2023年8月27日、日曜日、晴。毎日暑い日が続く、夕立も時にあるが焼け石に水で涼しくなる気配は全くない。今日も朝から暑い。今日は会の山行で猫谷川新道ルートで仏頂山・宝満山だ。沢ルートなら幾分暑さも和らぐだろう。
10時前に猫谷川新道登山口に着き10時4分出発。
出足は植林だ。
2,3分歩くと左下に沢が見える。5分ほどで沢を渡る。すぐに沢を渡るなど猫谷川新道の名にふさわしい登山道だ。
10分ほど歩いたところで、10時16分、2合目案内と大谷尾根への分岐を見る。戻りはここに下って出て来るのだ。
登山道は沢沿いを登る道となる。夏場はこういうのがいいね。
ここは登山道?と思うようなところもあるが道標はしっかりしていそうで迷いそうもない。
小さな滝が所々に見られる。11時27分、夫婦滝に着く。案内が無ければ通り過ぎる、落差1mの滝とは呼べないがものだがそこは大目に見よう。
夫婦滝から間もなく沢を離れて左上へと登る。沢沿いにテープを見ていたが、こちらのルートを歩くのかと思って付いて行く。
1分ほど登ると立止まってしまった。道を間違えたと。沢沿いを登るのだと。
沢沿いの道に戻って、
2分ほど登ると、10時35分三合目、花乱の滝に着く。優雅な流れだ。
岩の道を登り、
滝を眺め、
岩場を登り、
ひと汗かいた10時48分、参加者が担いできたスイカで喉を潤す。冷くて甘くて美味しっかったです。ご馳走様でした。
一服後、歩き始めると直ぐに沢から上がるロープ場、10時56分。
斜面の石の上にステップが作ってあるから、ロープにすがるのは最小限にしよう。
沢から上がったのかと思っていたら、まだまだ沢歩きは続く。
なんか休んでばかりのような気がするのだが。
11時11分爆音の滝。水が上に飛翔する流れだ。水量がある時は音が出るのだろう。
11時20分庭石荘(5合目)に着く。この名前の由来は???この辺りが庭園風だから?
枝沢に一筋の糸のような滝。こんなのも風情があっていいね。
庭石荘の所で道は分かれ、我々は左の安全な道を取り、沢を離れる。
安全な道を10分ほど歩いたところで休憩。今度はナシとミカンだ。今日は果物にありつけてラッキー。ナシは甘くみずみずしく、ミカンは疲れを取る。ご馳走様です。
11時45分6合目の標識を見て、
少々荒れた所を登り上がると、
11時58分、庭石荘で別れた谷筋の道と合流する。
合流してから間もなく、巨石が目立つ登りになると、
12時10分釣舟岩に着く。巨石が重なる眺めは写真に納まらぬ。
岩の窪みには石像鎮座。
釣舟岩の横を登ると、続いて巨岩が現れる。
岩の中ほどに人が立てるほどの窪み。ここまで登ってやっと山頂に近づいて来たと実感できた。
12時27分直ぐ上にあった「剣の岩」の案内でこの巨岩が剣の岩かと。ここで体調不良者が出たから2組に分かれる。山頂には行かずキャンプ場へ直行する組と、計画通り頂上へ行く組に分かれる。
計画ではここで左の道を取らなければならなかったのだが、仏頂山に行くのだからと右の道を取ってしまった。ところが怪我の功名か、金の水(12時28分)
普池の窟(12時40分)の名所を見ることが出来た。
普池の窟からは仏頂山の東側に出る道を登り、
12時51分三郡山への縦走路に出て、
12時54分仏頂山へ着く。キャンプ場で合流して食事と決めていたが、もう腹ペコなのでここでキャンプ場組に連絡を取って昼食。食事時間はキャンプ場組を待てせては悪いので15分。
縦走路の自然歩道で宝満山へと向かう。
12時26分宝満山の岩峰下に着く。
岩峰の鎖、石段を抜けて
12時30分宝満山山頂に着く。眺望よーし。
西に博多の眺め、
東に英彦山かな?
北に砥石山?と霞は無く見渡せる。雲が見えない床でもあるかのように一定の高さで留まっている。
急いでキャンプ場に下り、13時43分着く。
13時55分下山に就いて、間もなく愛敬の岩に着く。こういうことをよく考えつくね。
ここから先はひたすら、枝道が沢山ある大谷尾根の林を下るばかりだ。枝道の分岐は番号でも付けないとさっぱり何処が何処だか分からぬ。
それでも間違わずに大谷尾根を下り15時11分往路の分岐に戻って来た。
15時20分登山口に戻る。猫谷川新道の沢歩き夏向きで良かったー。そっけない大谷尾根の代りに、どんな道か知らないが東側の提谷ルートで下るのも夏はいいかなー。
今日の行程、
猫谷川新道登山口10:40-10:16分岐-10:35花乱の滝-11:20庭石荘-12:10釣舟岩-12:40普池の窟-12:54仏頂山(昼食)13:10-13:30宝満山13:37-13:43キャンプ場13:55-15:11分岐-15:20登山口