東京都足立区の山田電化ハウス(株)の山田です。
今回は、お客様のお宅で見かけたものについて。
東京都で無償配布されている感震ブレーカーについてです。
こちらが、その画像。
後学の為に拝見させていただきました。
こちらのタイプは、コンセントに差し込んで
震度5強以上の地震が来るとそのコンセントに対して電気を遮断するというもの。
ま~悪くは無いと思いますが、一つだけ電気を遮断しても
余り意味が無いのでは?
たまたま、そのコンセントに火災のもとになる
家電製品等が繋がっていればよいですけど。
やはり分電盤で落とさないと意味が無いと私は考えます。
地震で断線しそうになったところから発火、みたいなことも起きるでしょうから、やはり、分電盤のブレーカーで通電遮断するのが良いとは思いますが、復電後、落ちたブレーカーを上げたら発火、なんてこともあるかもしれませんね。やはり、まずは通電火災のメカニズムを広く知らしめることこそ、大切なんでしょうね。
ちなみにうちには電気ストーブが無いですけれど、もし使っている人がいたら、それを使っているコンセントに挿して繋ぐ、と言ったところですかね。