あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■日東科学(ニットー)パンサーG型 前日譚《制作編》/月刊アーマーモデリング−AMオーディション2025『20世紀の模型』

2025-01-24 17:51:34 | モータライズ模型
 月刊アーマーモデリング誌の、

《AMオーディション2025『20世紀の模型』》

に付随しての、一部掘り起こしの記事になります。《前日譚》 としては、その①になる感じっ、でっす。

↓↓『AMオーディション2025』結果発表 掲載誌↓↓
 

 ところがです、どういう訳か、その時の制作写真がほとんどないのです。
 昔のDATAから発掘が出来ないのか、当時のデジカメ事情的にあまり多く撮れなかったのか、今となってはちと解りません。
※少し思い出しました。当時のデジカメ事情ですね。暗所に猛烈に弱く、作業台が暗いのでどうやってもノイジーで汚いので、撮らなかったかと。あと、油分使うので手が汚れやすく、都度、拭って撮るのが面倒だったんでしょね、当時は。
 
 まあ、このKITの制作記と動画は一度UPしてあるので、流し調でザッと行っちゃいます。多分、このblog内の、『モータライズ模型』カテゴリで引っ張れると思います。ごめんちゃいm(_ _;)m → スマートフォンだとこの機能、無効なのですけどね。申し訳ない。てか、興味ないでしょ?
 
▲この時点では、TAMIYAとミツワモデルのリモコン戦車プラモデルをそこそこ作れていた筈。日東科学製(ニットー)は、初になる。パケ絵、最高。これだけでお米、何倍でもイケる♪
 
▲KITそれ自体の構造/造形や考証はなかなかに雑なのだが、代わって取説は何故かもの凄くしっかりと作られている。それと、『日東のタンク〈リモコン〉』はたくさん、6種類もあったことが記載されている。全部作りたいのは、言うまでもない。
 
▲不安しか誘引しないギヤBOX周り。出来上がり状態で出荷される。泣き所のピニオンギヤを新品に交換したかは、記憶ナシ。今となっては、激しく後悔。デカールはもちろん、逝ってる。転輪類が珍しくポリキャップ系素材。これだと当然、塗装は難儀する。
 
▲まず、作動しないとどうにもならないので、足周りを簡単に組み始めてしまう。本KITはリモコンが、“前進後進”しかなく、シャーシと履帯との間に挟まっている左側の白い部品(カム)が、『後進』の際、路面に引っかかり左側にお尻を振る、当時物リモコン戦車プラモデルでよく見られる機構を備える。何気に、この動きは面白くて好き。
 
▲リモコンも組み終わり定番の電源ケーブルのボンディングも終了している状態。しかし、シャーシ(足周り)から配線を引き出す位置を間違えている。当然、後々、泣く局面も『ある』。
 
 本当に、極端に制作過程写真がないのです……💦 何故か。ノイジーでもたくさん撮っておくべきでした。記録って、とても大切だし、宝物になるので。
 
▲足周りウラ側。本来は、ギヤBOX下に設けられている丸い穴から配線を引き出す。ただ、考えようによっては、この部分から配線を出すと、下面の障害物と干渉するので、間違えてよかった、とも言える。結果論として。その手前、郵便ポスト投函口のようなスリットは、おそらくシングルモータライズ仕様KITの際の、前後進を切り替えるレバー式スイッチが出る場所。
 
▲何時もそうだが、モータライズ模型は『どこでもそこでも』走らせてしまうので、こういった浸水や泥、砂が入りそうな隙間類は毎度、蓋をしてしまう。通常は見えない場所なので、処理はいつもこのくらい雑。
 
「見えない箇所の処理は適当」、は、ガンプラだろうとなんだろうと、一環しています。時間勿体ないので (´ε`;)ウーン…
 
▲突然、車体と砲塔/砲身がもう足周りに載っかっている写真。仮組み状態とはいえ、本当に極端に過程写真が見つからないKITだった。
 
▲TAMIYAセメントの瓶に囲まれているが、何か意味あってのことと思う。よく、接着中の位置固定にスクエアの瓶を使う。モータライズKITは接着を手抜きすると走行中に大きな支障を来すので、ガッチリ固定させる必要は絶対。
 
 ミニ四駆のように「適度に負けてくれたほうがー」「いなして頂戴〜」、なぞというモノは皆無です。TANKなのだから、堅牢イチバン❗❗ 110 mm(㍉㍍) バンザイ❗❗
 
▲恐ろしく付属品などが端折られているKITだが、これはその僅かながらの付属品を固定済みの状態と思われる。ライトと機銃、謎の丸い棒(筒?)。砲塔部ハッチの機銃は接着はせず、挿すのみのフリーで、動く状態にしてある。
※先日、知ったが、筒は中にクリーニングロッドが収納、ハッチの機銃は通常はナイようで、対空銃座の際、出して装着するとか。機銃のほうは、ほんとか? つまり、左右に360°だけでなく、上方にも向いたと。何、撃つんや? ドローン、まだナイし。
 
▲カラー指定は取説に親切&事細かに記載されていたが、昔買い揃えておいたこれを使った。モータライズなので、モノによっては『ざっくり』でよい、という持論。迷彩も簡単に出来るメリットもあり。
 
 なお、こちらの『Mr.カラー特色セット NATO軍ドイツ連邦軍戦車色 CS664』は生産を終了していて、現在は各々単品として継続販売中です。
 
Mr.カラーの、
  • C519 つや消し ブロンセグリュン RAL6031 NATO軍・ドイツ連邦軍戦車色
  • C520 つや消し レーダァブラオン RAL8027 NATO軍・ドイツ連邦軍戦車色
  • C521 つや消し テーアシュバルツRAL9021 NATO軍・ドイツ連邦軍戦車色
がそれぞれ、該当します。成分は、溶剤系アクリル樹脂塗料、とのこと。
 
  
 

▲どこをどうみても寒空の下、青空塗装しているのは明白。ただ、この頃はまだ、真夏は蚊🦟対策がたいへんで、塗装面の温度管理などがしっかり出来れば、ヤツラが出現しない時期の方が楽。湿度が低いので『かぶり』も起きにくい。ただ、定着時間は掛かる。
 
▲というか、下面も一応塗ったようだ。塞いだプラ板がさすがに目立つのが嫌だったのだろう。ただし、エアブラシとのset写真がないので、これはいったい何をしようとしている状態なのかが解らない。
 
 ワタシは戦車に限らず、『成形色生かし』も心情なので、余程の大作でない限り、全体にサーフェイサーを吹くことはなく、よく解らないです。
 幾ら何でも、あの面倒なエアブラシsetを出していたら、必ず “ 一緒に写ってる写真 ” は撮るので。習慣として。
 しかし、寒そうだなー。鉄の棺桶、きっと当時の軍人さんも我慢して乗車していたのでしょうね。あれ、でもパンサーって暖房は付いていたんだっけ? 世代によっては。うちのクルマよりラグジュアリーじゃんw
  
▲もう、本当に制作過程の写真がなさ過ぎ。色々、端折り過ぎ。いきなり迷彩塗装と簡単なオイルにじみ処理、済んでる。塗装の過程記録すらないのは、本当に不思議。
 
 段階としては、「これからコノ、どうしようもなくヤレてる逝ってる当時物のデカールを “ そっと ” 貼っていきますよ〜」、なのだと……。あと、『オイルにじみ処理』というか、きっと雑なウェザリングの予備下地だと思います、これは。バレバレ過ぎるので……(-_-;)
 
▲今となっては、色々な問題を引き起こしたモノが大量に写っている写真。というか、アングル。
 
 そもそも、当時のドイツ戦車って、バリエーション展開や順番があまりに謎なのですよね。ワタシ、別にマニアではないので詳しい訳ではありませんが、この『G』型だってアイダがあまりに飛びすぎていたり、他の車両も現地改修バリエーションについて枚挙に暇がない。
 おそらくは戦線が余りに伸び過ぎて、もうそうならざるを得なかったのでしょうね。戦時中なのでいちいち記録なぞ残している余裕はなかっただろうし、兵站も間に合わない。敗戦国なのでニッポン国もそうですが降伏に際し、機体/機材は疎か、資料類も敵方に渡らぬよう処分してしまった可能性も考えられます。
「戦争は勝って終わらなければ意味がない」、を象徴する出来事です。
 
▲通常だと相当な懸案事項になる『もうどうしようもなく逝っちゃてるデカール』だが、OLD KITばかり作っている身となると、もはやお手の物。何の問題もなくキレイに貼れた。もちろん、ここまでパーペキに貼るにはかなりの事前準備が必要なのは言うまでもない。
 
 このKIT、まあ何かしらの手段を講じれば解るのかもしれませんが、scaleが不明なのでひたすらに『流用』が利かないの、とても手を焼く点でした。
 
▲砲身先端あたりにこんなマーク入っている戦車プラモデル、始めて作った。KITそれ自体の構造や忠実さは別として、取説での考証は結構な気合の入りっぷりなので、意味がある筈。
 
 ▲順番は前後するが、豪奢なイラストの箱と並べての記念写真、かと。パンサーの下に敷いているカッティングマットは100均の物なので、解るヒトにはこれでscaleが解るのかもしれない。
 
 なにせ、パンサー(パンター)自体を作るのが初めてなので、手元に比較対象がなく、簡単には解明出来ません。これを見て「○/○○○scaleくらいでは?」、と予想出来そうなかたは是非、コメント欄でお教え願えると幸いで御座います。色々と不便なんで💧
 
▲これは、何処かに走らせに行く前の写真かと。
 
▲この、定番のケースにこんな具合で収まる程度のSize。まあ、アンテナがないから収まるのだが。
 

 これにて、流しての「過去」制作編はEND。今回は、『AMオーディション2025』応募にあたっての再掲に近いので、この程度でーす。

↓↓『AMオーディション2025』結果発表 掲載誌↓↓
 
 
-つづき-
 
 
やかん

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