2020年5月17日、晴。蒸し暑いです。5月6日に吾妻岳で出会った方が整備した吾妻町仁田から吾妻岳、鉢巻山鞍部のルートを歩いてみました。
10時30分登山口を出発。道の脇に朽ちかけた道標に吾妻岳登山口とあるのを見て、作業道に入る。
50mも登らないで道は2又に分かれる。右は鞍部から吾妻岳・鉢巻山だ。左は吾妻岳へ。ここは左の吾妻岳直登ルートをとる。ここに整備された道標があるかと思ったが見当たらない。
左のルートは分岐する作業道が何本もあるが地形図の道を歩こう。雑草もない歩きやすい道だ。
10分も歩くと忽然と目の前が明るくなる。作業道左側の植林が伐採されている。
作業道は登るに連れて、荒れて雑草が茂る。
作業道終端に近くなると真新しい目印が出てくる。この辺りから先が整備されたのだろう。初めて歩く人は、これから先も登山道が続くのだろうかと思うからね。張り出した枝も無いね。
11時16分作業道終端に着く。枯れ沢を渡り植林に入る。
植林の中に続く目印と踏み跡を頼りに5分も歩いた11時20分、以前はなかった道標がある。吾妻岳に登る尾根の取付き点だ。以前はなかったからGPSを見ながらこの辺りから適当に尾根に取付いた。
植林の尾根に入ると目印は5m以内にあり迷う心配は全くない。
目印はあるが、登山道では無い。しかしザックの幅がとれる広さのルートだ。急勾配の登り道であることに変わりはない。
登ること30分の11時52分、分岐の道標が現れる。吾妻岳としかないから何方を選んでも、先で合流するのだろうと推測する。まずは左に行ってみると土塁に出た。見覚えがあるので、分岐に戻り右へ進む。
数分も歩くと、左右からの合流地点に出た。推測通りだ。
ここから、鞍部に下る分岐に進まず、土塁に沿って吾妻岳に向かう。これが地形図にある登山道(道など無い林だ)だ。
灌木の小枝をかき分けながら進み、12時37分吾妻岳に着く。
三角点から下った登山道沿いは山ツツジが満開だ。
山頂部を散策(藪漕ぎ)してから、吾妻仁田と鉢巻鞍部の分岐に13時5分に着く。
鞍部にひたすら下る途中で、ギンリョウソウを見る。
13時35分に薄暗い鞍部に着き、吾妻仁田へ下る。
吾妻仁田への道は、以前は分かりづらかったが、ピンクのリボンが目印となり、考え込むところはなかった。
植林を10分も下ると、作業道の名残の道に出る。
車の走れる作業道に出る手前は草茫々だが勇気をもって抜けよう。
草をかき分け抜ければ、歩きやすい作業道に13時51分出た。
ここには以前は無かった道標が整備されていた。
作業道を歩いて、
朝の2又分岐に戻り、公道に下り、14時15分下山。
道標とテープ、リボンで吾妻町仁田からのルートが分かりやすくなった。整備された方に感謝です。
吾妻岳の行程、
仁田登山口10:30-11:20尾根取付-12:37吾妻岳-13:03分岐-13:35鞍部-13:45作業道出合-14:15仁田登山口