登山と車旅

諫早多良見 2019.04.03 井樋ノ尾岳から上座

4月3日、晴。水曜登山の日です。暖かいからと油断していたら風邪気味で体がだるい。行こうかどうか迷いながらも行く準備を進めている。ラジオ体操をしたら体のだるさが取れたので行くことにする。今日は楽なコースにしてもらおう。
ということで、今日はツワブキとミカン(ハッサク)を採ろうということで、井樋ノ尾岳から上座の尾根(諫早と長崎の境界線)を歩くことにした。最高峰は井樋ノ尾岳の410mだ。



出発は長崎側船石町の権現林道だ。林道入口に権現神社と林道の道標がある。



8時50分出発。林道入口は桜の花が満開だ。



先週登った松尾岳と船石岳も並んで見える絶好の展望ポイントだ。



林道は落石が取り除かれて整備されている。昨年レスキュー訓練に来た時には落石で道がふさがれていた。



林道入口から1.5kmほどで権現神社に9時20分着く。右に高岩権現、左に東照権現の鳥居がある。切通の壁がレスキュー訓練の場所だ。



さらに500m先まで歩くと井樋ノ尾岳の下まで来た。どこかに登り口はないかと右の林を見るとテープが下がっている。9時40分ここを登って稜線に出よう。



間伐材で荒れた斜面を5分ほど登り、稜線に出合う。



稜線を井樋ノ尾岳に登ること5分で山頂に着く。



一休みしたのち10時5分上座に向け、市境界の稜線を下る。何時の時代の境界石なのだろうか、自然石に「界」の字が刻まれている。



境界石を過ぎると稜線は痩せ尾根となり、急なアップダウンを繰り返す。







10時40分360m峰まで来ると視界が広がり、飯盛山、松尾岳、船石岳、行仙岳が見えるようになる。船石岳のマイクロウエーブのための伐採まで確認できる。





360m峰から5分も下らぬうちに、木に結びつけられた高岩権現の道標を見る。ここが権現神社への下りである。かまぼこ板ほどなので見落とさぬように。



ここからの下りは急斜面の上、落ち葉で滑りやすい。3,4分ほどトラバース気味に下ると高岩権現の祀られた岩壁をみる。



岩壁には「慶長五年建立 高岩権現」と刻まれている。



林道に下りるまでの参道斜面は荒れていて滑りやすいのでロープを張り安全を確保する。



無事林道に下りて、反対側の東照権現にもお参り。こちらは元禄16年建立とあるから、高岩権現が古い。



対の灯篭みたいなものには「俸雨請願成就記念」と刻まれている。何時の時代のことやら。



権現神社前の林道で11時15分から11時50分まで昼食をとる。林道を鉄塔の登り口まで戻り、



植林帯に入り鉄塔へ。



12時20分鉄塔下に到着。見える山は300m峰と360m峰で、わずかにピークのみ見えるのは3つ並ぶピークのいずれかであろう。



ここに何故登ったかと云えば日当たりも良くツワブキが採れるからだ。



鉄塔の先にわずか進めば三角点のある268m峰だ。



ここからさらに境界を先に下り鞍部から右手の放棄畑に出ると、周りの樹木に負けぬようにと高く伸びたミカンの木に実がたわわに生っている。これを竹ざおで落として採る。ミカンのお味はどうであったか。



本日の目的を達成して、13時下山。
風邪のせいか少し頭痛がしてきた。今夜は早めに寝よう。

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