2年前の秋、本科の会員と摺古木山から越百山を歩いた。実はこれが僕の中央アルプスデビューだった。その続き、伊奈川ダムを入山口に越百山から空木岳を1泊2日の周回で歩こうと云うわけである。
8/6~
東京から木曽は遠い。前夜は今朝沢橋の駐
車場
で車
中泊した。6時出発は少し遅かったが、擂鉢窪まで頑張るつもりで出発した。上の水場でタップリ水をくんで、越百小屋は午前中に通過。何とかなりそうと思ったが、水の重さも増えたせいもあって越百山の手前からペースダウン、仙涯嶺でタイムアップとなってしまった。仙涯嶺の岩峰に登ってテントに戻って来た頃から雨が降り始め、雷も遠くで鳴っているようで行動打ち切りの判断は正解かな。
8/7 昨夜の雨も夜のうちに上がり、朝からいい天気です。御来光を眺め、雲海に浮かぶ八ヶ岳や南アルプスの山並みに目をやりながら、いい気分で出発準備です。南駒ヶ岳まで上がれば、擂鉢窪の避難小屋の赤い屋根がカール状の底に見えてくる。いい感じです。一度は泊まってみたいと思うが、また来ることはあるかなとも思う。
赤梛岳を過ぎて空木岳の登りに差し掛かると、ヒメウスユキソウの白い花が至る所に
咲いている。今年は、至仏山や早池峰山といろんなウスユキソウに出会うことが出来てとても嬉しい。木曽殿越からは、歩きやすい尾根道をドンドン下って行く。うさぎ平からは単調な林道歩きが少々長い。車に着いたのが18時。13時間行動、良く歩きました。
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