【HASSELBLAD 903SWC & Rolleiflex 4.0FW】
HASSELBLAD 903SWC写真左(通称SWC) Rolleiflex 4.0FW写真右(通称ワイドローライ)は、フィルムカメラの広角レンズ固定です。
903SWCはハッセルブラッドのレンズ一体型。まず現代のレンズと異なり歪曲収差がほとんどありません。Carl Zeiss Biogon 38mmf4.5 でしてビューファインダーを覗くと、そこから水準器、距離、絞り、シャッター速度が光学的にファインダー内に見えます。
またフィルムマガジンの交換が可能ですが、ピントは基本目測です。スナップですと、あって便利なのがポケットサイズの距離計です。
個人的には被写界深度を使いピントを気にせず使う方法が多かったです。問題はいつものピント位置で、絞りを開けたときピンボケになります。それくらいピントは固定でした。今思えばAFより楽ですね。
よく対角線画角表記があるのですが、実感として分かりにくくなります。35mmが基本なら左右水平画角が個人的にしっくりきます。903SWCも対角線では凄い広角レンズになってしまいますが、やはり水平方向でいうと24mm程度です。仕事ですとスクエアの撮影はかっちり撮るとトリミングしにくいようで、見開き1P半程度になることが多かったです。
4.0FWは二眼レフで、下のレンズがフィルム用で上のレンズはフレーミング&ピント合わせ用です。視差はピントを合わせる接近時、補正してくれます。まさかのシュナイダー50mmf4 で復活ですが、三脚使用だとフィルム交換が面倒です。
スクリーンマットは、どうしても見づらかったのでRZのに交換してしまいましたが、オリジナルは捨ててはいません。買うと高いです。最近覗いてみたら、まさかのピントが分からない!!ショック!!
#RZのスクリーンマットは6×7サイズです。自分でも可能なのですが、当時近所のガラス屋さんでスクエアにカットしてもらいました。それでもカットが完全でない場合、マットが浮いてしまったりして完全に枠にハマらないとピンボケを起こします。なおカットの際の破片は綺麗に清掃します。もっとも古いローライフレックスのは比較的ピントが合わせやすい方ではありますが、2.8FXや4.0FWは明るいのですが正直ピントの山がつかみにくいです。ジャンクでRZやRBのが入手可能なら試してみるのも良いでしょうか?枠にはまれば個人的にRZのスクリーンマットはピントが合います。
こうして見比べるとはT*コーティングが若干古く感じるのは気のせいでしょうか。4.0FWは、私の知る限り元祖ワイドアングル・ローライフレックスの復刻版です。何だかんだ言われますがHFTコーティングで逆光に強く、実際逆光に強いです。この間、SWCとの購入の差に約15年以上あります。
903SWCは、主に山岳や風景用に、4.0FWは、モノクロ詰めてスナップショット用でした。
どちらもレンズシャッターですが、ハンディで押しやすく静かなのは4.0FWです。903SWCは被写界深度が深く、山では重宝しましたがセルフタイマーはどちらもそのままではありません。
4.0FWは通常、このファインダーですと下を向いてレンズふたつの変なカメラで撮影なので、街中で撮影していても苦情を言われたことは個人的にありません。当時ストリートスナップが楽しめました。今はうるさくなりましたよね。ちょっと難しいです。
4.0FWは、あまり絞り込みが得意ではなくf8~11くらいが一番シャープでした。
二眼レフとは、そもそもミラーを跳ね上げ式に出来なく固定のため、撮影用のレンズを本格的に、フレーミングレンズを別に用意してしまったカメラなのですが、最後まで生き残った人気の二眼レフの代表でしょうか。
いずれも手持ちが可能な中判カメラです!もっとも903SWCは山では三脚使用です。夜明けや雨の日などスローシャッターは多かったです。
またどちらもストラップとフィルター、フードは特殊で、ローライのストラップは所謂カニ爪式。ハッセルブラッドは特殊なワンタッチ式。フィルターは、どちらもバヨネット式。フードも専用のものとなりますが、ローライフレックスはメタルで後期のモデルでも安くはありませんでした。
ハッセルブラッドの蛇腹フードはどうも気に入らず買いませんでした。山でもスタジオでも邪魔でした。カッコいいんですが。
SWCはマガジン交換可能なのでカラーポジ、モノクロフィルム、同時撮影がメリットではありますが、ワイドローライ含め、中判カメラでワイドレンズ固定の最大のメリットはレンズの設計に制約がほとんどなく優秀なワイドレンズを堪能できる魅力でしょうか。よって他機種のレンジファインダーも広角レンズ一体型はその傾向は強いです。マミヤ7については後程少しふれます。(最新のミラーレス一眼レンズ機のレンズが優秀なのも、一部にこの辺が関係していると思われます)
当時、ローライフレックスを最後の銀塩カメラとしてメタルキャップやプリズムファインダーを揃えれば良かったと反省しています。
既にデジタルカメラ時代でしたので、あまり遊べなかった記憶がありますが、フィルムのエマルジョンはカラーモノクロ共に良かった記憶があります。今ではスプールを紛失すると悲劇です。期限切れのフィルム捨てなきゃ良かったと思います。
903SWCは厳密なフレーミングには、方眼スクリーンマットが取り付けできます。このままでは見づらいので折り畳み式ファインダーかプリズムファインダーを取り付けます。
接近撮影やローアングルで重宝しますが、歪み無く撮影する場合にも便利です。そしてPLフィルターも▲マークで当たりをつけるのでなければ、これを使うほかありません。ビューファインダーは邪魔な場合取り外し可能ですが紛失すると悲劇です。
方眼スクリーンマットの取り外しは簡単です。
写真右側のローライフレックスは標準画角、2.8FXも。こちらはプラナーの80mmf2.8です。実用面でメタルフードを買うのがやっとでプリズムファインダー45°は買えなかったです。メタルキャップも。
このころ、仕事はデジタル、遊びでローライフレックスにモノクロフィルムでした。
なおローライフレックスは通常ウエストレベルですが、頭上で覗きハイハングルにする荒業もあります。正直覗きにくいですが。
【PENTAX67 45mmf4】
CCフィルター補正が嫌なので、学生時代購入したPENTAX67です。レンズは45mmF4 中判広角には、これでまずハマりました。さすがsmcPENTAXコーティングです。これで逆光に強いです!35換算で左右画角で24mm相当です。これで被写界深度はそこそこ深いです。
で、PENTAX67のコーティングはマミヤ7の最新コーティングが登場するまで、これは正直最強でした!!フィルター径82mmは驚かれるようですが、やまぽんちゃんはこれが基本です。ただ当時のPLフィルターは高価でした。サーキュラーPLが出たかどうかのころでしょうか?違う???
この前のASAHI PENTAX6×7シリーズのスーパータクマーは古くなると黄ばみましたが学校は買い替えてくれませんでした。面倒なら自前で揃えるしかありませんで、消耗品的なCCフィルターは安くありませんでした。まあ正直吹雪の中100mm角のフィルターは使いにくいです。
当時、雪山に1本ならこれでした。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ただ正直ワイド1本ならPENTAXは55mmF4が使いやすいです。欠点は交換レンズ含め重量があることでしょうか。ミラーショックも凄いですが、何気にシャッターショックも凄いです。状況によってはミラーアップしてもブレやすいです。三脚を選ぶカメラでもありました。
これでも、プリズムカバーは一度交換です。もうベコベコ凹みに傷だらけです。マニアには初代ASAHI PENTAX6×7が人気のようです。二代目67は「67」が刻印ではありません。
でも、私の67は二台とも無電源バルブ改造です!
\(^_^)/
当時改造費それなりにしました。欠点はレリーズ二本必要な事でしょうか。二台使用でレリーズ4本です。(;^ω^)
残念ながらというか、このプリズムはファインダー視野率90%です。100%にしたとすれば巨大なプリズムになるところでしたでしょうか。
余談ですが、6×7のワイドは、他ですとマミヤ7の43mmや50mmが登場するまで、なかなか納得できませんでした。マミヤ7で43mmを使いこなす人は多くはなく?扱いやすい50mmの要望が多かったようですが、これらは全て処分しました。
マミヤ7は、レンジファインダーで、ワイド二種と望遠二種(200mmくらいのもあった記憶が)がビューファインダーセットです。間に65mmと80mmがあります。山岳風景に軽くて便利でしたが、スナップショット派にも特にワイドは好まれました。
マミヤ7一式の予想外の出費で当時苦労した記憶がありますが、山で大活躍したことは言うまでもありません。軽量化では脱4×5です。4×5って時点で、いつの話よって感じですが。(;'∀')
通常機材、山の機材、遊びの機材。トリプルで購入ですから大変です。当然遊びの機材は減価償却しにくいです。よって仕事の現場で使用することも度々で、お前さん遊んでるのかと言われる始末。いいえ、これはお仕事です!!(;^_^A
因みにマミヤ7でセルフタイマーが登場し、山での自撮りが可能になりました。古い話なんですよ。(4×5と書いて通称「シノゴ」と呼びます)
#マミヤ7のレンジファインダーですが中望遠150mmまでポートレイトに使用可能でした。ピント合わせは比較的厳密に可能です。風景写真でも内蔵の150mm枠は比較的フレーミングしやすいです。特に65mm、80mmはポートレイトに人気でしたでしょうか?これも被写界深度が深いワイドレンズですので43mm&50mmはレンジファインダーでピント合わせなしでストリートスナップという荒業が可能でした。勿論風景写真も。まあ失敗覚悟で撮影可能なほどフィルムは比較的安かったです。
ただ後に発売された200mmだったか210mmは専用ビューファインダーがありましたが、フレーミングがどうしてもダメで処分です。ただレンズの切れは良かったです。
何故レンズシャッターのレンジファインダーでレンズ交換可能かは遮光幕があるからなんです。よって多くのレンズシャッターのカメラはレンズ一体型が多いのです。
まあ、まさかというか当然のアイディアマンです。個人的にはマミヤ7でそういった事故はなかったです。まず遮光幕を張らないとレンズは交換できない仕組みでした。
中判カメラのレンズ交換式レンジファインダーは、他にはあまり記憶がなく、レンズ一体型が多かったです。よってマミヤ7は人気だったようでモデルチェンジの7IIが登場するに至りますが、そう簡単に買い換えられませんでした。違いはレンジファインダー枠の覗きやすさ改善と確か多重露光だったでしょうか。他にカラーが変更。他は良く覚えていないのです。現在でもワイド中判カメラが好きな方には、SWC、4.0FW、マミヤ7は43mmお薦めですが修理はどうでしょうか?ほとんどのフィルムカメラはメーカー修理終了です。ジャンクで部品取をする人も少なくないのでジャンクカメラがもうずいぶん前から価格が高いです。メカニカルカメラを細々と修理している所はあるにはあるのですが、やはり部品切れが一番の問題のようです。
#すみません!名機マミヤ6、忘れていました!!こちらはマウント胴体が沈んでややペッタンコになる沈胴式でスクエアフォーマットのレンジファインダー交換レンズ3本の中判カメラだったと記憶しております。ファンの方、マミヤの関係者の方申し訳ありません。(;^ω^)
人気のマミヤ6であり胴体がボディに沈み込み、比較的コンパクトになる代わりに、レンズが犠牲になっていたとマミヤの方からお話を聞いたのも随分昔です。犠牲とは超広角レンズが設計不可能であることです。そこで広角レンズの性能を生かしきるため開発されたのがマミヤ7です。フォーマットも扱いやすい6×7に変更です。よってマミヤ7をお求めの方は是非とも43mmを使ってほしいと思います。まあ、そこは好みでしょうけど。このためマミヤ7では沈胴式を採用しなかったとの話です。他にこの時代人気のペッタンコはフジの645蛇腹タイプです。武骨なレンズガードも人気でしたが、中古でも当時値崩れしないのが蛇腹折り畳み式です。これは基本が35mmカメラの方でもここは!という時のために用意する人も大勢いました。確か基本はプラスチック系の外装で軽量。これは後に66か67で蛇腹式はフジが復刻版を作っていたはず。そもそも集合写真用の6×9が山岳用に人気だったのですが、やや大柄なんです。人気が現代のデジタルカメラより求められる精度もわずかながらゆるかったかもしれません。まあ、過去に戻るほど名機は数え切れず、ここに紹介できず申し訳なく思うカメラも多いのですがご勘弁頂ければ幸いです。
露出計なしのファインダー。標準は90mmf2.8が好きでした。軽くて近づけて、明るくて。学生時代レンズは他に90mmf2.8しか買えませんでした。(接近時露光倍数がかかります)正直105mmf2.4とは未だにご縁がありません。露出計なしモデルですが、あれは完全なる平均測光でして、正直使いにくいですがあるとかっこいいです。でも山には結局スポットメーター。スタジオなどではフラッシュメーターでしたねえ。
なお木製のグリップは初期型?で、ホットシューはありますが電子接点はありません。
視度補正レンズは、にゃんと!まさかのレンズの玉だけ売っていて、一度装着してしまうとなんだか分かりません。±0のレンズはどこか行ってしまいした。
Σ(゚д゚lll)ガーン
#木製グリップは必要???
これは山なんかでグローブをハメた状態ですとつかみどころがないカメラでもあり、また重量もそれなりにあるので、あると便利でした。後期のグリップですと電子接点もシンクロだけでしょうか?接続可能です。勢い余って予備のグリップまで購入する木製グリップ大好き人間でした。初期、中期、後期でそれぞれ木の部分が特に若干異なるでしょうか?厳密には木目、塗装が違いますが、木材も異なるようにも見えます。
まあ、正直ザックでは場所を取り、邪魔ではありますが。(;^ω^)
ハッセルブラッドはプラナーの100mmf3.5派でして、80mmf2.8持ってないって言ったら後輩にスゲー言われちゃいました。
67で90mmは、35換算で45mm程度でしょうか?ちょっと引くが好きなんですよ。ハッセルで標準付近の仕事は100mmが便利でしたね。ちょっと寄る。
今ではあまり考えられないかもしれませんが、ハッタリで仕事をする部分もあるのが昭和~平成のカメラです。レンズが優秀なのは自分でも納得なのですが実用的にはRZや各メーカーの645で十分なところもあります。
まあ、645に関しましても後程書くかもしれませんが645フィルムカメラはすべて売却です。
上下スプリング式?のフードはフィルターワークでも再度装着しやすく便利でした。
なお、角形フードは45mmはシノゴで90mmf4.5に。90mmはシノゴ210mmに。135mmマクロのはシノゴ360mmに転用してました。フードは上下で挟むスプリング式です。正直かさばり使いにくいのですが、ハレキリや雨の日は良い感じです。
ただザックで持ち運びに不便ではありました。ザックでフードがカラカラ&ぎゅうぎゅう、長年よく壊れなかったと思います。
フードはジャンクで程度の良いのを見つけると未だに買います。そんなに使わないんですけど。
カメラストラップは、自分は木製のグリップに取り付けていました。これもくるくる回る特殊な金具ですが、一般的なストラップが取り付けられます。
#純正フードでない場合でなくとも、4×5などはスクリーンマットの四隅の切り込みから覗いてみてください。アオリやフードが小型過ぎなどケラレがあれば黒くなって見えます。
【PENTAX67II 高倍率ファインダー他】
67IIのオート化されたスペックは当時圧巻でした。露出補正も測光方式も35一眼レフに近づきました!絞り優先A(分割測光、スポット測光、露出補正ダイアル)もあったはず。ズームレンズも2本出たんですよ。
ただしファインダーの見た目が小さくなってしまったことは残念ですが、明るいファインダースクリーンになりました。67では75mmf4.5を夜明け前雨の日装着すると、かなり暗いです。
75mmf2.8ALは待ち遠しかったですが、遅すぎました。PLを回すためのフードの窓は、外れてしまうと厄介で、スライド式が望ましかったです。個人的には不必要な窓です。山間部や草むらで落下すると、まず見つかりません!
高倍率ファインダー二種と100mmf4マクロです。このマクロは67初?レンズ単体で等倍撮影可能なレンズです。よく見ると等倍用追加レンズみたいのがあり、それを取り付け1:2~1:1撮影となるようです。それまでのマクロは135mmで接写リングセット3個ガチャガチャ必須でした。これが意外にザックで場所をとる。
等倍時のフードは、通常内臓されていて、これを外すと等倍レンズを装着できます。(使い方はこれで合っているはず!)なおPENTAXの高倍率ファインダーは内部に埃がたまりやすく、クリーニングは大変です。折り畳み式は視度補正レンズが入手できずピントが合いません。( ;∀;)
これらの機材は、半分以上中古で購入なので、メーカーはたまらなかったと思いますが、中判大判は当時新品では非常に高価で、おいそれとは手が出ませんでした。
デジタル時代がやってくるとこれらは更に中古市場で値崩れです。中判デジタル645Dや645Zがあるにもかかわらず、FA645ですら値崩れが凄かったです。飲みに行くならレンズ1本って感じでした。いいレンズなんだけど。
8×10プロジェクトは、4×5や中判が落ち着いてからです。これもあらかた処分してしまいました。フィルムフォルダー10枚で銀箱ひとつです。重かった~。
見てくれはともかく、当時画期的でした。67で等倍ということは、35mm等倍よりは広いのです。これは当たり前なのですが、戸惑いました。なんせ学生の頃は35mmの105mmマクロ等倍しか知らなかったもので。はずかぴー。(〃ノωノ)
#余談ですがお金がないころは、マクロは105mmと55mmを購入で、標準レンズと言われた50mmf1.4などは後回しに!となるほどでした。接写できる方が実用的でした。本当は両方必要なんですが負担は大きいです。現在の学生さんはフィルムカメラはほとんど中古品購入となるか学校の貸し出し用でしょうか。当時は高くて中々購入できなかったんですよ。
RZのように露光倍数は絞り分書いてないので、計算も少し厄介でした。露光倍数は、基本暗記です。今は忘れちゃったなあ~。TTLまで全自動だもんな~。ポラも必要ないし、なんならやり直し無料で可能。
高倍率ファインダーは、ローアングルやウエストレベルでは良いのですが、縦位置はどうするの?問題があります。これは無視して横位置に徹するしかありません。また、立ち位置のアイレベルでは基本NGです。
この突き出た写真は1:1撮影時で、内臓フードを装着してヘリコイドを伸ばした状態です。等倍でも撮影面積は35の、およそ4倍近くです。
この横位置問題は、人間の眼が左右横に広がるのだから、横位置でいいじゃんって先生もいました。よ。昔は週刊誌や新聞で基本縦位置だったもんでねえ。うるせよ、横位置しか決まらなかったのには当時通用しません。ダメ出しの意味で横位置を撮ります。
そういえば、蛇腹の接写用ベローズ、あまり使わなかったですね。レンズが等倍までいくと後は接写リングで、たいていは足ります。
物は違うのですが、PENTAXのデュプリケーター欲しかったです。あれも、まさかのお値段!今どき蛇腹折れる人も少ないとか何とか。大判カメラで古くて使い込んであるのは、一度伸ばして確認した方がいいです。穴が開きます。
#方眼マットスクリーン
67IIでは自分で購入後簡単に交換可能ですが、67ですとサービスセンターで交換だったように記憶しています。近年のデジタルカメラでは方眼がファインダー内に黒とかで表記されるものが主流のようですが、あの切り込みで67は白く、67IIは黒く細い線です。どちらかというと目障りではない方眼マットは便利でした。67の方眼は夜明け前でも見やすかったです。それほど目障りな線ではないのが、あの時代の特徴でしょうか?
よく見ると67IIは随所にプラスチックが使用されています。若干の軽量化なのか?部品の価格を抑えるためなのか?今となっては分かりません。
とにかく、元のスクリーンは何処かへ行ってしまったようですが自分の4台はすべて方眼マットです。まあ好みというか撮影に合わせてでしょうか?
#ついでに申しますと、67シリーズでミラーショックは大きいのですが、シャッターショックも猛烈でレンズも300mmを超えると1秒~1/125秒では必ずと言っていいほどブレやすいです。解決策としてはNDフィルターでスローシャッターにしてしまうか、動くものだと1/250秒以上にしてしまうです。ただ67IIはシャッターショックが若干少なかったように記憶しています。
また67IIそのもののファインダーではピント合わせが厳しいのでマグニファイヤーがあればより確実にピント合わせがしやすいのですが。
67から67IIまでのシリーズです。これもろくに使ってないのですが、折り畳み式ではなく高倍率ファインダーは視度が補正できるタイプが多いです。
これは中判カメラではないのですが、右から、F3、F4、F5の高倍率ファインダーです。顕微鏡写真や天体写真時便利でしたが天体写真のピントは大変でした。
L型ファインダー(アングルファインダー)二種とマグニファイヤーです。
倍率が可変できるDR-5は一部プラスティックですが、2012年金環日食まで使用していました。わずか2倍ですがピント合わせは便利でした。真ん中は、DR-3フルで金属のL型、右端は拡大だけするマグニファイヤーで、フレームを確認するときは跳ね上げるのですが、その時金属が目にあたるので痛かったです。
またマグニファイヤーは中学の頃からの物で、メタルキャップ紛失です。メタルの価値観も知りませんでしたし、昭和~平成初期は普通にメタルが多かったですし、値段もそれ程ではなかったのがマグニファイヤーです。
いずれも取り付けがスクリュー式で面倒でした。また接眼目当てのゴムもアイピースも外さなくてはなりません。デジタル一眼レフですと、個人的にはD850の登場を待たなくてはなりませんでした。
こうなってくると、せめてF3あたりの折り畳みファインダーがコレクションにあっても良かったでしょうか。
【問題は処分できなかった銀塩カメラ】
これらは、処分するタイミングを失ってしまいました。ほとんどは型落ちや新型機買い替えで下取りに出してしまったのですが、酒の肴に遊んでいるうち、売りそびれてしまいました。
また、当時買取価格が、馬鹿みたいに安くてとても売る気になれませんでした。最近は底を打ったようですが、それでも安いです。
銀塩カメラも、これで相当処分したのですが、デジタルカメラに移行する時期は、やはりフィルムカメラの購入は自重しなくてはならなかったでしょう。
そうです、遊び過ぎたのです。遊び人の やまぽんちゃん。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
また、やまぽんちゃんの売り払ってしまったカメラやレンズは、今中古市場に、なかなか出てきません。
買い戻すのは、難しいと見ました。
ならば、酒は飲まないのですが、お茶でもしながら遊んでいます。せめてフィルムを通してあげたいのですが、モノクロ現像を外注に出すと濃すぎるんです。素人露出だとドアンダーなのでしょうか?
これは大判の現像の乗っけ方ってくらい濃いです。またケミカルも高価になったものです。使い慣れたものは、まだあるのでしょうか?
因みに、現在保有している若干の銀塩カメラをすべて処分しても、欲しいデジタルカメラは買えません。残念無念。
それから少しバリバリなのですが、スマホで天の川がしっかり撮影されたのを見て衝撃でした。
星座が写るのは知っていたのですが、まさかここまでとは。そりゃあ写真家先生も、スマホの画像処理教室やりますよね。
それから、間違っても酒の肴にレンズやカメラと戯れてはいけません。昔大判の超大口径非球面レンズを本国送りにしてしまった過去があります。Σ(゚д゚lll)
あれ以降、お遊びは控えめにしています。また久々ハッセルブラッドなど、引っ張り出すと壊しやすいです。カメラは使いすぎても使わなくても壊れます。
最後に、ちょっと分からないのですが、3.5Fでしょうか?120と220が使えます。昔、お祝いに自分で買いましたが中古で安かったですが写りは良いです。このころ、ローライフレックスやハッセルブラッドも中古価格が下落していました。
レンズは、75mmf3.5です。レンズは当時「クセナタール」「クセノタール」???と呼んでいました。古いのちょっと分からないんですよね。
これは状態が悪かったのですがプリズムファインダーとメタルフードも購入しました。当時は懐に若干の余裕があったのですね。でも、そんなにしなかった記憶が。
ただローライフレックスに拘る人は、昔の機種に拘るようです。あの時代、あれだけの機構をあれらの部品で!と思い入れは普通ではないです。確かに2.8FXや4.0FWですと電子的な露出計は使用したくなく、電池は抜いてしまいます。それから電池の向きが逆でも簡単に壊れる露出計で、内部には+-のマークすらありません。
個人的には別売りの単体の露出計を使用することをお薦めします。古いローライフレックスですと露出計が付いているものも多いです。セレンタイプです。
【追記】
ローライフレックスのカニ爪式ストラップはレザーが切れても捨てない方が良いです。
これは金具に価値があります。純正の程度の良いのを購入する手段もありますが、自分で補修することも可能です。この場合、好きなレザーを選べます。
穴をあけ伸縮式にしないのであれば加工は比較的簡単です。ただ工具にお金が多少かかります。個人的には東急ハンズですべて道具はそろいましたが今となっては何処で買っていいものやら。因みに数百円の工具でも安物では上手く作業しにくいので、やや高額な道具を揃える仕儀となります。
多少高額でも状態の良いものを購入可能なら、そちらの方が本家本元ですのでそちらをお薦めします。なお80mmや75mmでも手持ち撮影の多いローライフレックスはストラップは取り付けた方が便利でした。最後にカタログで見たときは1万5千円程度でしたでしょうか?道具はそれを超えました。(;^ω^)
ただトイカメラなど、そもそもストラップのないカメラにも好きなストラップを取り付け可能です。やり方は多少強引ですが。
プリズムファインダーは状態が悪かったのですが安くて便利です。あまり良質な状態に拘り過ぎなくとも、ローライフレックスは入門しやすいです。要は撮影可能かが問題です。
写真は自作のストラップです。シンプルですが。(;^ω^)
大判の話は、また別にやりましょうか?カメラが大きくて撮影が厳しいですが。
中判カメラは、他にもあったのですが処分です。デジタル時代になる前に、645ブームが来たからたまったものではありません。みな二束三文です。今なら状態の良い中古カメラが手に入れやすいでしょうか?
老婆心ながらローライフレックスのパーツは例えばレンズフードなどレザーのケースが傷んでしまっても売却するときは、まとめて中古買取で資産価値がありますので廃棄しないようにしてください。メタルフードのケースもレザーだったりするので。ハッセルブラッドのフードもプラスチックですが特殊なバヨネットですので安いですが値が付きます。
【まとめ】
フォーカルプレーンシャッターで一眼レフならやはりPENTAXは強いです。645も645NIIまで発展しました。一般的な一眼レフを、そのままビッグに!です。
一般的に中判カメラはレンズシャッターが多いです。ミラーがあってもシャッターチャージとフィルム巻き上げ2アクションのマミヤRBも捨てがたいです。昔の大型ストロボで撮影ですと、モデルさんがポージングとジェネレーターのチャージにこの2アクションで間が合いタイミングよくなります。この場合レンズ交換はどのカメラでもチャージしてからがお約束です。
ハッセルブラッドなどはSWC以外、面倒な約束事が多く、壊してしまっても「壊れた」とは言わず「壊した」とカメラマンに正直者が多いカメラでした。
時代と共にプラスチック製の部品や、安価に作られたパーツは増えていきます。デジタルカメラもスマホにとって代わられ、存在感はないような感じになっていますがそんなことはありません。むしろ現在のミラーレス時代をうらやましく思います。
山に行くにも、ボディ1台にレンズ3本あれば、たいていは事足りるでしょう。
それを考えると私のころは何をしていたのか?中判レンジファインダーがサブ機かメインカメラか?どうのこうのです。個人的にはPENTAX67に秀作が多かった気はします。フットワークの軽さとレンズの優秀さに助けられたことでしょうか。
最後の中判カメラがローライフレックスとは思いませんでした。他にも書かなかったことは多々あります。そもそもSNSのためになんて所有していた証拠写真すらないのです。
また仕事カメラの中判カメラではハッセルブラッドやPENTAX645NIIに助けられました。ある時期、35カメラしか使わないようなカメラマンのジャンルにも645ブームはきました。そしてデジタルカメラ時代に突入するのです。
645一式購入していなければ中判カメラの最後の最後は語れないでしょうし、それがなければデジタルカメラへの投資はもぅすこし手軽に済んでいたでしょう。
本来4×5が通常フォーマットの世界に35mmで火をつけたのがアメリカのカメラマンだったと聞いてはいます。PKRとかありましたし。モノクロフィルムも感度6とか8とかです。私も最低はISO25です。これが写真やり初めからで、使える高感度フィルムはISO400のトライX、モノクロでした。
ただ、それでは物足りなくなるのが人間でコストパフォーマンスも考慮すると中判カメラは良いカメラです。
中判カメラではないのですが120フィルムを使用する6×17は買って後悔しています。それなりに高価だったのにほとんど使用せず売却です。しかも交換レンズまでしっかり。あれは中古カメラ屋さんにも滅多にでません。
けっこう提供しちゃってるのはありますね。現在は底値を打ったようですがそれでも、やまぽん博物館にしておけば良かったでしょうか?
皆様もお気をつけて楽しんでください。中判カメラの広角レンズに限ったことではないのですが広角レンズは想像以上に難しく楽しくもあります。頑張ってみてください。先生方にトリミングされ続けると望遠ズーム1本になってしまうような感じは随分前からしています。
誤字脱字、記載漏れが多すぎる日記となってしまいました。定期的に書き直しは部分的にあるかもしれませんがお許しください。マミヤ6忘れた事件は痛かったです。
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HASSELBLAD 903SWC写真左(通称SWC) Rolleiflex 4.0FW写真右(通称ワイドローライ)は、フィルムカメラの広角レンズ固定です。
903SWCはハッセルブラッドのレンズ一体型。まず現代のレンズと異なり歪曲収差がほとんどありません。Carl Zeiss Biogon 38mmf4.5 でしてビューファインダーを覗くと、そこから水準器、距離、絞り、シャッター速度が光学的にファインダー内に見えます。
またフィルムマガジンの交換が可能ですが、ピントは基本目測です。スナップですと、あって便利なのがポケットサイズの距離計です。
個人的には被写界深度を使いピントを気にせず使う方法が多かったです。問題はいつものピント位置で、絞りを開けたときピンボケになります。それくらいピントは固定でした。今思えばAFより楽ですね。
よく対角線画角表記があるのですが、実感として分かりにくくなります。35mmが基本なら左右水平画角が個人的にしっくりきます。903SWCも対角線では凄い広角レンズになってしまいますが、やはり水平方向でいうと24mm程度です。仕事ですとスクエアの撮影はかっちり撮るとトリミングしにくいようで、見開き1P半程度になることが多かったです。
4.0FWは二眼レフで、下のレンズがフィルム用で上のレンズはフレーミング&ピント合わせ用です。視差はピントを合わせる接近時、補正してくれます。まさかのシュナイダー50mmf4 で復活ですが、三脚使用だとフィルム交換が面倒です。
スクリーンマットは、どうしても見づらかったのでRZのに交換してしまいましたが、オリジナルは捨ててはいません。買うと高いです。最近覗いてみたら、まさかのピントが分からない!!ショック!!
#RZのスクリーンマットは6×7サイズです。自分でも可能なのですが、当時近所のガラス屋さんでスクエアにカットしてもらいました。それでもカットが完全でない場合、マットが浮いてしまったりして完全に枠にハマらないとピンボケを起こします。なおカットの際の破片は綺麗に清掃します。もっとも古いローライフレックスのは比較的ピントが合わせやすい方ではありますが、2.8FXや4.0FWは明るいのですが正直ピントの山がつかみにくいです。ジャンクでRZやRBのが入手可能なら試してみるのも良いでしょうか?枠にはまれば個人的にRZのスクリーンマットはピントが合います。
こうして見比べるとはT*コーティングが若干古く感じるのは気のせいでしょうか。4.0FWは、私の知る限り元祖ワイドアングル・ローライフレックスの復刻版です。何だかんだ言われますがHFTコーティングで逆光に強く、実際逆光に強いです。この間、SWCとの購入の差に約15年以上あります。
903SWCは、主に山岳や風景用に、4.0FWは、モノクロ詰めてスナップショット用でした。
どちらもレンズシャッターですが、ハンディで押しやすく静かなのは4.0FWです。903SWCは被写界深度が深く、山では重宝しましたがセルフタイマーはどちらもそのままではありません。
4.0FWは通常、このファインダーですと下を向いてレンズふたつの変なカメラで撮影なので、街中で撮影していても苦情を言われたことは個人的にありません。当時ストリートスナップが楽しめました。今はうるさくなりましたよね。ちょっと難しいです。
4.0FWは、あまり絞り込みが得意ではなくf8~11くらいが一番シャープでした。
二眼レフとは、そもそもミラーを跳ね上げ式に出来なく固定のため、撮影用のレンズを本格的に、フレーミングレンズを別に用意してしまったカメラなのですが、最後まで生き残った人気の二眼レフの代表でしょうか。
いずれも手持ちが可能な中判カメラです!もっとも903SWCは山では三脚使用です。夜明けや雨の日などスローシャッターは多かったです。
またどちらもストラップとフィルター、フードは特殊で、ローライのストラップは所謂カニ爪式。ハッセルブラッドは特殊なワンタッチ式。フィルターは、どちらもバヨネット式。フードも専用のものとなりますが、ローライフレックスはメタルで後期のモデルでも安くはありませんでした。
ハッセルブラッドの蛇腹フードはどうも気に入らず買いませんでした。山でもスタジオでも邪魔でした。カッコいいんですが。
SWCはマガジン交換可能なのでカラーポジ、モノクロフィルム、同時撮影がメリットではありますが、ワイドローライ含め、中判カメラでワイドレンズ固定の最大のメリットはレンズの設計に制約がほとんどなく優秀なワイドレンズを堪能できる魅力でしょうか。よって他機種のレンジファインダーも広角レンズ一体型はその傾向は強いです。マミヤ7については後程少しふれます。(最新のミラーレス一眼レンズ機のレンズが優秀なのも、一部にこの辺が関係していると思われます)
当時、ローライフレックスを最後の銀塩カメラとしてメタルキャップやプリズムファインダーを揃えれば良かったと反省しています。
既にデジタルカメラ時代でしたので、あまり遊べなかった記憶がありますが、フィルムのエマルジョンはカラーモノクロ共に良かった記憶があります。今ではスプールを紛失すると悲劇です。期限切れのフィルム捨てなきゃ良かったと思います。
903SWCは厳密なフレーミングには、方眼スクリーンマットが取り付けできます。このままでは見づらいので折り畳み式ファインダーかプリズムファインダーを取り付けます。
接近撮影やローアングルで重宝しますが、歪み無く撮影する場合にも便利です。そしてPLフィルターも▲マークで当たりをつけるのでなければ、これを使うほかありません。ビューファインダーは邪魔な場合取り外し可能ですが紛失すると悲劇です。
方眼スクリーンマットの取り外しは簡単です。
写真右側のローライフレックスは標準画角、2.8FXも。こちらはプラナーの80mmf2.8です。実用面でメタルフードを買うのがやっとでプリズムファインダー45°は買えなかったです。メタルキャップも。
このころ、仕事はデジタル、遊びでローライフレックスにモノクロフィルムでした。
なおローライフレックスは通常ウエストレベルですが、頭上で覗きハイハングルにする荒業もあります。正直覗きにくいですが。
【PENTAX67 45mmf4】
CCフィルター補正が嫌なので、学生時代購入したPENTAX67です。レンズは45mmF4 中判広角には、これでまずハマりました。さすがsmcPENTAXコーティングです。これで逆光に強いです!35換算で左右画角で24mm相当です。これで被写界深度はそこそこ深いです。
で、PENTAX67のコーティングはマミヤ7の最新コーティングが登場するまで、これは正直最強でした!!フィルター径82mmは驚かれるようですが、やまぽんちゃんはこれが基本です。ただ当時のPLフィルターは高価でした。サーキュラーPLが出たかどうかのころでしょうか?違う???
この前のASAHI PENTAX6×7シリーズのスーパータクマーは古くなると黄ばみましたが学校は買い替えてくれませんでした。面倒なら自前で揃えるしかありませんで、消耗品的なCCフィルターは安くありませんでした。まあ正直吹雪の中100mm角のフィルターは使いにくいです。
当時、雪山に1本ならこれでした。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ただ正直ワイド1本ならPENTAXは55mmF4が使いやすいです。欠点は交換レンズ含め重量があることでしょうか。ミラーショックも凄いですが、何気にシャッターショックも凄いです。状況によってはミラーアップしてもブレやすいです。三脚を選ぶカメラでもありました。
これでも、プリズムカバーは一度交換です。もうベコベコ凹みに傷だらけです。マニアには初代ASAHI PENTAX6×7が人気のようです。二代目67は「67」が刻印ではありません。
でも、私の67は二台とも無電源バルブ改造です!
\(^_^)/
当時改造費それなりにしました。欠点はレリーズ二本必要な事でしょうか。二台使用でレリーズ4本です。(;^ω^)
残念ながらというか、このプリズムはファインダー視野率90%です。100%にしたとすれば巨大なプリズムになるところでしたでしょうか。
余談ですが、6×7のワイドは、他ですとマミヤ7の43mmや50mmが登場するまで、なかなか納得できませんでした。マミヤ7で43mmを使いこなす人は多くはなく?扱いやすい50mmの要望が多かったようですが、これらは全て処分しました。
マミヤ7は、レンジファインダーで、ワイド二種と望遠二種(200mmくらいのもあった記憶が)がビューファインダーセットです。間に65mmと80mmがあります。山岳風景に軽くて便利でしたが、スナップショット派にも特にワイドは好まれました。
マミヤ7一式の予想外の出費で当時苦労した記憶がありますが、山で大活躍したことは言うまでもありません。軽量化では脱4×5です。4×5って時点で、いつの話よって感じですが。(;'∀')
通常機材、山の機材、遊びの機材。トリプルで購入ですから大変です。当然遊びの機材は減価償却しにくいです。よって仕事の現場で使用することも度々で、お前さん遊んでるのかと言われる始末。いいえ、これはお仕事です!!(;^_^A
因みにマミヤ7でセルフタイマーが登場し、山での自撮りが可能になりました。古い話なんですよ。(4×5と書いて通称「シノゴ」と呼びます)
#マミヤ7のレンジファインダーですが中望遠150mmまでポートレイトに使用可能でした。ピント合わせは比較的厳密に可能です。風景写真でも内蔵の150mm枠は比較的フレーミングしやすいです。特に65mm、80mmはポートレイトに人気でしたでしょうか?これも被写界深度が深いワイドレンズですので43mm&50mmはレンジファインダーでピント合わせなしでストリートスナップという荒業が可能でした。勿論風景写真も。まあ失敗覚悟で撮影可能なほどフィルムは比較的安かったです。
ただ後に発売された200mmだったか210mmは専用ビューファインダーがありましたが、フレーミングがどうしてもダメで処分です。ただレンズの切れは良かったです。
何故レンズシャッターのレンジファインダーでレンズ交換可能かは遮光幕があるからなんです。よって多くのレンズシャッターのカメラはレンズ一体型が多いのです。
まあ、まさかというか当然のアイディアマンです。個人的にはマミヤ7でそういった事故はなかったです。まず遮光幕を張らないとレンズは交換できない仕組みでした。
中判カメラのレンズ交換式レンジファインダーは、他にはあまり記憶がなく、レンズ一体型が多かったです。よってマミヤ7は人気だったようでモデルチェンジの7IIが登場するに至りますが、そう簡単に買い換えられませんでした。違いはレンジファインダー枠の覗きやすさ改善と確か多重露光だったでしょうか。他にカラーが変更。他は良く覚えていないのです。現在でもワイド中判カメラが好きな方には、SWC、4.0FW、マミヤ7は43mmお薦めですが修理はどうでしょうか?ほとんどのフィルムカメラはメーカー修理終了です。ジャンクで部品取をする人も少なくないのでジャンクカメラがもうずいぶん前から価格が高いです。メカニカルカメラを細々と修理している所はあるにはあるのですが、やはり部品切れが一番の問題のようです。
#すみません!名機マミヤ6、忘れていました!!こちらはマウント胴体が沈んでややペッタンコになる沈胴式でスクエアフォーマットのレンジファインダー交換レンズ3本の中判カメラだったと記憶しております。ファンの方、マミヤの関係者の方申し訳ありません。(;^ω^)
人気のマミヤ6であり胴体がボディに沈み込み、比較的コンパクトになる代わりに、レンズが犠牲になっていたとマミヤの方からお話を聞いたのも随分昔です。犠牲とは超広角レンズが設計不可能であることです。そこで広角レンズの性能を生かしきるため開発されたのがマミヤ7です。フォーマットも扱いやすい6×7に変更です。よってマミヤ7をお求めの方は是非とも43mmを使ってほしいと思います。まあ、そこは好みでしょうけど。このためマミヤ7では沈胴式を採用しなかったとの話です。他にこの時代人気のペッタンコはフジの645蛇腹タイプです。武骨なレンズガードも人気でしたが、中古でも当時値崩れしないのが蛇腹折り畳み式です。これは基本が35mmカメラの方でもここは!という時のために用意する人も大勢いました。確か基本はプラスチック系の外装で軽量。これは後に66か67で蛇腹式はフジが復刻版を作っていたはず。そもそも集合写真用の6×9が山岳用に人気だったのですが、やや大柄なんです。人気が現代のデジタルカメラより求められる精度もわずかながらゆるかったかもしれません。まあ、過去に戻るほど名機は数え切れず、ここに紹介できず申し訳なく思うカメラも多いのですがご勘弁頂ければ幸いです。
露出計なしのファインダー。標準は90mmf2.8が好きでした。軽くて近づけて、明るくて。学生時代レンズは他に90mmf2.8しか買えませんでした。(接近時露光倍数がかかります)正直105mmf2.4とは未だにご縁がありません。露出計なしモデルですが、あれは完全なる平均測光でして、正直使いにくいですがあるとかっこいいです。でも山には結局スポットメーター。スタジオなどではフラッシュメーターでしたねえ。
なお木製のグリップは初期型?で、ホットシューはありますが電子接点はありません。
視度補正レンズは、にゃんと!まさかのレンズの玉だけ売っていて、一度装着してしまうとなんだか分かりません。±0のレンズはどこか行ってしまいした。
Σ(゚д゚lll)ガーン
#木製グリップは必要???
これは山なんかでグローブをハメた状態ですとつかみどころがないカメラでもあり、また重量もそれなりにあるので、あると便利でした。後期のグリップですと電子接点もシンクロだけでしょうか?接続可能です。勢い余って予備のグリップまで購入する木製グリップ大好き人間でした。初期、中期、後期でそれぞれ木の部分が特に若干異なるでしょうか?厳密には木目、塗装が違いますが、木材も異なるようにも見えます。
まあ、正直ザックでは場所を取り、邪魔ではありますが。(;^ω^)
ハッセルブラッドはプラナーの100mmf3.5派でして、80mmf2.8持ってないって言ったら後輩にスゲー言われちゃいました。
67で90mmは、35換算で45mm程度でしょうか?ちょっと引くが好きなんですよ。ハッセルで標準付近の仕事は100mmが便利でしたね。ちょっと寄る。
今ではあまり考えられないかもしれませんが、ハッタリで仕事をする部分もあるのが昭和~平成のカメラです。レンズが優秀なのは自分でも納得なのですが実用的にはRZや各メーカーの645で十分なところもあります。
まあ、645に関しましても後程書くかもしれませんが645フィルムカメラはすべて売却です。
上下スプリング式?のフードはフィルターワークでも再度装着しやすく便利でした。
なお、角形フードは45mmはシノゴで90mmf4.5に。90mmはシノゴ210mmに。135mmマクロのはシノゴ360mmに転用してました。フードは上下で挟むスプリング式です。正直かさばり使いにくいのですが、ハレキリや雨の日は良い感じです。
ただザックで持ち運びに不便ではありました。ザックでフードがカラカラ&ぎゅうぎゅう、長年よく壊れなかったと思います。
フードはジャンクで程度の良いのを見つけると未だに買います。そんなに使わないんですけど。
カメラストラップは、自分は木製のグリップに取り付けていました。これもくるくる回る特殊な金具ですが、一般的なストラップが取り付けられます。
#純正フードでない場合でなくとも、4×5などはスクリーンマットの四隅の切り込みから覗いてみてください。アオリやフードが小型過ぎなどケラレがあれば黒くなって見えます。
【PENTAX67II 高倍率ファインダー他】
67IIのオート化されたスペックは当時圧巻でした。露出補正も測光方式も35一眼レフに近づきました!絞り優先A(分割測光、スポット測光、露出補正ダイアル)もあったはず。ズームレンズも2本出たんですよ。
ただしファインダーの見た目が小さくなってしまったことは残念ですが、明るいファインダースクリーンになりました。67では75mmf4.5を夜明け前雨の日装着すると、かなり暗いです。
75mmf2.8ALは待ち遠しかったですが、遅すぎました。PLを回すためのフードの窓は、外れてしまうと厄介で、スライド式が望ましかったです。個人的には不必要な窓です。山間部や草むらで落下すると、まず見つかりません!
高倍率ファインダー二種と100mmf4マクロです。このマクロは67初?レンズ単体で等倍撮影可能なレンズです。よく見ると等倍用追加レンズみたいのがあり、それを取り付け1:2~1:1撮影となるようです。それまでのマクロは135mmで接写リングセット3個ガチャガチャ必須でした。これが意外にザックで場所をとる。
等倍時のフードは、通常内臓されていて、これを外すと等倍レンズを装着できます。(使い方はこれで合っているはず!)なおPENTAXの高倍率ファインダーは内部に埃がたまりやすく、クリーニングは大変です。折り畳み式は視度補正レンズが入手できずピントが合いません。( ;∀;)
これらの機材は、半分以上中古で購入なので、メーカーはたまらなかったと思いますが、中判大判は当時新品では非常に高価で、おいそれとは手が出ませんでした。
デジタル時代がやってくるとこれらは更に中古市場で値崩れです。中判デジタル645Dや645Zがあるにもかかわらず、FA645ですら値崩れが凄かったです。飲みに行くならレンズ1本って感じでした。いいレンズなんだけど。
8×10プロジェクトは、4×5や中判が落ち着いてからです。これもあらかた処分してしまいました。フィルムフォルダー10枚で銀箱ひとつです。重かった~。
見てくれはともかく、当時画期的でした。67で等倍ということは、35mm等倍よりは広いのです。これは当たり前なのですが、戸惑いました。なんせ学生の頃は35mmの105mmマクロ等倍しか知らなかったもので。はずかぴー。(〃ノωノ)
#余談ですがお金がないころは、マクロは105mmと55mmを購入で、標準レンズと言われた50mmf1.4などは後回しに!となるほどでした。接写できる方が実用的でした。本当は両方必要なんですが負担は大きいです。現在の学生さんはフィルムカメラはほとんど中古品購入となるか学校の貸し出し用でしょうか。当時は高くて中々購入できなかったんですよ。
RZのように露光倍数は絞り分書いてないので、計算も少し厄介でした。露光倍数は、基本暗記です。今は忘れちゃったなあ~。TTLまで全自動だもんな~。ポラも必要ないし、なんならやり直し無料で可能。
高倍率ファインダーは、ローアングルやウエストレベルでは良いのですが、縦位置はどうするの?問題があります。これは無視して横位置に徹するしかありません。また、立ち位置のアイレベルでは基本NGです。
この突き出た写真は1:1撮影時で、内臓フードを装着してヘリコイドを伸ばした状態です。等倍でも撮影面積は35の、およそ4倍近くです。
この横位置問題は、人間の眼が左右横に広がるのだから、横位置でいいじゃんって先生もいました。よ。昔は週刊誌や新聞で基本縦位置だったもんでねえ。うるせよ、横位置しか決まらなかったのには当時通用しません。ダメ出しの意味で横位置を撮ります。
そういえば、蛇腹の接写用ベローズ、あまり使わなかったですね。レンズが等倍までいくと後は接写リングで、たいていは足ります。
物は違うのですが、PENTAXのデュプリケーター欲しかったです。あれも、まさかのお値段!今どき蛇腹折れる人も少ないとか何とか。大判カメラで古くて使い込んであるのは、一度伸ばして確認した方がいいです。穴が開きます。
#方眼マットスクリーン
67IIでは自分で購入後簡単に交換可能ですが、67ですとサービスセンターで交換だったように記憶しています。近年のデジタルカメラでは方眼がファインダー内に黒とかで表記されるものが主流のようですが、あの切り込みで67は白く、67IIは黒く細い線です。どちらかというと目障りではない方眼マットは便利でした。67の方眼は夜明け前でも見やすかったです。それほど目障りな線ではないのが、あの時代の特徴でしょうか?
よく見ると67IIは随所にプラスチックが使用されています。若干の軽量化なのか?部品の価格を抑えるためなのか?今となっては分かりません。
とにかく、元のスクリーンは何処かへ行ってしまったようですが自分の4台はすべて方眼マットです。まあ好みというか撮影に合わせてでしょうか?
#ついでに申しますと、67シリーズでミラーショックは大きいのですが、シャッターショックも猛烈でレンズも300mmを超えると1秒~1/125秒では必ずと言っていいほどブレやすいです。解決策としてはNDフィルターでスローシャッターにしてしまうか、動くものだと1/250秒以上にしてしまうです。ただ67IIはシャッターショックが若干少なかったように記憶しています。
また67IIそのもののファインダーではピント合わせが厳しいのでマグニファイヤーがあればより確実にピント合わせがしやすいのですが。
67から67IIまでのシリーズです。これもろくに使ってないのですが、折り畳み式ではなく高倍率ファインダーは視度が補正できるタイプが多いです。
これは中判カメラではないのですが、右から、F3、F4、F5の高倍率ファインダーです。顕微鏡写真や天体写真時便利でしたが天体写真のピントは大変でした。
L型ファインダー(アングルファインダー)二種とマグニファイヤーです。
倍率が可変できるDR-5は一部プラスティックですが、2012年金環日食まで使用していました。わずか2倍ですがピント合わせは便利でした。真ん中は、DR-3フルで金属のL型、右端は拡大だけするマグニファイヤーで、フレームを確認するときは跳ね上げるのですが、その時金属が目にあたるので痛かったです。
またマグニファイヤーは中学の頃からの物で、メタルキャップ紛失です。メタルの価値観も知りませんでしたし、昭和~平成初期は普通にメタルが多かったですし、値段もそれ程ではなかったのがマグニファイヤーです。
いずれも取り付けがスクリュー式で面倒でした。また接眼目当てのゴムもアイピースも外さなくてはなりません。デジタル一眼レフですと、個人的にはD850の登場を待たなくてはなりませんでした。
こうなってくると、せめてF3あたりの折り畳みファインダーがコレクションにあっても良かったでしょうか。
【問題は処分できなかった銀塩カメラ】
これらは、処分するタイミングを失ってしまいました。ほとんどは型落ちや新型機買い替えで下取りに出してしまったのですが、酒の肴に遊んでいるうち、売りそびれてしまいました。
また、当時買取価格が、馬鹿みたいに安くてとても売る気になれませんでした。最近は底を打ったようですが、それでも安いです。
銀塩カメラも、これで相当処分したのですが、デジタルカメラに移行する時期は、やはりフィルムカメラの購入は自重しなくてはならなかったでしょう。
そうです、遊び過ぎたのです。遊び人の やまぽんちゃん。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
また、やまぽんちゃんの売り払ってしまったカメラやレンズは、今中古市場に、なかなか出てきません。
買い戻すのは、難しいと見ました。
ならば、酒は飲まないのですが、お茶でもしながら遊んでいます。せめてフィルムを通してあげたいのですが、モノクロ現像を外注に出すと濃すぎるんです。素人露出だとドアンダーなのでしょうか?
これは大判の現像の乗っけ方ってくらい濃いです。またケミカルも高価になったものです。使い慣れたものは、まだあるのでしょうか?
因みに、現在保有している若干の銀塩カメラをすべて処分しても、欲しいデジタルカメラは買えません。残念無念。
それから少しバリバリなのですが、スマホで天の川がしっかり撮影されたのを見て衝撃でした。
星座が写るのは知っていたのですが、まさかここまでとは。そりゃあ写真家先生も、スマホの画像処理教室やりますよね。
それから、間違っても酒の肴にレンズやカメラと戯れてはいけません。昔大判の超大口径非球面レンズを本国送りにしてしまった過去があります。Σ(゚д゚lll)
あれ以降、お遊びは控えめにしています。また久々ハッセルブラッドなど、引っ張り出すと壊しやすいです。カメラは使いすぎても使わなくても壊れます。
最後に、ちょっと分からないのですが、3.5Fでしょうか?120と220が使えます。昔、お祝いに自分で買いましたが中古で安かったですが写りは良いです。このころ、ローライフレックスやハッセルブラッドも中古価格が下落していました。
レンズは、75mmf3.5です。レンズは当時「クセナタール」「クセノタール」???と呼んでいました。古いのちょっと分からないんですよね。
これは状態が悪かったのですがプリズムファインダーとメタルフードも購入しました。当時は懐に若干の余裕があったのですね。でも、そんなにしなかった記憶が。
ただローライフレックスに拘る人は、昔の機種に拘るようです。あの時代、あれだけの機構をあれらの部品で!と思い入れは普通ではないです。確かに2.8FXや4.0FWですと電子的な露出計は使用したくなく、電池は抜いてしまいます。それから電池の向きが逆でも簡単に壊れる露出計で、内部には+-のマークすらありません。
個人的には別売りの単体の露出計を使用することをお薦めします。古いローライフレックスですと露出計が付いているものも多いです。セレンタイプです。
【追記】
ローライフレックスのカニ爪式ストラップはレザーが切れても捨てない方が良いです。
これは金具に価値があります。純正の程度の良いのを購入する手段もありますが、自分で補修することも可能です。この場合、好きなレザーを選べます。
穴をあけ伸縮式にしないのであれば加工は比較的簡単です。ただ工具にお金が多少かかります。個人的には東急ハンズですべて道具はそろいましたが今となっては何処で買っていいものやら。因みに数百円の工具でも安物では上手く作業しにくいので、やや高額な道具を揃える仕儀となります。
多少高額でも状態の良いものを購入可能なら、そちらの方が本家本元ですのでそちらをお薦めします。なお80mmや75mmでも手持ち撮影の多いローライフレックスはストラップは取り付けた方が便利でした。最後にカタログで見たときは1万5千円程度でしたでしょうか?道具はそれを超えました。(;^ω^)
ただトイカメラなど、そもそもストラップのないカメラにも好きなストラップを取り付け可能です。やり方は多少強引ですが。
プリズムファインダーは状態が悪かったのですが安くて便利です。あまり良質な状態に拘り過ぎなくとも、ローライフレックスは入門しやすいです。要は撮影可能かが問題です。
写真は自作のストラップです。シンプルですが。(;^ω^)
大判の話は、また別にやりましょうか?カメラが大きくて撮影が厳しいですが。
中判カメラは、他にもあったのですが処分です。デジタル時代になる前に、645ブームが来たからたまったものではありません。みな二束三文です。今なら状態の良い中古カメラが手に入れやすいでしょうか?
老婆心ながらローライフレックスのパーツは例えばレンズフードなどレザーのケースが傷んでしまっても売却するときは、まとめて中古買取で資産価値がありますので廃棄しないようにしてください。メタルフードのケースもレザーだったりするので。ハッセルブラッドのフードもプラスチックですが特殊なバヨネットですので安いですが値が付きます。
【まとめ】
フォーカルプレーンシャッターで一眼レフならやはりPENTAXは強いです。645も645NIIまで発展しました。一般的な一眼レフを、そのままビッグに!です。
一般的に中判カメラはレンズシャッターが多いです。ミラーがあってもシャッターチャージとフィルム巻き上げ2アクションのマミヤRBも捨てがたいです。昔の大型ストロボで撮影ですと、モデルさんがポージングとジェネレーターのチャージにこの2アクションで間が合いタイミングよくなります。この場合レンズ交換はどのカメラでもチャージしてからがお約束です。
ハッセルブラッドなどはSWC以外、面倒な約束事が多く、壊してしまっても「壊れた」とは言わず「壊した」とカメラマンに正直者が多いカメラでした。
時代と共にプラスチック製の部品や、安価に作られたパーツは増えていきます。デジタルカメラもスマホにとって代わられ、存在感はないような感じになっていますがそんなことはありません。むしろ現在のミラーレス時代をうらやましく思います。
山に行くにも、ボディ1台にレンズ3本あれば、たいていは事足りるでしょう。
それを考えると私のころは何をしていたのか?中判レンジファインダーがサブ機かメインカメラか?どうのこうのです。個人的にはPENTAX67に秀作が多かった気はします。フットワークの軽さとレンズの優秀さに助けられたことでしょうか。
最後の中判カメラがローライフレックスとは思いませんでした。他にも書かなかったことは多々あります。そもそもSNSのためになんて所有していた証拠写真すらないのです。
また仕事カメラの中判カメラではハッセルブラッドやPENTAX645NIIに助けられました。ある時期、35カメラしか使わないようなカメラマンのジャンルにも645ブームはきました。そしてデジタルカメラ時代に突入するのです。
645一式購入していなければ中判カメラの最後の最後は語れないでしょうし、それがなければデジタルカメラへの投資はもぅすこし手軽に済んでいたでしょう。
本来4×5が通常フォーマットの世界に35mmで火をつけたのがアメリカのカメラマンだったと聞いてはいます。PKRとかありましたし。モノクロフィルムも感度6とか8とかです。私も最低はISO25です。これが写真やり初めからで、使える高感度フィルムはISO400のトライX、モノクロでした。
ただ、それでは物足りなくなるのが人間でコストパフォーマンスも考慮すると中判カメラは良いカメラです。
中判カメラではないのですが120フィルムを使用する6×17は買って後悔しています。それなりに高価だったのにほとんど使用せず売却です。しかも交換レンズまでしっかり。あれは中古カメラ屋さんにも滅多にでません。
けっこう提供しちゃってるのはありますね。現在は底値を打ったようですがそれでも、やまぽん博物館にしておけば良かったでしょうか?
皆様もお気をつけて楽しんでください。中判カメラの広角レンズに限ったことではないのですが広角レンズは想像以上に難しく楽しくもあります。頑張ってみてください。先生方にトリミングされ続けると望遠ズーム1本になってしまうような感じは随分前からしています。
誤字脱字、記載漏れが多すぎる日記となってしまいました。定期的に書き直しは部分的にあるかもしれませんがお許しください。マミヤ6忘れた事件は痛かったです。
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