前夜、大札山肩登山口にテント泊。公園風に整備され、トイレも管理が行き届いて
いて気持ちがいいところだ。ただ天気予報はあまり良くない。実際曇っているが、まだ雨は降っていない。なんとか持ってほしい。
/
まずはカメラと念のため雨具を持って大札山の山頂に向かう。野鳥の森から入山して前黒法師~バラ谷ノ頭~蕎麦粒山と辿り、大札山から駿河徳山駅まで歩いたのは昨年の11月末
。懐かしい山頂を踏んだ。山頂の三角点は地形図には表記されていない。こんなことがあるのかなと思う。展望台からは大無間山は霞んで見えないが、ピラミッドのような朝日岳が薄く見えているし、沢口山も見える。展望を楽しんだら境界線の尾根を下って登山口に戻る。
さあここからが今日の本番です。三ツ星山~小芋山~枝松山~久保尾辻と歩く予定
です。林道がほぼ平行にそばを通っていますが、出来るだけ尾根通しに歩こうという訳です。さっそく駐車場の奥から尾根に上がるが、すぐに林道と合流です。合流してはまた尾根に戻るを繰り返します。三ツ星山までは道標もあり、結構歩かれています。三ツ星山の山頂はあまり広く
なく北から東側が開けていて蕎麦粒山や大札山、またここまで歩いて来た尾根などが見えます。尾呂久保の集落がまるで空中都市のように見えます。
三ツ星山からは急な下りでまた林道と合流。再びゆったりとした尾根を辿ると小芋山です。測量の後のポールなどが残っていて、凝った手作りの将棋の駒のような形の山頂プレートもぶら下がっています。小芋山から下るとずいぶん広い広場に出ます。車が2台停まっていました。
枝松山の登りは、出だしがちょっと嫌らしい。林道から上がったすぐに送電線の鉄
塔があって、尾根が削られ切り開かれているのですすきの薮があったり足下が崩れていたりと注意が必要です。それを過ぎれば広い杉の植林帯の尾根です。杉の植林帯は基本的には下草が生えにくいので薮漕ぎはあまりないと踏んでいたのですが、およそ読みどおりです。ただ広すぎて、なだらかで枝松山のピークが判りにくい。853の標高点とおぼしき地点を山頂とした。
さあ後は久保尾辻へ下るだけ、と気を緩めたとたん方向がずれてしまって仕切り直しを2回もしてしまった。そんな訳で、久保
尾辻には予定を1時間程オーバーして15時少し前に到着した。雨は最後に小雨に当たっただけですんだ。全体にルートファインディングは難しくはなかったが、ただ枝松山周辺は緩やかな広い尾根できちんとした地図読みが必要です。気の弛みと先入観はいけません。反省です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます