これまで、不登校・登校拒否などの理由でほとんど学校に行っていなくても、卒業証書をもらってしまった、いわゆる「形式卒業」の方は、夜間中学に入学することができませんでした。
卒業してしばらくたって、実質的な学力が付いていなかったり、社会に出て仕事をしていく上で人間関係がうまく取り結べなかったりする中で、夜間中学に入ってもう一度学び直しをしたい、と願って問い合せをしてくる方が沢山いました。
しかし、その人たちは『卒業している』ため、入学できなくてその道を断念せざるを得なかったのです。
長い間、夜間中学の現場では、そのような形式卒業者にも夜間中学の門戸を開いてほしいという声をあげ続けていました。
この度7月30日付けで、文部科学省が各都道府県教育委員会教育長と各指定都市教育委員会教育長に対して、『義務教育修了者が中学校夜間学級への再入学を希望した場合の対応に関する考え方について』という通知を出しました。
そこには、『入学希望既卒者については、義務教育を受ける機会を実質的に確保する観点から、一定の要件の下、夜間中学での受入を可能とすることが適当であると考えられます。』と述べて、きめこまかな具体的な配慮が記されています。
文部科学書のホームページをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/07/1360566.htm
長い間、実質的な学習権の保障を願ってきた現場には大きな朗報です。
夜間中学の歴史の中でも大きな一つの出来事だと考えられます。
この嬉しいニュースを一人でも多くの方にお知らせし、これまで入学を断念してきた方や、既卒者で学び直しを願っている方たちに、すぐにも勇気を持って夜間中学入学に名乗りを上げて頂くよう、働きかけていきましょう。
卒業してしばらくたって、実質的な学力が付いていなかったり、社会に出て仕事をしていく上で人間関係がうまく取り結べなかったりする中で、夜間中学に入ってもう一度学び直しをしたい、と願って問い合せをしてくる方が沢山いました。
しかし、その人たちは『卒業している』ため、入学できなくてその道を断念せざるを得なかったのです。
長い間、夜間中学の現場では、そのような形式卒業者にも夜間中学の門戸を開いてほしいという声をあげ続けていました。
この度7月30日付けで、文部科学省が各都道府県教育委員会教育長と各指定都市教育委員会教育長に対して、『義務教育修了者が中学校夜間学級への再入学を希望した場合の対応に関する考え方について』という通知を出しました。
そこには、『入学希望既卒者については、義務教育を受ける機会を実質的に確保する観点から、一定の要件の下、夜間中学での受入を可能とすることが適当であると考えられます。』と述べて、きめこまかな具体的な配慮が記されています。
文部科学書のホームページをご覧下さい。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/07/1360566.htm
長い間、実質的な学習権の保障を願ってきた現場には大きな朗報です。
夜間中学の歴史の中でも大きな一つの出来事だと考えられます。
この嬉しいニュースを一人でも多くの方にお知らせし、これまで入学を断念してきた方や、既卒者で学び直しを願っている方たちに、すぐにも勇気を持って夜間中学入学に名乗りを上げて頂くよう、働きかけていきましょう。