2024年11月9日、土曜日、晴。山友さんが紅葉かヤツガシラを観に行こうとお誘い。紅葉はパッとしないから再び青螺山へ。今回は青螺山から牧ノ山へと左回りに歩くルートだ。
1人だとついぐずぐずして遅くなるが、今日は9時頃竜門ダム駐車場(登山口)に着く。先日より多く半分以上埋まっている。
9時13分出発。先日下ったルートを竜門ダム駐車場から見返峠へと逆を辿る。
滝のように流れていた所は一筋の流れだ。大雨の水はこの1週間で山から抜けたようだ。
10分強ほど登った9時26分山友さんが、沢の対岸に銀竜ノ滝の案内板と岩に不動明王と書かれているのを目ざとく見つける。近そうなので早速道草。
5分も登ることなく、銀竜ノ滝と不動明王像の所に着く。滝は5m弱、不動明王は2mと云った所か。
登山道へ9時36分戻り、10時10分見返峠へ着く。
山友さんお目当てのヤツガシラを見て、
居合わせた方が、小さな花を見つけてイブキジャコウソウと教えてくれたからパシャリ。
青螺山への急坂を登り始めるとヤマラッキョウ。
おいて行かれないよう、老体に鞭打ち後につく。
11時13分青螺御前に着く。もう汗だくだ。
11時37分青螺山山頂に着く。蒸し暑いから伊万里は霞む。
反対側は、黒髪山、英山。右中央に川棚虚空蔵山が霞む。
昼食時だが難所の岩場を下った所でとろうと、山頂から青牧峠へと下り始めると、直ぐにロープ場。
断崖絶壁の展望ポイントから、竜門ダムとこの後登り返す牧ノ山。
そして青螺山の連続する難所を通過して、
12時9分青牧峠に着く。
さらに3分ほど歩いて、竜門ダムへの分岐に12時12分着いて昼食。地形図は牧ノ山となっているが、牧山(まきやま)と呼ぶ人も多い。
昼食を済ませ12時27分牧ノ山への登り返しに着く。腹が膨れての登りは少しつらいが、青螺山への登りのような急坂でないのと、足に優しい土道が救いだ。
竜門ダムへの分岐から20分ほど登った12時46分、うっかりすると通り過ぎてしまう牧Ⅱ峰へ着く。
牧ノ山へと緩やかなアップダウンを15分ほど歩くと、
腰岳の分岐を見る。
ここから数十m先に牧ノ山の山頂が見え13時1分着く。山頂温度計は18度と暑い。
展望はあるが何処を見ているのやらさっぱり分からぬ。
一服した後、河鹿橋へといよいよ急下降の始まりだ。
山頂から10分弱下った13時13分、牧山展望台の案内を見て寄る。今年1月に歩いているのにサッパリ記憶にない。
展望台からの眺めは、西有田が眼下に広がる。
去り際に、ふと目の前を見ると山茶花の白がひときわ目を引く。
展望台から戻った後も、ひたすら下り続ける。
山友さんは通行不能の案内に心惹かれるが、不能の文字が通行止めより強烈に感じるので、諦めて登山道を素直に下る。
ここから先、少しばかり道がガレて来て分かりずらい所や滑り易い所もあり、慎重に下って来た。
牧ノ山から40分ほど下り続けて、13時53分ダム湖周回道の河鹿橋へ出た。
車道に出て周りを見る余裕が出て、少しばかり秋を感じる景色を眺めながら、駐車場へ14時5分下山。
今日も竜門ダムから牧ノ山(左)、青螺山を眺める。今日の山友さんは明日の鹿嵐山の天候ばかり気にしていた、計画者は大変。朝出発時、雨でなければGOだー!