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登山と車旅

車旅 2022.09.09 敏音知岳 中頓別から名寄へ

2022年9月9日、金曜日、晴。秋晴れの朝だ。今日は敏音知岳(ぴんねしりだけ)に登ってから名寄へ移動だ。道の駅から歩いて登れる、8時30分出発。

登山口には三吉神社の鳥居と案内板がある。

数十段の木段を登り終わると、エゾマツの林になる。

5分ほど歩くと、トドマツの林になる。
8時45分、小さな沢を木橋で渡る。
渡ってすぐの8時47分2合目の標柱を見る。
2,3分ほど歩くと、シナノキを見るが柵で囲われているのでどんな木か分からない。
四合目まで白っぽい木肌の真直ぐに天に伸びるトドマツの植林を緩やかに登る。
美しいと感心していたら、「松の木並木」の名がついていた。

北海道の林は、スギやヒノキでなく、トドマツかエゾマツだ。トドマツの木肌は白っぽい横縞模様が入り、
エゾマツは一般の松の木肌に近い。スギやヒノキは葉ですぐ分かるが、こちらは木肌で見分けている。
トドマツの林から木々がうっそうと茂る自然林に変わると、


9時8分4合目の標柱を見る。
4合目を過ぎると、登山道は山腹を斜めに登るようになる。九十九折にかかったのだろう。ダケカンバが多くなる。

登山道脇に花も見かけるようになる。
急傾斜の斜面なのだが、九十九折で登るから緩やかな登りで楽だ。
九十九折の曲がりで9時33分6合目の標識を見る。
6合目から数分歩いた2つ目の曲がり角で一瞬視界が開けた。登山口が見下ろせる。
6合目から20分ほど歩いた所で軍艦岩を見る。梯子があるので岩の上に登ったが、木の枝で眺めは無い。岩の形が軍艦の船首に見えなくもないな。
軍艦岩を過ぎると、尾根の登りになり、南側(音威子府側)の眺めが良い。

軍艦岩から3,4分の9時57分8合目の標識を見る。
間もなく登山道脇に、トリカブト?が群生。
8合目から上も尾根を少しそれて山腹をジグザグに登るので、勾配は感じさせない。
8合目から数分で、ピークと見える所が目に入って来た。
ザレたロープ場も現れる。
ザレを登った所から眺めはすこぶる良し。
南側(音威子府側)の眺め、
西側(道の駅側)の眺め。右はパンケ山、左はペンケ山。写真中央が道の駅。
北側は中頓別市街地から浜頓別に向かう。

東は敏音知岳から延びる稜線の山。
山頂直下で土留の階段を登ると、
10時17分敏音知岳の山頂に着く。
山頂から10mほど先に三吉神社の祠。
祠の先に見える山に行けそうなのだが、笹で踏み跡が良く分からない。地元の山なら迷わず藪漕ぎで行くところだがやめた。
祠の所からは北に中頓別の市街地から浜頓別まで見渡せる。先の方はオホーツク海なのだろうが視認できない。
北西に鉄塔が並ぶ山は知駒岳だろう。
秋風に吹かれて心地よく眺める美しい景色だが、10時30分下山開始。下る方向の尾根。

4合目まで下ったところで登る時には気付かなかった「白樺の泉」。流れはチョロチョロ。

11時50分道の駅に戻り、敏音知岳を撮る。今日もまた近くで見たくはない熊に出会わず、熊の糞もなかったから居ないのかな。今日は秋空の下、心地よい山行が出来た。
下りは8合目10:42、軍艦岩10:44、6合目11:03、4合目11:21、2合目11:38、登山口11,50。
今日見た花。
なんの花だろうね。
色づきがぱっとしないアジサイ
色づかないアジサイ

赤い実が付くもの。葉はオオカメノキに似ているが
立派なキノコ、食べられるのかな。茎の部分など松茸のようだ。

ピンネシリ温泉で汗を流し名寄へ。音威子府までは昨日の道を戻り、その後は国道40号を50㎞ほど走れば名寄だ。1時間の行程だ。

車窓からの景色は今までの牧場から、牧場に田圃と畑が半々になって来た。牧畜から農業になって来たので家が目立つようになって来た。
名寄に入ると、一変して大地は黄金色だ。刈入れを待つ稲だ。時々大豆畑。
もち米の里名寄の道の駅に15時に着いて、お目当ての大福。豆大福、草大福、メロン大福を買う。19種類もあるので迷う。閉店後のために大福の自動販売機まであるのに驚き。
今日は久し振りの山行で御褒美の夕食だ。


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