月刊アーマーモデリング誌(というかAFV系ほぼOnlyで月刊化までしたのは凄い)で誌上開催した『AMオーディション2025』。お題は「20世紀の模型」、というもので、ワタシは通例通り『リモコン プラモデル®』で挑んだのは既報の通りです。
して、その際は3日間での「吶喊!」工作(工事)であったため、急ぎ《touchできて》誌面掲載にも少しでも「バエそう」な個体を選びました。(小蝿でも、あのダッサださ顛末の、文字通りの『御旗』に過ぎなかったMSでもないよー)
ですが、その際、それなりに入れ込んで工作(工事)した結果に出た、あまりに大きく壮大で大いなる疑問。
🔶どこにもスケールが書いていない……
「お前は誰だ?」
もとい、
「お主のscaleは幾つじゃ?」
、問題 DEATH ☠❗❗
それについては、何分割にもした投稿記事でも触れましたよね。そんで、「機会あれば実測から公称値使って逆算で割り出してみっか?」、でした。
ただし、しばらくは「あー、面倒くさいなー、いいなー女子高生」、とか、まあ新規案件が山盛り状態になってしまったりで、思考しながらも実施は出来ていなかったです。ところが、その山盛り案件処理中に、ある閃きが❗
※ホラね、普段触らない案件でもやってみると良いことあるんすよ。何せ、勉強の日々になりまっからね。学生の頃はあれ程に嫌いだったのになー。進学、タイヘンでしたよ。両親にも相当、迷惑掛けたm(_ _;)m
🔶実測結果により混沌がより増大する事態に
それが、コレ。
「あー、そーだー。iOSって古くから測定機能っていうナイスなアプリが標準装備だったやん❗」
、で御座います。
精度の程は解らなかったのですが、専門家が使うようなレーザー計測機なぞ揃えられる訳ないし、凸凹しているので、ものさしもメジャーも心許ない。
「それなら、いっそ、もうこれでいいじゃん、一旦は」
、って結論に至り、ハイコントラストにならない薄曇りの日を狙って、計測してみましたー。
※いやー、このアプリの存在、すっかり忘れていましたよ。スタジオカメラマンやらがいっぱい iPhone(だと思うが……)を持っていて、見せてもらった時の驚き、どこへやら😓
と、しかし先に上げた写真↑では、なんと面積を測っている。つか、むしろそこまで出来るんにゃ、オマへ……。凄すぎるな。
正直、ワタシは PC 含め、Apple 派なのですが(MS-DOSとDOS/V、Windows初期の頃はそうでもないけど)、「やるな、スティーブ・ジョブズ」、と大佐のようなセリフを思わず呻いてしまいました😆
masOS になる前の機械でも IME は優秀だったし、ZIP(メディア)スロット内蔵だったり、面白いのも多かった。個人的に ZIP、凄く好きで、今でも 3 機、持ってます。スロットイン/アウトの音が、これまた良いんですよね〜。
ま、今は Windows でも充分みたいで、新海誠監督も閃光のハサウェイ現場も、そっち使ってますな。
※また出た、脱線癖@!
ささっ、気を取り直して。
『長さDATA』の計測を実施して貰いました。
その結果が こ・ち・ら 。
▲コレは車体長、というらしい。もう、車長とか戦車長とか車体長とか、混乱の極み。
▲砲身先端から計測してようやく、全長、となるとのこと。まあ、そうだ。
▲こちらは、全幅。全高はこれまた、「どこまでか」が不明だったので、非計測。
▲恐怖の履帯幅。でも、測れた……。びっくり😳
どう、なかなかに面白いでしょ? 微細まで精確かどうか、までは、別として。
ただし、履帯だけは駆動系ゴム製で、転輪もあの具合なので、どうやっても史実と合致することはナイ。
車体などに、予備履帯を、『フルスクラッチするのか流用するのか』、問題があったため、ここだけはアナログノギスも使いました。『1cm』という数値に不安だったので。
そしたら、びっくりですよ❗
アナログノギスの結果がコレ↓.
あぁっ、スミマセン。お猫閣下様たちがご乱心致しまして、どうか、何卒……。
気を取り直して😤
▲Oh no! ≈ 1cm……。
オイオイ、iPhone 数値とまるで一致してるじゃないの。あんた、どれだけ優秀なの?? UI も含め、Apple 製品はやはり良い。ま、標準写真アプリでヤラカシたり、iOS いえど、たまに文鎮化とかはしますけどね。
Lightning 端子もボコボコにされたし。(当然じゃ!)
あと、端末 Size 都合、バッテリー容積が小さい SE は、爆発的アップデートが配布された後から、電池消費量が激増えたり、iPad もそうですが流石に使い続けると、ちと遅くなって来ますね。AndroidOS よりかはゴミ、溜まらないと思っていたのですが、アップデート毎に変わって行ってしまっているのかもしれません。
macOS なら OnyX でかなり改善していると思っていますが、ガジェット系にはあれ程の信頼度高いアプリ(ソフト)はあるのかな? 今まで遅くなることなかったので、気にしてなかったのですよね。
🔶何事も諦めたらそこで終わり
それで、まあ、そうは言っても優秀な iOS san のお蔭で計測出来た実測値から史実の公称値を使って割り出した結論が、以下。
▲公称値での全長/8.86m = 886cm。ということは、約1/40scale? 少なくとも、1/48scaleよりはデカイのは過日、パッケージを開けさせてもらい目測で確認済み。
▲公称値全幅/3.43m =343cm。ということは、約1/42scale? 予想通り、メチャクチャ……。目測での、「1/48よりはデカイ」論、瞬時に瓦解。
▲公称値履帯幅/66cm。つまり、約1/66scale? いやいや。
ただし前述のとおり、ここはシングルモータライズの兼ね合いもあるゴム履帯なので、相当にアバウトになるのは当然の帰結。スケール計算が一気に崩壊するのは、初めから解っていました。念のためです、念の。
▲参考として、公称値としての車長は、8.86mとか。
ま、予想を見事裏切らずの結果に。
てんでバラバラ……😓💧(-_-;)
もう、これはですね、TAMIYA製のパンサーG型の各種を、箱の中開けさせて貰って精察した際に解っていました(というか、諦め?)。
1/35 scale に近い方向と、まるで違う方向。かと言って、絶対に 1/48 scale とは合致しない方向が殆ど、なことは。
その時点で、「あー、アイツ、きっと各方向、もう好き放題なんだろなー」、って……。ちゃらんすきーポランスキー。
ただ、そういう事実は目の前にあるものの、1/48 scale と 1/35 scale の間くらい? は、ザックリ結論付けせざるを得ないです。各方位でサイズがバラバラなので、無理くりにでも。
そうしないと、小物類などの追加工作(工事)が進められない。
その、OVM(On‐Vehicle material)はある方法で、「それっぽく」は割りかし easy に回避出来そうな案が、これまた他の作業中に閃きました(遊び中じゃないよ〜)。
予備履帯はオワッタかな……😓💧(-_-;) Ω\ζ°)チーン 解っちゃいたけどさ……。
1cm㌢㍍のゴム履帯をバリバリ回して走っているのに、車体にくっ付いている履帯がそれより幅広は、どうやっても許せないので、どうにかするしかないですね。もちろん戦車によってマチマチなのですが、1cm㌢㍍くらいの履帯をインジェクションなりキャスト、3D プリンタ製で該当させる KIT スケールって何かないかなー???
「◯◯戦車の1/◯◯scaleキットの履帯が、それとなくサイズ感的にも似通ってるんだよねー」、みたいな。
ナイか……。
ま、コイツは、ニチモ、バンダイ、と来て Last を飾るに相応しくニットー! らしいので、それに応えるだけの努力は惜しみませんYo!
きちんと走らせられる状態にもしてあるしね。
▲これ程までに極悪非道に汚れた状態でも、走る。きちんと。この写真は泥濘地走行後、アスファルト舗装上を走らせた直後なので、後進時に路面に引っ掛かるカム部だけ土汚れが剥けて部品色の白色が確認出来る。解り難いが。
ピニオンギア部もそのうち、どうにかして、強化typeに交換したいですねー。策はあるんですよ、ちと危険な賭けではありますが。
ねー、モータライズ プラモデル®は、ただ作るだけ以外も嬉しみ、たーくさんあるんですよ❗ オークションやフリマ、中古店で長年高騰しているので、おいそれと手を出せないのは重々承知ですが。
浸透、は難しいんだろな〜。
🔶突き付けられる厳しい現実との向き合い方
あー、あとですね、だからといって、コレは絶対に買っちゃイケマセン❗❗❗❗
▲「RUNS! シングルモーターで〜」の後の文言に注目。
先日、驚いたのですが、なんとこのご時世に於いて、『前進しか』しないんですよ、コイツ。おまけに、初期型しかモータライズ仕様、用意されていないし。
当時、そんなの知らなくて、B1 bis を旧新橋TAMIYAで家族にプレゼントで買って貰っちゃったよ……。トホホ。悪いことしたな。
▲進化どころか、退化している。意味不明。まるで理解出来ない。
▲もっとも、交流(AC)ではないので反転スイッチを組み込むのは決定。履帯がそれで外れようと、知らない。当時モノのような出っ張りの大きいリターンスイッチを避けたかった結果なのだろうが、それこそ、オマエラは知波単学園なのか? 「突撃!」「吶喊!」、前進あるのみ。
この時世にこんなしょーもないKIT、発売し続けないでくれよ……。アオシマの体たらくのお尻を追っかける気なのか?? プラモデル®type の R/C KIT は何か違う気がするしなー。
▲車体だけのパケ絵の味気ないこと。それとこれはアオシマに限らないが、当時関係者を缶詰にして「どこが中戦車なのだ?」、を延々と詰問したい。
そ言えば、TAMIYAの『TT-02Bシャーシ』(ラジコン)記事に引かれた新規流入者がチラホラ見られて驚いています。コチラ、実は更に追い込んだ取材はもう済んでますので、記事作成 & UP をお待ちいただければ、と。
長寿なシャーシだったり手頃感でユーザー、やはり多いのですかね。近年は京商も息を吹き返している印象でありますけど。一強状態でなくなるのは、とても良いことです。寡占状態はろくな事ないですからね。
サービス体制(態勢)は、もちろん、一番に大事ですけど、な!
🔶AMオーディション2025受賞作品実物展示
偶然、遭遇したので。オマケで。
まあ、ロケ大好きニンゲンとしては、やはりこの空冷四発さんの作品が一番、気になる訳ですよ。SNS で拝見した時も、めちゃ惹かれました。錆だらけの、東 雄一さんの作品も、SNS でグッと来ました、ね。
とは言っても、これらの写真を編集している際、144-G3さん作品の、ものごっついプレートにも惹かれました。
※解らんヒトは誌面を読むのだ!
オーダーで受けてくれる業者がある、みたいのはチラッと SNS で読んだことありますけど、ここまでのは作ってくれるのかしら? 自作出来るヒトも、居そうだ。誌面では、中心となる戦車兵以外についての評価も、非常に高いので。
あと、あれですね。「今回も」《大賞該当者ナシ》、だから「これからを担ってくれそうなモデラー発掘」への言及がなかったのかも。醤油皿さんや東名川崎製作所さん級までもを要求しているのかもしれませんね。おふたりとも、マジ、ヤバイし……。
やかん