俳句が自然をメインに、季語を入れて詠むなら、人間のもつおかしみやユニークさを観察し、それを五七五に詠みこんでいくのが川柳だと思う。
同じ五七五だが、季語は不要だ。
けれども、単なるダジャレや語呂合わせとは違う。
川柳を始めてまるまる10年が過ぎた。
その間この場で賞をいただいたものなどを順を追って記してきた。 思い返せば、それももう3年が過ぎてしまった。
あと何年川柳を書いていくのだろう。
いや、書いていけるのだろう。
華やぎてやがて淋しき雛の顔
(平成30年4月)
商家に伝わるひな人形めぐり俳句
一般財団法人東近江市観光協会
改元は あるが改心 ない政治
(平成31年2月)
勝山左義長絵行燈川柳全国公募
勝山左義長まつり実行委員会
「つれづれ(141)川柳と俳句」