2023年6月11日、日曜日、雲霧。会の山行で今年初めての九重山だ。雨が気になるが、梅雨前線の南下が早かったのか、雨は上がり雲も切れ始めて、牧ノ戸に向かう途中から涌蓋山が丸見え。良い天気になりそうだ。

牧ノ戸峠駐車場に9時30分到着。9時40分出発。急坂を登り9時52分東屋に着く。猟師山、涌蓋山、黒岩山とくっきり。



長者原・タデ原、三俣山と雨上がりでスッキリ。遠くに由布岳の双耳峰が雲の上に覗く。


久住山から赤川組が東屋を後にして先行。我等、扇ヶ鼻から赤川へ下る組はゆっくりと眺望を楽しむ。

沓掛山への登りで、ウツギ、ドウダン、ミヤマキリシマ。



色づいたドウダン。

由布岳の双耳峰がさらに頭を出してきた。

木段脇の温度計が14.5度を示す。登るには良い気温だ。

10時12分沓掛山へ着く。久住山組がまだ居る。沓掛山山頂を素通りしてしまって戻ってきたようだ。

山を覆う雲は無く、いい眺めだ。三俣山(左)と星生山。

星生山と扇ヶ鼻(右)

日曜日の久住山は梅雨時期でも大勢の人出なので、階段などの所は渋滞だ。



沓掛山を下れば、扇ヶ鼻分岐までは平坦な稜線歩きだ。登山道にぬかるむ所はなく歩き易い。中央後方沓掛山。

登山道脇に少しばかりミヤマキリシマが残っている。

11時1分、扇ヶ鼻分岐に着く。雲霧であっという間に山は包まれ景色は無くなり、風が当たるようになって来たので、レインウェアを着る。ここから扇ヶ鼻組は赤川に行くのだが、予定より早いので、途中きつくなったら扇ヶ鼻に戻るで、星生山へも登ろうと。

11時21分、星生山分岐。

星生山への急坂にかかった所で、久住山組を見送る。レインウェアがカラフルでいいですね。


右手に岩が見えて来た、2/3ほど登って来た。

11時50分星生山山頂へ着く。眺望無し。

久住山組を見送り、

我らは往路を扇ヶ鼻分岐へと急坂を下る。

斜面にマイヅルソウやミヤマキリシマが見られる。


12時27分分岐に戻り、扇ヶ鼻への道を登る。


所々ミヤマキリシマがまだ見られるが、全体的に茶色い木が見られるのは害虫にやられたのだろうか?

赤川分岐まで登ると、目の前に扇ヶ鼻だ。12時51分着く。

2m足らない故に17サミットに加えてもらえなかったのか。何処で測ったのか分からぬが、標柱の場所なら岩の上は1700mあるだろう。

風を避けて岩陰で昼食をとるが、冷えて来るので食べ終えたら早々に赤川へ。



下っていくと色づいたドウダンを見かける。

下草が笹の林に入ると、少しは下り易くなる。

下り始めて30分の13時40分、林から抜け出すと、

馬酔木の群落。


そして枯れ木が目立つ原になり、

14時5分再び薄暗い林へ。暗さに目が慣れるまで足元注意!

5分ほどで薄暗い林は終わり、草原と云うか笹原に出た。平坦で歩きも軽快になる。



15分ほど歩いて、14時20分高木の林に変わる。葉がまばらだから先ほどの林と違って明るい。

こんな賑やかな花をつけた木も。

高木の林を15分ほど歩いて、14時36分久住山からの道と合流。

久住山への道に架かった橋を見ようと少し行くが、結構先のようなので赤い川底を見て戻る。

合流から5分ほど下った所で赤川登山口へ14時47分着く。右の舗装道路は赤川温泉への道だ。


14時48分駐車場へ下山。下界は晴れたり曇ったり時に小雨の天気だったようだ。途中からレインウェアを着たものの雨に降られず良かった。扇ヶ鼻からの下りは思い出とは別に心地よい道であった。秋にもう一度歩いて見たい。

今日は予定より早く歩いていたので、予定変更して星生山を追加した。きつい思いをした方には申し訳ございませんでした。
今日の行程、
牧ノ戸峠9:40-10:12沓掛山-11:01扇ヶ鼻分岐-11:50星生山-12:27扇ヶ鼻分岐-12:51扇ヶ鼻(昼食)13:10-14:36合流-14:48赤川登山口駐車場
