あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■旧キット 1/144 AMS-119 ギラ・ドーガ [1/144 AMS-119 Geara Doga]制作記録

2023-04-05 17:38:41 | ホビー(模型・ガンプラ)

 もう何作目かのカウントは曖昧です。

 そもそも、ブログの更新をしようという気になれているだけでも今の自分には脅威なので。

△題材は、いわゆる「旧キット」と呼ばれる分類に含まれるガンプラですね。雑誌によっては「初代」って表記するところもあるみたいですけど。

△機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのネオ・ジオン側の量産機になり、ザクの後継機のような扱いになるギラ・ドーガです。(性能はダンチだと思いますけど)

△当時でも武装類が豊富に付いてくるプレイバリューの非常に高いキットです。入手の経緯は覚えていないのですが、いつだか罪プラを整理していたらもう1パッケージ発見しました。あぁ、怖い怖い、積み……。

 基本的にはしちめんどくさ作り込んでいく予定はありませんでしたが、朧げながらのイメージは2つありました。

 1つはパケ絵に似せられるかなー、ということ。

△ガンプラを支持するアクションベースを使えば、それっぽくはなるかなー、がギリギリ。自分の技量では難しいですね。

 もうひとつは、模型専門誌ホビージャパンの編集部に在籍しているプロモデラーである『林 哲平』氏の作品に雰囲気だけでも近づけられるか?

△これですね。左が林 哲平氏の冬季迷彩を施したギラ・ドーガ(旧キットではないが)。

△徹底改修すれば「なんとなく」の似せることはできるかもしれませんが、現時点ではギブ。

△不思議なモノで拳を社外品に変えるだけで『可能性』がちょっと見えちゃうところがロボットもののヘンテコなところ。まあ、「ちょっと」ですが……。

 

 まあ、そんなこんなでやはり今の自分の体調では大幅な改修や長期間なにかひとつのことに取り組むのは難しいので、基本的には忠実に作っていく方向に落ち着きました。いや、ホント、むかしみたくバリバリ作り込むような改修魂が返って来て欲しいですよ!

 作っていく中で、撮影台でのうっかりのミスで左足膝関節を折ってしまったのは、大ダメージでしたね。

 今はかなり狭い面積でもかなりの強度を出せる接着剤が存在するので、その後はなんとかなりましたが、扱いに繊細にならざるを得なくなったのは事実でした。

 あと、バックパックのバーニア類はかなり悩みました。

 標準の物は使わず社外に置き換えるだろう、と当初から思っていたのですが、これがなかなかどこのを試してもシャッキリ来るものがなく、3Dプリンターモノには手を出しませんでしたが(あと、個人的にメタル製が嫌い)、最終的にオリジナルを加工した部位もありました。

 開発者、なんだかんだ上手くデザインしてるんだなー、と深く思わされた一件でもありました。

△何をやっているところだろう? 多分、折れた左足膝関節の固着後の強度を確認してたところだと思います。

△デカールは、色々な物を用意してかなり奢ってやったつもりです。CAUTIONとDANGERの違いとかも、勉強しましたよ。もう忘れちゃったけど。プリントして、作業の度に出せるようにはしてあります。

△デカール貼るのにWAVEのこれを使ってみましたが、使い難かった。今度から、『あっち』かな……。

 ちなみに、塗装の作業で一点、困ったことがありました。

 それは、現代と当時では『スツルムファウスト』の色分け概念が違うことですね。

△これが現役HGの解釈。筒部分を除くすべての箇所が赤いです。ところが、

△当時のパケ絵や

△塗装参考例を見るには、本当の弾頭部だけが赤く塗り分けられています。

 いわゆるシュツルムファウストの構造についてもいくつか調べたのですが、どうも明快な構造にはたどり着けなく、「どこが弾頭」(注意しなければならぬ部分)かが判然としなかったのですが、結果的には当時合わせとして、超面倒な塗り分けを選ぶことに決着しました。

 いちおう当時準拠、としておいたほうが気分いいですし。

△赤い部分とグレーの部分を塗り分ける手間が増えることに。

△あと、困ったことにスツルムファウストはシールド裏から取り外せるようになっているのですが、「合い」がキツすぎて嵌らなかったり「ぴょっ〜ん!」と飛んでいってしまうシビアさで。

△なんとか嵌合部だけヤスることなどで回避しましたが、ここの設計はもうちっとなんとかして欲しかったです、当時の開発者には。

△そんなこんなで塗り分けとかできたスツルムファウストたち。まあ、個人的にはこのほうがシックリとは来たな、と思いました。ちなみに、筒を痩せさせた箇所はそれぞれ決まっているので、それぞれ、決まった箇所にしか嵌りません(シールド裏にね)。

△塗装の過程で確認の撮影なぞも挟んでみました。ひとが言うには、肉眼で見ている時では気が付かないアラに気が付く、って言うんですよね。個人的にはまあないタチなのですが。

△今回、バーニア類に「焼け」の演出を施してみたのですが、まあ難しくて何回やっても失敗。水性塗料使っているので、何度もやり直しましたが、結局、雑誌の作例などのような「グッジョブ!」な状態にはついぞなりませんでした。

△写真確認で良かったのは、『指揮官機』にのみ存在するブレードアンテナの曲がりに気が付いたこと。

△曲がってると、まあダサい!

△これの塩梅がまた難しく、曲げ過ぎちゃってまた直して撮影で確認して、を何度も繰り返しました。ここの「ツライチ」出てないのは恐ろしく目立つしマイナスですからねー。

 

 そんなこんなで完成したのが、以下になります。

【ギャラリー】

 

 

 実はモノアイ部は加工してあって、ミライトっていうLEDが仕込んであって点灯しています。やっぱり、メカは目が「ぐぽん」と光るのもイノチですからねー。

 武装類の写真がどっかいっちゃってて、見付けたら追加でぺたりしておきますねー。

 

 今は作りたいガンプラがクローゼットの奥の方に行っちゃってて困ってま〜す。あの沼を崩すには相当な勇気と覚悟と場所が必要なので。

 結局、作りきれずに遺品整理になるプラモもあるんだろなー、とか最近は思ってます。

 

やかん


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