
長男が中学二年の時に、U先生から、今年も関東大会に出場しろ、と言われたことがありました。
結局、彼は出場しませんでした。
出られるんだから、出れば!?
と言ったら、
出ても勝てないから出ない、との事。
勝てるほど練習できていない、というのです。
出られるから出る、ではなく、勝てる自信、それを裏打ちする練習をしているから出る、という事だったのかと、改めて気づかされました。
あのときは、負ける覚悟があったから、出なかったのか。
小さい頃から、覚悟をもって試合に望んでいたんだなぁ…と、改めて長男に敬意を表します。
そんなことを思いだし、考えさせられた戦う覚悟でした。