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登山と車旅

佐賀の山 2019.06.16 牧ノ山から黒髪山縦走

6月16日、曇時々晴。会の山行で佐賀県有田町と伊万里市との境界にある牧ノ山から黒髪山までの縦走だ。



参加者19名とバスの定員だ。内4名は縦走でなく竜門駐車場から見返り峠に登り黒髪山のルートをとる。
ルートは竜門ダムの河鹿橋登山口から牧ノ山、黒髪山(天童岩)まで縦走し西光密寺に下る行程だ。YAMAPによれば5時間の行程だ、休憩入れても6時間から6時間半か。




8時半前に登山口の河鹿橋に着く。



牧ノ山まで2km、60分の道標がある。8時30分出発。橋の手前から左下の沢に下るのだが心もとない道だ。



沢沿いを進む道なら牧Ⅱ峰に向かう道となるので間違いだと考えていると、



数十mも進まぬうちに、沢から離れて左上に進む道となる。この道で間違いないだろう。




3分ほど歩くと牧山の道標に出合う。この道で間違いない。ここから先は所々にこの道標に出合うから迷うことは無い。



登山道は落ち葉と、岩の間を抜ける樹林の中のルートで、急緩混じる道だ。







8時55分、15人の大勢なので2班に分かれて登っていたが、後続班から体調不良者が出ているとのことで様子を見に行く。ペースを落としてゆっくり登ったほうが良さそうなので4名と11名に分かれ11名は先行する。小生は4名の方に入り9時5分出発。こんなことは時にあるので慌てることは無い。



急坂をジグザグに登り、左にトラバ―スするように進みロープの張られた尾根に9時50分出る。
道標には「ひたすら尾根を登る」と書いてある。本当にひたすら登るだけだ。





10時25分、30分間急坂をひたすら登り岩壁の前に出る。


左に巻くようになっている。


素直に巻くだけかと思いきや、足場も心もとない道だ。




さらに、またまた急坂です。



ここを登り上がると、展望台が待っていた。西に開けていて西有田の町並みが眼下に広がる。
右の高い山は国見山、真ん中あたりが八天岳、左が隠居(かくい)岳かな。いずれにしろ長崎と佐賀の境界の山々だ。



尾根も痩せてきたしもう頂上も近いだろう。もう急坂は無いだろう。



と思いきや、5分も進まぬうちの10時50分岩の壁が眼前に立ちはだかる。そういえば、展望台から木々の間に山頂が尖峰のように見えてたな。正体はこれか。



お疲れでしょうがこれが最後の登りです、しっかりロープを掴み頑張って登りましょう。




もう少しですよ!



山頂が見えましたよー



10時55分牧ノ山山頂に着く。頑張りましたねー!。昼食は牧Ⅱ峰でするとして休憩。



この先縦走路最高峰の青螺山を越えるのはさらにきつくなるだろうから、青牧峠(青螺と牧山の間だから青牧か分かりやすい)から竜門駐車場に下るコースをとろう。バスと先行組に電話を入れようとするもここは圏外。11時15分出発。牧ノ山山頂は三叉路なので進む方向を間違えぬよう確認。



11時30分牧Ⅱ峰に着き、昼食。展望はあるが先ほどの展望台と同じ方向だ、竜門ダムも見えない。


12時、青牧峠に下る。すぐにまた急坂のロープ場となる。落ち葉に隠れた石と木の根に注意して下る。




青牧峠に12時30分に着き10分休憩。青牧峠からの下りも、そう楽には下らせてくれない。





ガレ場で沢を渡り、沢に沿って下る道は足場が悪いので要注意だ。


30分ほどのガレ下りから左上に抜けてまともな道に。もう膝が笑います。


しばらく下り、13時35分大きな岩屋に出る。


下るうちに竜門駐車場が木々の間に確認できるようになり、13時55分キャンプ場の手前で沢を渡り無事下山。お疲れ様でした。


キャンプ場を抜け駐車場に14時5分到着。バンザーイ!また参加してください。
青牧峠からの下りは変化に富む興趣のあるコースででした。

西光密寺から再度竜門駐車場へ迎えに来てくれた運転手さんありがとうございました。

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