私は社会人になってから、約20年間、ロックバンドをやっていました。
会社に申請して、一応部活として予算ももらっていました。
いい時代でしたね。
今じゃ考えられないです。
当時は、名古屋でも結構強かった軟式野球部や剣道部の他に、バレー部、スキー部、テニス部、茶道部、読書部など多数のクラブが存在していました。
今では一つもありません。
バンドは、主に洋楽をコピーしていました。
イーグルズが一番多かったですね。
他にはドゥービー、ビートルズ、ストーンズ、ツェッペリン、ジャクソン・ブラウン、スプリングスティーンなど様々でした。
社会人になってからバンドを始めたメンバーが多かったので、演奏のレベルは大したことはありません。
それでも、今と違ってバンド自体が珍しかったのか、ライブハウスで演奏したり、対バンでコンサートをやったり、他の企業に呼ばれたり、祭で車の上で演奏したり、いろんな思い出があります。
私は、ヴォーカルとギターをやっていました。
ギターは大学に入ってから独学でやっていたぐらいでうまくはなかったのでサイドギターです。
始めたときは、まさか40になるまでやるとは思わなかったですが、やっぱり楽しかったのでしょうね。
週1・2回、仕事が終わった後に夜10時ぐらいまで練習したのも、今となってはいい思い出です。
今でも、フッとまたバンドをやりたいなって思うときがありますが、もうメンバーは退社してるし、声もあまり出ないし、叶わぬ夢ですね。
団塊の世代で、バンドをがんばってる人がたくさんいますが、好きなことをいつまでもやるのは幸せなことだと思います。