某「くさかんむりに鳥」屋へ行くと、
水戸黄門のサントラCDを発見。
早速借りた。
音楽に興味を持ち音楽経験が少しずつ増えるにつれ、
水戸黄門の音楽が気がかりだった。
主題歌の「ああ人生に涙あり」は、
その歌詞とメロディラインは忍耐と激励に満ちた、
日本人の心に訴える歌だが、リズムがボレロである。
しかも4/4拍子でボレロに聞こえる。
意欲的である。
お決まりの印籠が出て一件落着し、
一行が旅立つときに必ずバックで流れる音楽は、
上の主題歌のメロディが軽快に流れるが、
それを支える伴奏部分にトロンボーンが聞こえる。
このトロンボーン、テレビで見ていても
一拍一音ずつパートをかえて鳴らしているように聞こえていた。
そうだとしたら、これも渋いオーケストレーションである。
そのほかに、劇中のサントラで2曲くらい、
フルートにフラッタータンギングをさせて緊迫感を出しているものもある。
ワンパターンに勧善懲悪を描きたおすイメージの時代劇に、
時々、音楽表現の宝庫を感じる。むしろモダンなときがある。
舟木一夫の歌う銭形平次も、
三味線が入っているが、メロディラインと伴奏の基本はスイングである。
しかも要所要所にクラリネットの低い音が、渋い合の手を入れている。
最近でも時々テレビのバラエティ番組などのバックに使われる
大江戸捜査網のオープニングも渋い。
4/4または2/2の一小節をいっぱいに使った
ホルンのシンコペーションのテーマのあと、
tutti(全体)による6/8と3/4を入れ替えるリズム音形が出てくる。
このリズム、ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」の
「アメリカ」と同じリズムである。
水戸黄門のサントラCDを発見。
早速借りた。
音楽に興味を持ち音楽経験が少しずつ増えるにつれ、
水戸黄門の音楽が気がかりだった。
主題歌の「ああ人生に涙あり」は、
その歌詞とメロディラインは忍耐と激励に満ちた、
日本人の心に訴える歌だが、リズムがボレロである。
しかも4/4拍子でボレロに聞こえる。
意欲的である。
お決まりの印籠が出て一件落着し、
一行が旅立つときに必ずバックで流れる音楽は、
上の主題歌のメロディが軽快に流れるが、
それを支える伴奏部分にトロンボーンが聞こえる。
このトロンボーン、テレビで見ていても
一拍一音ずつパートをかえて鳴らしているように聞こえていた。
そうだとしたら、これも渋いオーケストレーションである。
そのほかに、劇中のサントラで2曲くらい、
フルートにフラッタータンギングをさせて緊迫感を出しているものもある。
ワンパターンに勧善懲悪を描きたおすイメージの時代劇に、
時々、音楽表現の宝庫を感じる。むしろモダンなときがある。
舟木一夫の歌う銭形平次も、
三味線が入っているが、メロディラインと伴奏の基本はスイングである。
しかも要所要所にクラリネットの低い音が、渋い合の手を入れている。
最近でも時々テレビのバラエティ番組などのバックに使われる
大江戸捜査網のオープニングも渋い。
4/4または2/2の一小節をいっぱいに使った
ホルンのシンコペーションのテーマのあと、
tutti(全体)による6/8と3/4を入れ替えるリズム音形が出てくる。
このリズム、ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」の
「アメリカ」と同じリズムである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます