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いなちゃんの脇道

南コ−カサス(14)アルメニア ホルヴィラップ修道院

 20日: アルメニアに来て初めて朝から快晴。
 エレバンの街中からアララト山が間近に見える。

 アララト山は旧約聖書の創世記にノアの箱舟が漂着したと云う標高5165m、今はトルコ領にある。
 本日はエレバンの南バスステ-ションから467番のバスでホルヴィラップ修道院を訪れる。
【午前は9時発のみ】
 バスを降りてから20分程歩く。
 ホルヴィラップ修道院はエレバンの南約30km、ほぼトルコ国境近くの岩の上に建つ。
 7世紀に礼拝堂が建てられ、13世紀に周囲を城壁で囲まれた修道院が創設された。
【礼拝堂がある聖マリア教会は17世紀に建てられた】
【礼拝堂】
 3世紀末にアルメニアをキリスト教化した聖グレゴリウスが幽閉された穴がある建物。
【左:建物、右:内部、下左:穴に降りる梯子、下右:幽閉されていた穴】

【城壁に囲まれている】

【横の岩山からの眺め】

 帰りのバスはYandex mapによると2時間以上ある。
 Yandexは表示されない。仕方ない、始発の2km先の奥の町迄歩く。
 公園がある。ここがバス停らしい。
【公園でゲームに興じる老人達】

 公園で日向ぼっこしていた老人達に"エレバン?""バス?"と聞いた。
 老人達が云うには、バスは無い。タクシーで行けと云う。

 Yandex mapは郡部では不正確とネットにあった。どっちが合っているか分からない。タクシーも見当たらない。
 仕方がない、今来た反対方向の町迄5kmあるが、取り敢えず歩く。
 道端のぶどう畑の採り残しのぶどうをついばみながらチンタラと歩く。

 交通量の多い太い道路に出た。反対側に数人の地元の人が立っている。バス停らしい。Yandex mapには無いが私もそこで待つ。
 暫くして隣にいた若い女性が、"エレバンか?"と尋ねてきた。頷く私。
 と、程無く来た1台の乗用車に一緒に乗れとの素振り。女性の後から乗り込む。
 知人の車かと思ったらYandexらしい。そういえば先程スマホの画面を私に見せていた。
 どうも歳を取ったせいか、ここまでの状況を把握するのに時間が掛かる。兎に角、あれよあれよと言う間に車に乗っていた。
 ツ−リストか?日本から来た!メトロの駅で良いか?など一言二言話しただけ。
 走りながら考えた。エレバン迄行く女性、運賃を割り勘にする塩梅か。若いのにしっかりしてるなぁと内心。
 運ちゃんはやたらと飛ばす。30分程経ったか、車は止まった。
 ここだと言う。メトロの駅が見える。降りた。女性も降りるかと思ったら乗ったまま。てっきり一緒に降りたあと、料金を折半するものと思っていた。
 料金は幾らか?と聞く頭も回らず、サンキュ−と一言言ってドアを閉めた。
 女性は親切で乗せてくれて、或いは半分料金を出してくれるものと期待してたかも知れない。自分の対応のまずさに、歳を取って機転が効かなくなったなぁ、としきりに反省🥴因みに料金は3〜4千円ほどか?
【エレバンの南の方の地下鉄(地上)駅のプラットフォーム】
 
【切符、QRコ−ドを改札機に読み取らせる方法を女性駅員が教えてくれた。切符を受け取る時、2人共静電気でビリッと来た🤯(関係ないか😅)】
 例によって遅い昼食、食欲が無く和食屋に!
【珍しい回転寿司の和食屋】

【寿司では無く味噌ラ−メン】
 夕食にイタメシを食べる
【かぼちゃスープにパスタ】




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