歯を食いしばり、地べたを這いつくばり、自分の事ではないのに、会えば罵られ、頭を下げて教えを請い、結果を出そうと努力しても足を引っ張られ、四面楚歌の状況の中、一度は人生をあきらめた…
そのときは、もう、どうにもならないところまで来てしまっていた…
ただ一人、そんな自分に利害を省みずによくしてくれた先輩にだけは、一言言っておこうと、帰りの車の中から電話を掛けた。
声を聞いたら、泣いてしまった…
そんなつもりは無かったのだが、勝手に涙が止めどなく溢れてしまった…
今でもよく覚えている。
先輩は言った。
“うまくいかないことは、何回でもある。俺だってそうだ。でも、諦めたらそこで終わりだ。”
先輩のその言葉を聞いて、思い直した。
“この先輩でも、そんな思いをしてやって来たんだ。だから、自分なんて、まだまだなんだ。”
それから、自分を罵り、足を引っ張った奴らを見返してやるために、今に見てろよ!!
っと、ここまでやって来た。
見返せたと思う。
順調に行くまで二年、自分のスタンスを確率するまで、さらに一年。
三年かかった。
その苦しみ、辛さは、誰にもわからないだろう…
ここまでやっても、四面楚歌なのか…
火の粉が全て自分に降りかかる…
そっちには追い風が常に吹いているようで、火の粉は全くいかない。
全部こっちに来る。
結局、そういう運命なのか…
それでも、逃げずに立ち向かおうと思うが、…
立ち上がっても、四面楚歌なのは、さすがの自分でもつらい…
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以上は、自分が銀行を辞めて、今の仕事につき、自分に無責任に仕事を投げられ、全く管理などが分からなくて、手探りをして、敵だらけの暗闇の中をさまよっていた時に書いた自分の心の叫びです。
あの時もかなり精神的に辛い思いをしました。
茂原にいた時以上の苦しさでした。
人生を諦めた=死
です。
本気でした。
ただ、本当に最後に電話をかけた先輩の言葉に救われました。
何が言いたいかと言うと、どんなどん底の状況でも、どんなに敵だらけでも、必ず自分の味方になってくれる人はいるという事です。
長渕が歌の中で言っています。
生きて生きて生きまくれ!
お前の命は生きるために流れている!!!
マッサンの様に、挫折しながらも、人に助けられ、また、立ち向かい、また、自分も損得勘定無しに人を助け、生きて生きて生きまくりたいと思う!!!!