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東海自然歩道歩き隊(10) 田代峠~竜爪山 2010.9/10~12

2010-09-12 | 山の遠足/東海自然歩道歩き隊

 7~8月はお休みしていた、東海自然歩道歩き隊048の再開です。 6月の続きで徳間から田代峠~西里~竜爪山~牛妻を2泊3日で歩きました。
 9/10 身延線の十島駅で集合し、南部町営のバスで徳間に向かい001 ます。バス賃はなんと100円(台東区の“めぐりん号”と同じ料金)です。安い!それにしても暑い日が続いています。今日は舗装道路を奥山温泉まで6Kmの歩きです。ひたすら上り道です。途中七ツ釜の滝へ寄り道したら、なんとヒル騒ぎです。
 9/11 この暑さで田代峠はまだヒルが出るということで、028 奥山温泉の管理人の方がヒル除けスプレーを貸してくれました。皆、たっぷりと靴やスパッツに振りかけて出発です。すぐ石の橋を渡りゲートを越えて、林道を上がって行きます。10分程行くと落石で道が一部塞がれていましたが、通れないという程でもない。更に登って行くと東屋や石畳の道になる。 遊歩道にでもしようとしたのだろうか、途中で放り出したという感じだ。30分余りで青笹山への登山口を分ける。1時間程で左に分かれる未舗装の林道が田代峠への道だ。10分程行くと、テーブルとベンチ、地図看板のある東海自然歩道定番の休憩ポイントに到着。ここからいよいよ山道が始まる。苔むして中々雰囲気のある道が続き、やがて植林帯となる。山道に入って40分程でお地蔵さんが建っている田代峠に到着で053ある。峠は、徳間峠や青笹山・地蔵峠に通じる道が交差している。後は下るだけ。ここまで蛭除けスプレーの効果があって、誰もヒルにはやられてはいない。その後も効果絶大で最後まで爽やかに歩けた。山道を下り、ゲートを過ぎ、舗装道路をひたすら下る。ゲートを過ぎて20分程で徳間峠へ1.0kmの標識が出て来る。更に40分程で軍艦岩である。その先には、高野マキ経由で高ドッキョウ(1,133.5m)への入口を示す手書きの標識がある。086
 大平の集落を過ぎても、中々今日の宿泊の八幡温泉が出てこない。事前に調べた地図とはちょっと違って、河内郵便局の先にあった。ここは、正式名称「八幡温泉老人センター」。なにか公的施設で養老院のような名称ですが、民間です。宿泊もできる日帰り温泉、着いた時は広間で何か歌謡ショーをやっていた。
 10/12 今日も晴れです。西里温泉の脇を通り、キャンプ場を通りPhoto 抜け穂積神社に向かいます。穂積神社からは昨年の11月に歩いた竜爪山です。階段をひたすら登ると薬師岳、下って登り返すと文殊岳、この二つを総称して竜爪山という訳である。途中では地元の登山者から「アキノウナギツカミ」なんて変わった名前の花を教えてもらったり、ゲンノショウコと思っていたら「コフウロ」だと教えてもらったり、中々楽しい時間を過ごした。文殊岳からは木の間越しに大無限など深南部の山々を望むことができた。
 山頂はそれなりに賑わっていたが、皆さん穂積神社からの往復のようで、2 牛妻方面に向かうのはわれわれだけです。出だしから薮ぽい。昨年来た時はそんなこともなかったが、一年でこんなに変わるのか。出だしの薮を抜けると、植林帯で薮はなく歩きやすい道が続く。が、山道から農道に出る所がとんでもない薮でした。放棄された茶畑のお茶の木が延び放題となって道を塞いでいます。昨年はちゃんと道だったのに。このままでは、早晩通れなくなってしまいそうです。静岡県内の東海自然歩道の整備状況は比較的良好でしたが、この竜爪山から牛妻のコースはもう放棄されていると云っていい程の状態でした。なんとかしてほしいと願いつつ、バス停に向かったわれわれでした。



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