登山と車旅

山口の山 2019.05.23 13日目 山口県 物見ヶ岳から高羽ヶ岳縦走 長門峡

5月23日、晴。晴れてしまった。物見ヶ岳から高羽ヶ岳に縦走だ。朝はこの旅一番の冷え込みで14度以下だ。6時52分道の駅出発。



ルートは昨日下見した道の駅から国道を1.5km南下した石州街道一里塚跡から、沢を登り、物見ヶ岳、稜線を高羽ヶ岳、沢を長門峡駅に下り、道の駅に戻る約5,6時間の行程だ。



国道を1.5km歩き7時9分一里塚跡に着く。





踏切を渡り、樹林に入る。





道は右にカーブしてすぐに左手に一里塚跡の案内板を見る。



20m先で道は分岐する。昨日ここまで下見をして左に進めばよいと考え戻った。そこで左に進む。100mも行かないうちに踏み跡は消え笹薮だ。
YAMAPを見ればライン上だ。さて困った10分ほどうろつくも、踏み跡はない。



7時22分分岐に戻り、右の道を進む。すぐに沢だ。



沢を渡ると踏み跡らしきものと、古い取水パイプある。ここを登ってみよう。沢の左岸だ、ダメなら戻ればいいさ。
YAMAPは沢の右岸を登るようになっているが、沢や深い樹林の様なところは電波の受信状況から軌跡は正確には取れない。



沢の右岸に渡り返し、苔むす沢を上る。水量は少ないから安心して登れる。







7時44分、小さな滝に出る。水が澄んでいて綺麗だ。



沢から少し高みを捲いたり、右岸、左岸の渡渉を何度も繰り返し、踏み跡の分かりやすいところもあれば勘を頼りに進むようなところも度々出くわす。目印もほとんどない。









8時4分沢の遡上もここまでかという壁に出くわす。



ここまでかと思い周囲を見渡せば左は岩壁、右上5mにピンクの目印が。滑落しないように慎重に木につかまり登り、沢の上に出る。



炭焼き釜の跡がある。と云うことは昔は生活道があったはずだ。



2,3分歩くと踏み跡のしっかりした道に合流する。合流した道を少し戻ると枝が切られたりして整備されている。
これが本来の登山道なのだろう。YAMAPにはこの沢の道しか無い。



ここからは見印が多数付けられており本来の登山道に間違いない。でも落ち葉を見ると登山者は多くなさそうだ。



8時45分植林帯の急坂が始まる。



植林帯は10分ほどで終わるが急坂は傾斜を増す。



先が明るくなった、山頂か?と思いきや、高羽ヶ岳への縦走路に出たのだ。ここから山頂は直ぐだ。かまぼこ板の道標に山頂まで1分とある。



わずか下り登り返すと、



2分ほどで山頂に着く。三角点の石柱のほか山頂を示すものはない。GPSで確認すれば物見ヶ岳だ、9時6分。



周囲は草木で囲まれ展望は無いので、南側の狼岩に向かうと2,3分で道は分岐する。右尾根ルート、左狼岩1分のかまぼこ板が。





尾根ルートとは地形図から推測するに623m峰を通るルートだろうか?地形図に道は無い。
笹と草木の道を下るとすぐに、



南面に展望が開けた岩の展望所にでる。



東の方向に見えるのは高羽ヶ岳とそこに通じる稜線だろうか。展望はなさそうな縦走路だ。



左手の高いところが物見ヶ岳のピークの方向だ



9時22分物見ヶ岳に戻り、高羽ヶ岳に進む。高羽ヶ岳はここから6つ目のピークだ。
一番目のピークは先ほどの縦走路に出合った所だ。頼りない道標だが高羽ヶ岳が読み取れる。あるだけでもありがたい。



9時49分鞍部に着く。少し開けてはいるが展望は無い。



ピークを2ほど越え3つ目のピークに着く。立木にハシゴまで架けられている。



高羽ヶ岳 KUMAGE 里山 TANKENBUの標識がある。10時28分着。



高羽ヶ岳の761mのピークはこの東側にあるのでさらに足を延ばす。笹薮の道だが50mも進まないうちに大変な笹藪漕ぎとなり断念。



昼食後10時49分下山開始。下り始めはいきなりの急坂だ。この山で初めて補助ロープを見た。



数分も下るとなだらかな道となる。



谷(長門峡駅)への分岐点を見落とさないように下ると、10時58分山頂から10分も下らないうちに分岐に出合う。上級コースやや難路とある。



確かに難路である。道というよりガレ沢だ。こちらの沢も目印は少ない。渡渉を繰り返すが目印を探すのが大変だ。





こちらの沢にも炭焼き釜の跡があるから、この沢にも昔は生活道があったのだろう。



11時46分、途中上が開けたところに出る。道が無くなる。結果としてはこの草むらの先に道があるのだが。数分道を探す。



ここを抜け、道を草が覆うところを数分も下ると、



11時52分尾根ルートと谷ルートの分岐に出る。やっと迷路を抜けたようなホッとした気分になる。人気のない山なのか全く登山者に会わなかった。聞いたのは鳥のさえずりのみ。





ここからは林道の道となる。






薬師堂跡の案内を見て人里に出る。左一般道、右登山道


ここから2分歩くとJRの鉄橋を見て踏切を渡る。



さらに2分で国道に出て200mで道の駅に着く、12時15分下山。



ザックを車において、長門峡を13時までに戻ってこられるところまで歩いてみよう。



道の駅から洗心橋を渡り、





右手に長門峡を見て遊歩道を歩く。





千瀑洞口まで歩いたところで戻る。長門峡はゆっくり歩いて片道100分ほどのコースだ。



13時に道の駅に戻る。
これから先は自宅に帰るだけだ。今日は福岡の道の駅で温泉のある「おおとう桜街道」に泊まろう。

夕食はスーパーに寄り、ビール、カツオの刺身、ヒレカツ、サーモンの握りを買って、旅の打ち上げ。

翌24日は、渋滞を避けるため、5時に大任の道の駅を発ち、8時に佐賀県太良の道の駅で朝食をとり、自宅に戻る。
さて次は何処に行こうか。

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