登山と車旅

多良山系 2018.10.10 大花山(赤水から)

2018年10月10日、曇。水曜登山の日です。赤水(地形図による)から大花山まで諫早大村の境界に沿って登る。



登山口は多良岳横断林道の赤水である。道路脇に車が2,3台止められそうな広い場所がある。そこが勝手に名付けた赤水登山口だ。木に白い目印がある。場所は地形図から推測して下さい。



8時50分出発。道路から10mほど登れば境界の尾根だ、道らしき踏み跡がある。尾根にはピンクテープや境界を示す杭や石杭がある。尾根の反対側は二合半からの林道だ。



数10mほど進んで左の植林に入り尾根を登る。



ここらあたりが分かりづらいがピンクテープと地形図をたよりに進むしかない。徐々に倒木の転がる急坂となる。数分も続かないので頑張って登ろう。



ここを越えれば、踏み跡もはっきりした境界道となる。



15分ほど進むと急坂がまた現れる。



10分弱急坂を登ると植林帯から抜ける。右手からの道らしきものと合流する。目の前は草木が茂っているが踏み跡は分かる。



茂みには地籍三角点がある。9時25分だ。



短い茂みをぬけると、これも勝手に名付けた「マツタケの林」になる。しっかりとした踏み跡があるし、境界杭も多数あり分かりやすい。



緩やかな登りの「マツタケの林」は三角点のある762mのピークまで続く、10時にピークに着く。



ピークから一旦東寄り(右寄り)に急斜面を下り、登り返す。



枯木で道が遮られたところに出たら右に下る道を取る、10時15分。すぐに境界杭やピンクテープを見る。直進しやすいので要注意な地点だ。





ここからは左が雑木、右は植林の道を40分ほど進む。



急坂を上り終えたら平坦な雑木林に出る。



境界道から少し離れたところに796mの地籍三角点がある。



平坦地は登山者が適当に歩くのか道らしき跡がいくつかあるが、境界杭や石積みを目印に進むのが確かだ。



この辺りの境界石柱は変わっていて、通し番号の焼物が埋め込まれている、いつの時代のものか。



平坦地を10分弱進むと、目印のテープが右手に下るので見落とさないように、11時5分。直進しやすいので要注意。





下って登り返すこと10分で目の前にロープが張られた所で、富川渓谷上部からの登山道と合流する。ロープは我々が登ってきた境界道へ迷い込まぬためのものだろう。



合流地点から平坦な稜線を数分歩いて、



大花山の山頂に着く、11時25分。



山頂で昼食をとっているときに、小雨がぱらつき始めた。帰路は二合半岳との鞍部から舗装林道を下り、橋の手前から左手の林道に入り赤水登山口まで戻るルートの声もあったが、雨なので往路を戻る。しかし雨は山頂のにわか雨で終わった。
13時25分下山。このルートには道標はないので、地形図をしっかり確認しながら登ろう。

往路を戻ったおかげで、「マツタケの林」を通過するとき、道から離れた赤松の根元を、目を凝らしてみれば、なな、なんとあるではないか。幻のマツタケが。一同辺りの松の根元を下山も忘れて、もう一心不乱にマツタケ狩り。みな両手いっぱいになったところで、幻のマツタケでした。(誰もマツタケを見つけたことはないので、どのような状態で生えているのか分かりません)
でも、マツタケの替わりに栗を拾って帰りました。これは幻ではない。




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