2020年12月29日、火曜日、曇。会の火曜登山は先週登納めであったから、予てより気になっていた多良見ICの近くの四牛山に一人登る。井樋ノ尾岳や船石岳に登る際に地形図で目に付いていた山だ。近場で直ぐ登れるだろうと、検討を付けた登り口あたりに11時前に着く。地形図の示す場所から山に入ってみると登れそうな道が見つかる。車は道幅が広めの所の路肩に止める。
11時出発。ここが登り口?というような所から入る。
ここを抜ければ十分歩ける道?だ。
30mも登れば急坂の直登だ。
急坂を登ること10分弱の11時9分鳥居を見る。金比羅神社とある。と云うことは頂に神社があるのかな。またこの道よりましな参道があるのではないかな。
左手に道らしきものが?下るときに調べよう。
鳥居のあたりは若干緩やかな登りであったが、直ぐに急坂の登りになるがジグザグの道だから登りやすい。参道らしくしてあるのだろう。
鳥居から10分弱登ると金比羅神社の石塔がある頂に着く。
三角点はこの石塔の左にある。4等三角点で点名は山の名前と同じ四牛山(しぎゅうざん)だ。
四牛山のピークへは神社に向かって右手の稜線なのだが、進む先はシダに覆われている。草をかき分け進むと脚に草の種が付くので遠慮した。
左の三角点側にわずか踏み跡らしきものがあるので50mも進むと、
右下(西側)に作業道が見えるので下る。作業道は215のピークの方向に延びているので、
右上に三角点のピークを眺めながら進む。
100mも歩かないうちに作業道は下から上って来る道と合流する。
215のピークに延びる作業道を進む。
また100mも歩かないうちに三角点からの稜線と合流する。赤ペイントの矢印は恐らく四牛山のピークを示すのだろう。作業道を離れ稜線を進む。
稜線を登ること3分で四牛山(215)に11時37分着く。
東側には船石岳、松尾岳、小さく頭をのぞかせるのは飯盛山か。
さらに右に井樋ノ尾岳への稜線だ。手前の瘤の連なりは地形図でも良く分かる。
山頂を偵察して三角点のピークへ戻る。戻りの道は往路の作業道を取らずに稜線を戻ってみよう。見た限りでは稜線にシダは無かった。
往路はここから稜線を登ったのだ。右下の道が往路で歩いた作業道だ。稜線の道には赤いペイントが木や石柱に付けてある。
三角点のピークを目の前にしてシダが現れた。たった数mのシダを嫌ったばかりに稜線の道を見つけられなかったのだ。
振返れば稜線の道にはシダを抜ければ赤い印が付いている。初めての道はこんなものだ。
三角点のピークへ出て、鳥居まで下り、参道があるのではと見渡すと、下る方向に向かって右手に道らしきものがある。よく見ると黒いステップがあるのでこれを下ることにする。此方の道も急斜面をジグザグに下る。
途中から竹林に変わる。竹林の道は猪が荒しほうだいの様相だ。
鳥居から下はどちらを下っても大差ないが、参道と思われる方は車道に出る手前が放置畑となるから草が枯れると種が脚に付く。
往復1時間半弱の短時間の歩きであったが、気がかりが解消できてスッキリ。
登って下るだけなら1時間程度もあれば十分だろう。
今日の行程、
登り口(駐車)11:00-11:09鳥居-11:17三角点-11:37四牛山11:54-12:03三角点-12:09鳥居-12:20車道-12:23登り口