2021年3月14日、日曜日、晴。会の仲間と鉢巻山と吾妻岳の展望岩を巡る。8時40分に牧場の里あづまの万里の長城を出発。
牧場の里の桜はもう少しで開花です。
牛も気持ちが良いのだろう牧場の中を動き回っている。
急坂を200mほど登り、9時31分に鉢巻山の手前で、今日最初の展望岩に上る。晴れてはいるが黄砂であろうか、登ってきた方向の橘湾を眺めているが視界が利かず。
鉢巻山を経て、10時に鉢巻山東峰に着いて、すぐ北側の2つ目の展望台へ。吾妻岳と北側の鉢巻山北峰が望める。
続いて鞍部に下る頭から鉢巻山を見返る。
鞍部に下る途中から展望岩の標識に従い進む。下りは危険とあるが、手掛かりはあるから慎重に下れば問題ない。
最上部からは吾妻岳、九千部岳の眺めがいいのだが黄砂で残念だ。
日当たりのよい岩場は早くも山ツツジが狂い咲き。
展望を楽しんだのち岩場を慎重に下る。
岩場を抜けると、Oさんがいるではないか。経ヶ岳、笹岳、今日とまた会う。同じルートを歩くと云うから一緒になる。10時38分鞍部に下り、吾妻岳への登りについて10分も登らないうちに、今まで見たことのない道標が現れる。
トラバース道が従来からの道だ。合流する地点は想像がつくから新道を進もう。
滑り易いとあるが、下が磨かれてない分こちらが歩きやすい。
10分ほどの登りでくぐり岩と展望岩に出る、10時57分。
鉢巻山東峰と北峰の岩壁が望める。
尾根道を進むと、予想していた地点でトラバース道と11時11分合流する。合流地点から尾根に延びる踏み跡の前々からの疑問が解けた。
尾根道を30分ほど登り視界が広がるとしばらく歩いて11時40分、展望岩①②と吾妻観音の分岐に着く。花に興味がある人が目ざとくショウジョウバカマを見つける。
予定では目の前の吾妻観音まで歩いて昼食だが、あと1時間頑張って岩場巡りをしてしまおうとした。分岐から10分も歩くと展望岩①②の道標を見て斜面を1分も下ると展望岩に着く。
展望岩①に登りご満悦のSさん。岩と云えばこの方の右に出る人無し。全く怖がらない。
展望岩①から眺める②
展望岩②でもさらに上に登ると云うのを抑えてここで我慢させる。
足元は切れ落ち、高度感のある眺めです。鉢巻山と今登って来た尾根道が一望です。
道に戻り道標に従い先のくぐり岩と岩屋に向かう。
前回来たときは適当に下ったのだが、今回はしっかり道標がある。道や展望所、道標と云い絶えず整備が続いているのに感心します。この1年ですっかり歩きやすくなったし、楽しめる山になった。ありがとうございます。
道標から2,3分も下るとくぐり岩に12時18分着く。
くぐり岩の基部が人の背丈ほどの穴がある岩屋だ。
ここで吾輩が大変な誤解をしていたことで、皆さんにもう一つの展望岩「展望のよい岩場」を案内できなかったかたことをお詫びします。展望岩①②と「展望のよい岩場」を同じものと思い込んでいたためです。軌跡を重ねて気が付きました。展望岩②に立った時、前回と違うなと思ったにもかかわらず気付きませんでした。悲しいかなボケの始まりのなせる業です。
登り返して、山頂台地を土塁に沿って右に左に渡りながら三角点に12時45分に着く。山頂側の展望岩からは田代原が望める。
13時丁度吾妻観音に着いて昼食。お待たせしました。昼食後はトラバース道で鞍部にくだる。下りは登りの半分の30分で鞍部に14時3分着く。
鞍部からは九州自然歩道の弘法原口に下る。下り始めて数分もしないうちにロープが現れる外は歩きやすい道だ。
14時21分弘法原口で自然歩道に出て、15分も歩くと登山者に出合い、ここに大きなオガタマノキがあるよと教えられ見学。道にオガタマノキの白い花びらがあるので気付いたそうだ。大岩が重なる中に直径1mはある大木だ。Sさんは早速岩に登る。
弘法原口から林道を歩くこと30分強、下り坂から登りにかかろうかとするあたりで長城への分岐道標を15時5分見る。
途中から急坂の登りとなり、道標から10分程で万里の長城展望台下に出る。
長城展望台へ15時15分登り展望岩巡り終了。
今日の行程、
万里の長城8:40-9:31展望岩9:40-9:44鉢巻山9:49-10:00東峰・展望岩10:04-10:14展望岩10:28-10:38鞍部-10:46尾根道分岐-10:57尾根・展望岩11:02-11:11合流-11:40分岐-11:50展望岩①②12:04-12:18くぐり岩・岩屋12:24-12:45吾妻岳-13:00吾妻観音(昼食)13:30-14:03鞍部14:07-14:21弘法原口14:25-14:38オガタマノキ14:45-15:05長城分岐-15:15万里の長城展望台