【みゃあ~ん♪とブラッシングの おねだり】
朝昼晩晩。ブラッシングの要求は際限なく続きます。御飯を作っていようが、外で布団を干していようが鳴いてせがみます。
汚れても構わないように、緑色のより古いカーペットの上でやります。ここでやるよ!と、トントン叩くとやってきて身体をピタリ私に添わせの甘えっぷりです。
そして、背中、腰、後ろ足、顎下と指示されます。ブラシがよろしいと「みゃん♪」と鳴きます。(Good jobって意味らしいです)
バァバに、以前からこんなんだった?と聞くとそうでもないようです。これは想像ですがジイジ亡きあと愛情に餓えているのではなかろうかと考えています。
それでもかなりブラシやった後、抜け毛が掃除しきれず、本格的にカーペットの洗濯から掃除機&コロコロやりました。
大体、冬毛は抜けたと思うのですが、まだまだ細い毛が抜けるようです。
まあ人間の毛も日々抜けますしねえ。
それでも二人と一匹で、フローリングでコロコロ転がる埃や抜け毛が凄かったです。
先日の冷蔵庫入れ替えでも掃除機はかなりしたのですが、あまかったです。
この ぬこ様エリアでのブラッシングの要求は正直飼い主としては、やまぽんちゃんご指名状態でして、気に入らないと猫パンチならぬ猫キックも入ります。
それ以外に噛まれます。にゃんで???( ;∀;)
バァバがやろうとすると嫌がって逃げます。何故???( ;∀;)
【カーペットの洗濯】
これは元々ホットカーペットのカバーでして、現在の ぬこ様用になってから一度も洗濯はしなかったようで汚れは凄かったです。
乾くのは早いですし、洗濯できる安物のカーペットなので買い替えてもよいのですが、どうせ直ぐ汚れます。
今回は取り敢えず洗濯&天日で乾燥のち再び掃除機&コロコロです。
ぬこ様も気持ちよいのか?何となく気分は良さそうです。
ただ、掃除機の音と、コロコロ清掃は嫌いなようで勝手口に避難してしまいます。(カーペットは緑色のではなく炬燵の下用のです)
ブラッシング中、ふと何か狂ったように毛糸を噛み噛み&玩具で遊ぶが加わります。
余程うれしいのか?何なのでしょう?でもこれでご機嫌です(⋈◍>◡<◍)。✧♡
最近、ぬこ様の写真が沢山撮れるようになったのもうれしいです。ただ歴代の ぬこ様たちに絨毯をだいぶ痛めつけられたようですが、ご愛敬。
長い尻尾ですよねえ。これでペチペチとカーペットを叩き、もっとやれと御下命を賜ります。
少しでも気に入らないとお叱りを受けます。これはもう修行でしかなくとことん尽くすしかないです。
ぬこ様に対して「これだけやってやったのに」「これだけ尽くしているのに」「掃除したばかりなのに」の心構えではいかんです。
「お加減は如何でしょうか?」「この辺が痒いですか?」「ここが気持ち良いでしょうか?」しかし「ぬこ様そろそろお許しを!」です。
【ところで我が家の ぬこ様は福猫?】
よく観察すると、肉球から髭まで真っ黒です。髭は反射の関係で写真では白っぽく写りますが黒色でした。
夏目漱石の夏目夫妻のエピソードでも黒猫を福猫として可愛がっていたとの話が記憶にあります。
これは再々取り上げられる話です。まあ、ネット上で軽く読み漁ってみると黒猫だけが福猫というわけではないようですが、海外では黒猫は不吉ともいうこともあるようです。
ところが日本では黒猫は縁起が良いとされ福猫の代表みたいです。
バァバも一命をとりとめ、やまぽんちゃんも幸せに暮らせているのは、福猫の御蔭でしょうか。ところが最近、黒猫の印刷ボードがカラス除けに販売されていてショックを受けました。Σ(´∀`;)
【話は変わり】
日本では、とにかく子猫や子犬が可愛がられペットショップや譲渡会でも子供から引き取られる傾向が強いようですが、大人の動物も躾が既に行き届いていたり人になついていたりなど比較的飼いやすいとも言われております。
別に子猫や子犬を飼うことを否定するわけではありませんが、家の ぬこ様も既にある程度大きくなってからのペット様です。どうせ直ぐ大きくなるしねえ。
ペット様の寿命が長くなったことを考慮すれば、高齢者も最初からある程度年齢のペット様を引き取るのも手段の一つかもしれません。
20年以上。中には30年生きるとの話もあり、そうなると老犬や老猫と最初から暮らしてみるのも良いかもしれませんね。
それからペット様を毛皮の色とかガラで決める人もいる様なのですが、それはたまたまなら良いのですが、一見不細工のように見えても飼ってみて可愛がるとそれはもう個性豊かで可愛いいものです。家の ぬこ様が黒猫だったのは偶然に過ぎません。
人間にそれぞれ個性があるようにです。それは毛皮の色やガラではないです。ペット様を飼うなら、あまりその辺はこだわらず相性が良いかを優先させペット様と暮らすと長続きすると思います。
何よりも愛情をかけ、お世話ができるかどうかでしょうか。
【懺悔】
昔、震災の現場で撮影をしていたのですが、小さい子猫が何日も御飯を食べられないまま弱っていました。
被災で身体に怪我もあり、引き取って飼おうかとも考えたのですが、当時ぬこ様を飼う余裕がなく置き去りにするしかありませんでした。
あまり良くはないのですが御飯をあげてみるとパクパクよく食べています。余程空腹だったのでしょう。それから人に飼われていたようでしてものすごく人懐こいです。
本当に連れて帰ろうかとも何度も考えたのですが、やはり出来ませんでした。
被災したのは人間だけではないのは何時の世も同じようです。
今の ぬこ様は、どんなに無茶ぶりを要求しようとも足りない何かを(=・ω・=)にゃ~♥で訴えているだけなので可能な限り対応することにしています。
また、被災地で引き取ることの出来なかった ぬこ様の分も可愛がりたいです。
今では夕食時、ブラッシングしてもらえなく拗ねているので手招きすると、にゃ~ん💛💛💛と、やってきます。
椅子に乗せて、一緒に夕食です。おやつを欲しがるようなら適量与えています。
あの、にゃ~んと鳴きながらやってくるのは、もはやワンちゃんの様。満腹なら椅子で丸くなってブラッシングしてもらえるまで辛抱強く待ってます。
ひと月以上お世話させていただいて、ようやくここまでです。でもまだ道は長いです。
バァバの分もやらなくてはならないので半端ないですが、やるしかないようです。
春、お出かけに忙しい中お読み下さり有り難うございます。
ではでは。
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