これからぼちぼち映画の感想を書いていこうかと思っています。
とは言っても、劇場で観るのは多部未華子ちゃんがらみぐらいで、それは別ブログで書くので、ここでは日経金曜夕刊の映画評で☆4か5をとった作品で、WOWOWで観たものになります。
これが結構あって、一時期は100本近くレコーダーに溜まっていましたが、必死で消化して現在は30本ぐらいです。
ドラマの感想も別ブログで書いていて、そちらを優先するのでハイシーズンはほとんど映画は観ず、今のような時期にぼちぼちと観ています。
今日紹介するのは、知ってる方もいるかと思いますが、韓国映画の『はちどり』です。
2018年に公開され、キム・ボラ監督の長編映画デビュー作で、主演はパク・ジフ。
第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門インターナショナル審査員賞グランプリを受賞。日本では2020年6月に公開されています。
話は、両親、姉、兄と集合団地に暮らす14歳の中学生ウニが学校や友達と過ごす、たんたんとしてるけど大胆さもあり、不吉な未来も感じさせる私好みの作品です。
なんと言っても引き込まれた大きな要因は主演のパク・ジフの透明感です。
若いからピュアで清楚なのは当然なんですが、一方で芯の強さ、自分の意志を曲げないギャップに萌えます。
そんな彼女が、思春期の誰にでもある悩みを相談できる相手がいない中、塾の女子講師と出会い、自分の話に耳を傾け、適切なアドバイスをしてくれ、徐々に憧れ心を開いていく。
そんな女子講師にとてもショックな出来事が起き、ウニは現実の厳しい世界に引き戻されます。
落ち込んでる中のラストは、ウニの未来に向けてのエールともとれ、辛い中にも爽やかな風が吹くようです。
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