2022年8月1日、月曜日、晴のち曇りのち雨。雨が上がったので今日は山に登ろう。上泉水から黒岩山をまずは目指す。その先は天候次第だ。
7時20分長者原を出発しようとすると、上泉水山に虹がかかっている。
牧野道に出ると後方に三俣山が見える。いい天気になりそうだ。一方で背に受ける朝日でもう汗が噴き出す。
牧野道を登るにつれ、右手後方に夢大吊橋、前方に虹のかかる涌蓋山が見えるようになる。
8時牧野道から林の道に入る。泉水山までしばらく滑り易い登りが続き、
8時10分泉水山に着き、岩の上からこれから向かう上泉水山を眺める。
馬酔木の林を抜け、
ウツギの急坂を登り終えると、
視界が広がり、出発した長者原とタデ原が眼下に広がる。
稜線の道は強風を受けて爽快だ。強風で草露は飛んでしまったようで足元は全く濡れない。
8時43分上泉水山に着く。
三俣山・星生山は雲に隠れてしまった。雲の動きを見て一喜一憂だ。
上泉水の下りから眺める黒岩山への道。一旦下り緩やかな登りだ。
9時28分黒岩山分岐に着く。山頂はもう間もなくだ。
9時33分黒岩山へ着くと、久住山の方向はすっかり雲の中だ。
牧ノ戸峠に10時ごろには着くだろうから、この先どうする?久住山に登りスガモリ越から長者原へ。雨が降ってきたら久住山に登らずに法華院から雨ヶ池越で長者原にしようなどと考えながら下る。風は強いが雨は落ちてこない。
牧ノ戸峠近くまで来ると沓掛山は見える。
10時4分牧ノ戸峠に着き、
沓掛山への急坂を登り返して、10時35分山頂に立つと、
これから久住に向かう人、早くも下山する人にポツリポツリと出会う。向かう先はガスに包まれている。
扇ヶ鼻分岐に11時15分に着くも、周りの景色はさっぱり見えない。
進む先もガスに包まれている。
11時25分ガスの中に星生山分岐を見る。
西千里ヶ浜の歩きは踏み跡とロープが無ければ、歩く方向さえままならぬ。
11時45分久住分れに着く。強風が鞍部吹き抜ける。久住山に登るかどうか迷ったが雨も無いし、暫く登ってみて強風が続くようなら引き返そう。
黄色の目印を頼りに、右からの強風を受け登る。5分ほど登ると強風は当たらなくなる。
11時59分中岳からの合流を見る。
ザレた斜面に入りケルン、黄色印、ロープを頼りに登ると、
稲星側からの稜線に出て、岩場の黄色印を辿り、12時14分久住山頂に着く。
山頂は思ったほど風は強くないが、ガスで何も見えず。
戻りも間違わないように往路を辿ると、登ってくる人が居ますね。
久住分れ鞍部の強風を避けるために中岳分岐から中岳側に下ると、途中でノリウツギの群落を見る。
12時37分久住分れに着いて、スガモリ越の道を取る。
久し振りに歩くが、大変荒れたガレ道だ。
数分下って傾斜も緩やかになり、落ち着いた道になったが、大雨による土石流の跡なのかな?
久住分れから15分ほど下ると北千里ヶ浜が見えて来た。雲の下に出たようだ。
北千里ヶ浜はケルンと柱が目印で続く。浜の中には水の流れがある。
13時6分スガモリ越分岐に着くと、いきなりザーとにわか雨に遭う。
直ぐ止むだろうと、カッパを出すのも面倒だし、雨に濡れるのも気持ちがいいので、カッパを着ずにスガモリ越への坂を登る。今日最後の登りだ。
13時14分スガモリ越に着く。
硫黄山道まで下って来ても雨は止まず、13時28分。にわか雨でなく夕立のようだ。雷が来ないのが救いだ。
硫黄山道の300mは落石の危険地帯だから立止まらぬようにと注意書きがある。その通りに大きな石がゴロリと道の真ん中に。
危険地帯を抜けて、長者原を見下ろすと下も雨のようだ。
後方の三俣山は勿論、上泉水の山並みも雨だ。
登山道は雨で滑りそうだから遠回りでも車道を下り、雨の中14時22分長者原に戻る。下山後10分もすると上泉水は青空の下。夕方にはまた雨が。忙しい空模様だ。
今日の行程、
長者原7:20-8:10泉水山-8:43上泉水山-9:33黒岩山-10:04牧ノ戸峠-10:35沓掛山-11:15扇ヶ鼻分岐-11:45久住分れ-12:14久住山-12:37久住分れ-13:06スガモリ越分岐-13:14スガモリ越-14:22長者原
泉水キャンプ場の露天風呂に行くと前回は気が付かなかったヒゴタイが駐車場の周りに沢山咲いている。まるで大小の花火のようだ。
この日の夕食は汗をかいて水分がほしいから、カップ麺と簡単に冷凍コロッケ、温野菜(切ってあるのをチンするだけ)。
19時前の日の入り時、指山だけに日が差す。