常々思っていたんですが、とんでもない叩き値を突きつけてくるかタダで引き取って、それでいてそれらを結構な値段で店先に並べる。
京橋にあるマーケットエンタープライズなんて会社は、保証もない農機具や医療器具を更に現地にサポート体制がない国にも平気で輸出している。壊れたらそれまで。不備があって人命が失われても関係ない。
で、思ったんです。そんな輩どもの懐に金銭を落とすぐらいなら売らないで破壊してしまえ、と。
大した物は持ってませんが、少なくともオーディオ、カメラ類、レコード、モーターサイクル、クルマはパッと浮かぶ中でも、最早うん億円並べてももう市場に出回らない。自分の目の前にすら流れて来ない。そんなモンはちょびっとあります。
個人的に好きで狙っている宝石で、『アレキサンドライト』という物があります。まだ流通してたり掘削はできるのですが、真の良モノは富裕層が現状保持していて市場に流れません。ロシア産が一番と言われていますが、それはもう枯渇。現状、保有しているひとの手許から離れる時しか手に入れるチャンスはないんです。
まあ、もちろんとんでもない値段になるでしょうが。
世の中にはそんな物もありますが、自分は悪徳業者の懐を暖めるのは我慢ならないので、すべて再生不能な状態にまでして廃棄します。
それでどれ程の文化的遺産が失われようと、知ったことではありません。そう思わせる存在がいる以上、どだい無理ですね。カメラ博物館みたく、大切に保存してくれる所があれば良いですが、ああいった所も案外、管理がいい加減だったりしますしね。
いつぞやの川崎かどこかの水没事件みたく。実はあの施設、行ったことあるんですよ。実相寺昭雄さんの展示会で。それらもどうなったことか。
やかん