北海道の山 2018.08.19 カムイヌプリ 西別岳

道の駅「摩周温泉」は夜イルミネーションのサービスがある。温泉が付くけれども駅に温泉施設はなく足湯のみである。



8月19日、晴れ間はあるものの雲も多いい、午前中に登ってしまおう。6時50分道の駅発。登山口の摩周湖第１展望台駐車場まで10kmほどだ、途中セコマで昼食のパンを買う。
7時30分登山開始。カムイヌプリ（摩周岳）までは3時間、往復5時間20分の行程だ。登山道と言っても湖の外周の遊歩道を歩い1/4周するようなものだ。雲が広がる前にと飛ばす。



25分ほどで外周のピークに着くと、カムイヌプリ（左）の荒々しい火口壁と西別岳が見えるようになる。



登山道は樹林から笹原となり視界が広がる。



ピークから15分ほどでこのコースの摩周湖展望台に着く。
帰路の写真


ここにこのコースの概略図がありカムイヌプリと西別岳の位置取りがはっきり確認できた。



快調に飛ばして西別岳分岐に9時に着く。道標にカムイヌプリ1.6km、西別岳2.6km、登山口5.6km。
西別岳往復は2時間程度か、天気次第で西別岳にも登れるかも。



先ずは、カムイヌプリだ。あと400mの道標を見ると、切立った火口壁と



ピークが目の前に見える。もうすぐ山頂だ。



岩峰を巻くように火口縁の急坂を上り、



右手に摩周湖が見えると、あっけないくらいに山頂に出る、9時35分。山頂は人だかり。次から次へと登ってくる。



次に出迎えたのは羽蟻の様な虫の大群だ。摩周湖の名と荒々しい火口縁の岩峰ゆえの魅力か。



摩周湖とその先にオホーツク海と右奥に斜里岳が望める。



大きく口を開けた火口は韓国岳に似ている。



落ちつけぬ山頂なので、早々に下山して、西別岳に登ろう。



10時10分西別岳分岐（標高約650m）に戻る。天候はまだ持ちそうだ。西別岳へは標高差150m程度だ。ほとんど平坦と思える登山道だ。



10時45分又牛別岳（劣化激しくこう読めた）に着く。



あにはからんや、雲もなくなり青空がいっぱいだ。もう少しで西別岳だ。



10時55分西別岳山頂に着く。



大空の下、360度の展望だ。阿寒富士、雌阿寒岳、雄阿寒岳。



カムイヌプリ、摩周湖。



西別岳稜線の先にリスケ山（中央）、左奥に斜里岳、そして薄っすらと右奥に明日登る中標津の武佐岳（むさだけ）だろう。



肉眼では野付湾も見える。西別岳に今日登れてよかった（別の登山口から次に登る計画であった。摩周岳のすぐ隣とは分からなかった）。欲を言えばリスケ山も往復1時間だから登ればよかったと悔やんでいる。稜線歩きが気持ちよさそうだ。
満喫したので、青空の下、秋風が吹く中、往路を戻る。

ここの山は郷土の象徴のように思える山だ。
弟子屈（てしかが）のカムイヌプリ。



標茶の西別岳。



そして明日登る予定の中標津の武佐岳。
復路はゆっくり笹原歩きを楽しもう。



霧の摩周湖より、山登りには晴れた摩周湖が良い。






14時駐車場に着く。小生には西別小屋から西別岳、カムイヌプリの往復の方が俗化してないでよいようだ。



今日の花。









弟子屈道の駅近くの温泉「泉の湯(200円)」で汗をながす。