月刊アーマーモデリング誌−AMオーディション2025『20世紀の模型』、に付随する記事、その②的な。
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なにかもう時系列が破茶滅茶ですが、『前日譚』としての《スタジオ撮影編》です。
どういう過程と経緯で各撮影をしたのか解り難い写真も出て来たのですが、やはり今回はコレが本題ではないので、流しレベルで。
まずTOP写真は、デカールすら貼っていないので「外を本格的に」走らせているのかどうかも怪しいです。試験走行は常なので(ビンテージKIT都合)、何かしらのオモテでの走行はしているのは確実でも、にしては履帯が『キレイ』なので、せいぜいで乾いた土か砂利程度かな?
アンテナも、ハッチ横に備えられる機銃も、見当たりません。何かの確認用撮りだったのかも。
▲ここからが、『当時』の『マスタ』。この頃は“トリミング”の概念がなく、なかなかに酷い。紙媒体では普通だったかもしれないが、今となってはwebにはそぐわない。が、敢えて『イキママ』で掲載した。コレが『ジブンの当時』
▲ウェザリングをほぼしていない模様。理由不明。ジブンとしてはこれは相当に珍しい状態。完成させとにかく走らせられる状態にすることを優先したのか? にしても、ナニカあった可能性大。
あと、よく見ると砲身が反っていますね。OLD KITというかビンテージプラモデルは、長いことよくない環境に置かれている(うず高く積み上げられ箱が潰されたり、そうでなくとも箱内部でランナー類が絡み合い圧がかなり掛かっていることが多い)ことがほとんどなので、そういった都合もあるのでしょう。水濡れ品も珍しくありません。
でも、買うんよ。今や製造されてないから……。ジブンの中で「適価」と思える範囲、で、ね。
もちろん、金型から射出(されていたのか? この頃から?)された時点で反っているケースも多いかとは。今回、始めて気が付きました。
まあ、いいのです。そんなのまで気にしていたら完成しないし、それを「どうこうしよう」とした結果、アオシマ製リモコン戦車プラモデルの87AWは号泣 (´;ω;`)ブワッ (´;ω;`)ウッ… を通り越すところまで逝ってしまったので……💧_| ̄|○
※まあ、3割りほどは怒り💢(# ゚Д゚)🔪だけど💣 サイバーフォーミュラのガーランド作った時はそんなの、微塵もなかったのだけどなー(もはや遠い目)
※まあ、3割りほどは怒り💢(# ゚Д゚)🔪だけど💣 サイバーフォーミュラのガーランド作った時はそんなの、微塵もなかったのだけどなー(もはや遠い目)
▲足周りの具合から、オモテ走行は、やはりかなり『浅い』程度でこの撮影に挑んだよう。おそらくは、作ったことのないメーカー製だったため、損壊著しくなる前に撮ったのだと推察。撮影前にバリバリに走らせ、どうにもならなくなったことは少なくない。
それにしても、本当、このKITの誘導輪周りの怪しさたるや。(KIT的には起動輪なんだけど)
逆に、個人的にはこういうのが、リモコン戦車やモータライズは楽しいですけどね。現行のアオシマやARII(現マイクロエース扱い)、どちらも、メーカー内で足周りは共通であることがほとんどなのでこういう事態になるのかもしれません。
ただ、このKITは制作編を見てもらうと解りますが、リモコンtypeでなくシングルモータライズ仕様もあったっぽいです。電池を足周り(シャーシ)に収めるためのモールドが確認出来ているので。
現物をまだ一度も見たことがないのですが(高騰著しく)、おそらくは、ニチモ製のリモコン戦車は足周り、個々に作り分けられていた可能性があります。その忠実さだけに高騰してしまうのかと……。
※と、書いておきながら罪(積み)をどんどんと崩していく過程で突如、出てくるのが罪プラ(パンドラの箱)の恐ろしいところ。出て来てくれると、嬉〜し〜い〜な〜♪ ま、モータライズは精緻さが走行の悪さになることは多いので、そこは天秤かなー。
※と、書いておきながら罪(積み)をどんどんと崩していく過程で突如、出てくるのが罪プラ(パンドラの箱)の恐ろしいところ。出て来てくれると、嬉〜し〜い〜な〜♪ ま、モータライズは精緻さが走行の悪さになることは多いので、そこは天秤かなー。
てか、戦車のエンジンって多分、殆どは後ろ側なのですよね? なのに何故に起動輪は前、ってのが多いのでしょうか。変速機が収まらない、操縦手が前に居るので変速機構をダルくしたくない都合、前側でエンジンの駆動力を伝える作りが多いのかな?
現にウチのクルマ(独車)はエンジンも変速機も後ろなので、シフトが今、何速に入っているのか、まるで解りません。シンクロも確か、#1と#3にしか入っていないので、とにかく全体的にダルいこと。この点は、当時のジャーナリストなどからボロクソに言われたみたいです(笑
あとは、履帯との相性で進行方向最前部が力強く回ってくれたほうが理想なのかな? 後ろが起動輪だと、キャタを押し上げて前に押し出すベクトルになってしまいますものね。あの重たい金属の帯を引っ張り上げるのは辛いだろ……。
前なら、上部から下部へ押し下げるベクトルになるので、重たいキャタをなるべく外れずに踏破させるに都合がよいのか??
と、脱線してスマン。スタジオ撮影編にリバース!
▲リモコンへの配線引き出し方法(口)を間違えた、後面より。ただし、ジブンの悪辣な走らせ方を勘案するに、底面から出すのより余程マシ。もっとも『位置』については、『AMオーディション2025』時に判明したのが、「ズラした箇所に開口し、そこから出すべきだった」、ということ。
なお、制作編でも書いていますが、当時のドイツ戦車の遍歴や改修機、亜種の暴走振り故に、この排気管のみならず、工具箱(?)にすら種類/違いがあるようですね。あと、この『4本構成』は史実なのかしら??
『パンター』自体の “ 生産type ” デビューは1943年らしいですし、製造も当然、様々な企業が担当していたようなので、クルマの『仕向地仕様違い』みたいのはザラだったのかと。
▲いよいよアンテナが装着された。つまり、ある程度、オモテを走らせて「ナ・ニ・カ・モ・ノ・タ・リ・ナ・イ」、を感じたあとの撮影、ということになる。ただし、特段汚れが悪化した様子がないので、この時、既に動力部(ギヤBOX)に不具合を抱えていたか? リモコン戦車の “ 前後進しか ” しないtypeは99%シングルモータライズ仕様になり、ひとつのノーマル130モーターを少ないギヤ枚数と乾電池2本の3V(㌾)で動かすので、余程の工夫がされていない限り、非力だったり故障が多い。
▲アンテナを装着してやはり一応の完成形とした可能性が伺えるCUT。そうでなければ、このアングルからの撮影はしないので、解る。
▲急ぎ取り付けたアンテナなので、色味は素材のまま。金属製なので、一般塗料は定着しない。モータライズは手荒く扱うので、伸ばしランナーは鬼門。
当時のスタジオ撮影写真は以上でーす。
面白いのが、この頃はまだリモコンを「隠そう」、という意識が強い傾向が感じられるところですね。今では考えられない。
それと、これはcapでも触れていますが、アンテナ有り無しが混在しているので、2度撮りしていますね。
また、時代的にほとんどスマートフォンで閲覧されるのに、『トリミング積極的にしていい』、の概念がまるでなかったのが有りあり。ま、それはあるプラモデルwebサイトに寄稿した時に気が付いたことなので、致し方なし、DEATH.
それと、ほとんどお外(野外)走行跡が見受けられないのは、アレですね。季節です。制作編を見て解るように、時期はおそらく冬期。降雨がほぼないし、豪雪地でもないので路面はカピカピ。それだから、ほとんど汚れがないのかと。
この後、ロケ編へと続きますが、まあ確かにあの程度では汚れません。それと、泥濘地だったらこのKITは埋まって立ち往生してしまいます。
これは、『AMオーディション2025』用の加工(工作?)で判明したことです。動力部が “ 130のシングル ” なので、仕方のないことです。逆に、ワタシが何時も重責を担わせ過ぎ、DEATH☠ m(_ _;)m
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-つづき-
やかん