ネットで調べたら、エジコ(嬰児籠)というが、地域によりいろいろな呼び方があるとの事だ。
昔、主に農村で使っていた物で、藁で編んである。乳幼児を座らせる様に入れて子供用のベッドの様に使っていた。
私もご多分に漏れず入れられていた。微かな記憶だが、よちよち歩きが出来るようになって、外へ飛び出さない様に上の方を帯紐で縛って出られないようにされていた。
保温が良かったようで、おひつを入れてご飯が冷めないようにしたり、甘酒造りなどにも使われていた記憶がある。
とっくに廃れた物かと思っていたが、最近、新潟県の山間部でエジコ造りの技術を活かし、猫専用の「猫ちぐら(猫つぐら)」が作られ、愛猫家の人気を博しているとウィキペディアにあった。