2022年11月22日、火曜日、晴。会の山行で猿葉山に登る。駐車場の山茶花にスズメバチが多数蜜を吸いに飛来していた。近くに巣が有るのではないかな、要注意だ。山行は何度も歩いているので詳細省略。
2022年11月23日、水曜日(祝日)、曇のち晴。山仲間と休日山行。昼前まで時々小雨模様の予報だったから、予定の多良山系の山行を武雄の御船山周回にした。小雨がパラついていたので武雄に向かう途中、改装した東彼杵道の駅と新設の嬉野道の駅を見学して行く。
10時武雄神社前の駐車場を出発。前回同様梅林側から右回りで登る。左が御船山本峰(三角点有り)、右が北峰。
駐車場の入口にある射手塚(いてづか)。
雨は上がったが雲が垂れ込めている。
梅林から急坂を登る。下が濡れているので木の根や露岩も滑り易いので慎重に足を運び、10時38分三角点と祠のある御船山本峰に着く。
徐々に雲は切れているが、天気予報では日が射すのは昼過ぎになりそうだ。
山頂から少し下ったNo10の岩場(展望所)から、武雄市街地と北峰を望む。北峰の右が武雄新幹線駅だ。
11時7分梅林への分岐に戻り、稜線を北峰に向かう。
北峰への登りの道は本峰のそれと比べると、踏み跡ははっきりせず寂しい。
それでも痩せ尾根なので、尾根を辿って11時23分山頂へ着く。落葉のこの時期でも眺望はない。また山頂の標識など何もない。
山頂から西側に下るのだが、下ると云うより、岩場混じり斜面を落ちると云った方が良いほどの急斜面だ。ルート選びも慎重にしないと滑落の危険がある。数十mの短い区間であったが本当に肝を冷やした。同行の皆様申し訳ございませんでした。北峰の踏み跡が薄い理由が分かりました。
難所を抜けて、11時41分稜線からの下りに入ると、地形図から見ての通り、ここも急傾斜だ。木の葉に隠れた木の根で滑り肘をすりむく。
15㎝ほどの猿の腰掛の先に、岩峰の根元?。
12時4分ようやく平地に出たが、右、左どっち?両方に踏み跡が。
右の茂みを分けて、20mほど進むと、柵で囲まれた公園のようなところが見える。(奥の右側から出て来た)
塚崎城跡の碑があるから城跡なのだろう。
難路を無事下りきって、安堵して眺める城跡下の銀杏の見事なことよ。
国道から眺める北峰は高くもなく手を伸ばせば届くような山だが、手強く大変苦労した。
足元には綿の花が咲いた。珍しい花を見た。
駐車場に戻る途中の文化会館の銀杏ともみじの黄葉・紅葉も見事だ。
12時42分駐車場に戻り、武雄神社にお参りしてから、帰路に就く。このころには日も射し始めて気温も春並みの暖かさ。
振返って、御船山を周回したいなら、北峰から本峰へと、北峰の難所を登りにした方がより安全でしょう。