「こおひいや」の休日

山口県東部で小さな喫茶店をやっています
県内をメインに休みの日に出掛けたこと
日々思うことを綴っていくつもりです

こんな所で・・・

2007-02-11 23:51:33 | 思う事
奥さんが、吾郎の散歩中に「ど根性大根」を見つけた!と言います。
なんでも、近所の田んぼにソレはあるらしく、間引きや規格外のいろんな農作物が肥料代わりにポイポイ捨ててあるらしいのです。
そんな土に返りかけている野菜達の中で、どっこい生きている・・・というか田んぼに根を下ろし、たくましく生きている大根を見つけて、ちょっとビックリしたそうです。
その話を聞いて、私も見てみたくなり出掛けました。

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しかし、ちょうど季節的に今期の田んぼの準備で「田起こし」を最近したらしく、あわれ「ど根性大根」はトラクターのスクリューに巻き込まれたのか?その姿さえ分からなくなっていました・・・・・(涙)


あまりにも残酷な結末に、ちょっとガッカリしていると、脇に流れる「小川?」から、数人のこどもの声が聞こえます。
覗いて見ると小学4~5年生ぐらいでしょうか、女の子が川ギリギリの所をキャッキャ言いながら何かを採っています。
目が会うと
「こんにちは~っ!」
と声をかけてくれたので(この辺りの小学生は、よく自分から声をかけてくれます)
「そげなトコで、何しちょってん?」(そんな所で、何をしているのですか?)
と聞くと
「お手玉の中に入れる”数珠”をとってるんです~」
と言って、灰色のソレを見せてくれました。

お手玉の中身と言えば「小豆」だと思っていたのですが、こんな所にそんなものがあったのですね。
しかも、いまどきお手玉を自分で作ろうという、こども達がいるとは・・・。
ちょっと嬉しくなりました。


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