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登山と車旅

九重の山 2025.01.02 九重七座と御池渡り

2025年1月2日、木曜日、快晴。山友さんのお誘いでい登った昨冬の御池渡りに魅せられて今年も。ついでに長崎七高山巡りをまねて九重七座(沓掛山・久住山・稲星山・中岳・天狗ヶ城・星生山・扇ヶ鼻) も巡る。

山友さんの快調な飛ばしでまだ暗い6時前に牧ノ戸峠駐車場に着く。満車に近い埋まり様だが登山口に近い所に留められた。雪は全くない、なので6時チェーンスパイクも着けず歩き出す。登山口の所まで行くと地面が白い。良く観ればブルーアイス状に凍っている。九重をなめるなよ!チェーンスパイクを装着。

6時38分1座目の沓掛山は暗闇の中着く。
東の空が赤く染まり始めた。
何時もは歩きずらい石道もすっかり圧雪と凍結で整地されたように歩き易い。
扇ヶ鼻の分岐を前にして稜線が赤く燃え始めた。
7時19分扇ヶ鼻の分岐に着く。ヘッドランプをしまう。
星生直登分岐の手前で日が昇ったようで、扇ヶ鼻の山腹に日が当たる。
7時54分久住分れ避難小屋あたりまで来ると、雲の文様に引かれる。
久住へと登り始めると正面に朝日が。

左手三俣山の山裾に由布岳と雲海。
8時18分久住山頂部へ出る。
8時22分2座目の久住山頂へ着く。気が付けば雲は消え青1色の空だ。風は僅かで寒くはない。
眺めは最高。星生山、
中岳・天狗ヶ城、
祖母傾山。
次は3座目の稲星山(右)へ。前回は稲星山へは登っていないが、これを登れば7座になると思つき、出発も早かったので登ることに。
ザレた下り斜面は圧雪と凍結で快調に下れる。左手に中岳・天狗ヶ城だ。間に小さく由布岳が。

8時41分神明水分岐に着いて、稲星山の登りへ。唯一この登りだけに雪が無い。そして左からの風で薄手の手袋では手がかじかんだ。

8時58分3座目稲星山に着く。
雄大な久住高原と涅槃阿蘇の眺め。
白口岳、大船山、平治岳の眺めも良い。白口岳にも登りたいが今回は諦めよう。
山頂を下って、4座目中岳へ。
中岳への登りから眺める稲星山。
中岳への登りで気がかりだったのは、この岩場の凍結であったが杞憂に終わり一安心。
無事通過して、4座目九州本土最高峰の中岳へ9時36分着く。風を避けて昼食の間も次々に登山者が登って来る。御池渡りとセットの登山だ。ソリを背負った人に訊けば御池は全面結氷と。温かいので不安であったが一安心。
九重連山の中央に位置する中岳からの眺めは最高だ。空と山の際がクッキリだ。久住山、
三俣山、
大船山、
白口岳。白口岳の急傾斜が良く分かる。

そしてこれから向かう5座目天狗ヶ城や後方に星生、扇ヶ鼻。この先御池が先か天狗ヶ城が先かと考えながら来たが、ここから眺めれば天狗ヶ城から下ったところが御池の縁だ。少しでも楽をしたいと云ったら山友さんに笑われた。先ずは天狗ヶ城へ登ろうと9時57分中岳を発つ。

天狗ヶ城への登りから見下ろす御池。
積雪もなく圧雪された道は登り易く10時7分5座目天狗ヶ城に着く。
こちらの山頂からの眺めもいいですよ。久住山、
星生崎・星生山
中岳。
下りから眺める御池と稲星山。
ザレた斜面は凍結で難なく下れ、御池の縁に10時16分着いて御池渡り。
結氷が進んで出合った所が盛り上がったのでしょうか。氷の厚さは10㎝以上なので割れないでしょう。
子供たちがこんな人形を作って楽しんでいた。タイ焼きの型のようなもので簡単に作っていた。
御池渡りを楽しんで星生山へ。久住分れへの道も、圧雪され整地されているから歩き易い。
10時43分久住分れに着いて星生崎への登りへ。
10時59分星生崎に着いて見下ろす西千里ヶ浜の道は、朝は凍っていたが、今は黒い筋となっている。融けてぬかるんでいるのだろうか。
6座目星生山へは岩稜を避けて、安全な巻道を取る。ここまでの登りで汗をかいたのでウインドブレーカーを脱ぐ。上と下(雪)から照り付ける日差しで暑い。シャツ一枚で若者は歩いている。
岩稜は避けたが星生の窓は外せない。扇ヶ鼻の景。
岩稜を抜けて星生への登りに入ると、森林限界を抜けたアルプスの稜線歩きを思わせる景色になる。お気に入りの場所だ。
11時27分岩稜の登りだ。
11時33分6座目星生山頂到着。
いまだ雲は湧かず青一色の空に、今登って来た山々の眺め。

三俣山、北千里ヶ浜、大船山の眺めもよい。
7座目扇ヶ鼻へと、山頂から尾根を下る。
12時3分扇ヶ鼻分岐に着いてピストンで山頂を目指し、12時25分7座目扇ヶ鼻へ着く。
もう下るだけなので今日登った景を眺めながらゆったりコーヒータイム。
下る途中で氷のオブジェ。
沓掛山へと扇ヶ鼻から下る。

扇ヶ鼻分岐からの道は日陰では雪は融けずに残り快調に下れる。
沓掛山の手前で、融雪で泥んこ道が数ヶ所現れたが、その後の雪道で靴の汚れは落ちた。13時25分沓掛山まで戻り朝方見られなかった景色を眺める。星生山(左)、扇ヶ鼻(右)。

中央牧ノ戸峠登山口。
沓掛山からの下りは雪は融けずにしっかり凍結。道中チェーンスパイクは外すことは無かった。
13時44分下山。雪は駐車場にも道路にも全く見られない。一方山は歩く所は圧雪が敷き詰められ、歩き易かったので思ったより快調に歩けた。天候と云い登山道と云い、最高のコンディションに恵まれて、九重七座と御池渡りが出来た。贅沢を云えば霧氷も見れたらと。山友さん早朝からの運転ありがとうございました。お陰で楽が出来ました。

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